子供が片付けやすい!教科書収納のコツ
4月から新学期。小学校へ入学する子、進級する子にとって、ドキドキの新しい生活が始まります!
小学生になると、幼稚園・保育園の時に比べて、身の回りのことは親ではなく自分自身で管理していく力が求められます。
でも現実はうまくいかず、「うちの子は物の管理ができない……」そんな悩みを抱えている小学生ママさんは多いです。
我が家も小学生の息子がいますが、まぁ物の管理は苦手。特に教科書については、何故か表紙が汚れていたり、時間割りが毎日変わるたびに教科書を入れ替えるのが面倒で、全ての教科書をランドセルに入れっぱなし……!なんてこともしばしば。
今回は、「教科書の収納」に焦点を当て、きちんと自分で管理できる方法を考えてみました。
教科書収納は「小分け」が鉄則!
本や教科書を収納する時、大人だったら本棚に本を並べ、ブックエンドでおさえるだけで本が倒れることなく収納できると思います。
でも子供の場合は、間に本を入れるのも間の本を取るのも難しく、本の雪崩が起きてしまうので、細かく仕切られている方が自分でしまいやすいです。収納法の例を3つ挙げてみます。
◆ランドセルラックを使う
今はランドセルラックというものが売られています。ランドセルをラック内に収納できるほか、ちょっとした本棚もついているスグレモノです。本棚部分は細かく仕切られていて、教科書などが科目・教科などで分類してしまえるのでとても便利です。
◆ファイルボックスを使う
ラックを買わなくても、ファイルボックスを使って細かく仕切ってしまうのもおすすめです。ファイルボックスなら子供でも扱いやすいですし、見た目もスッキリです。100均でも買えるというお手軽さもいいですね。
◆ディッシュスタンドを使う
本が少ない場合や、一時的に置いておきたい場合は、100均のディッシュスタンド(お皿を置くスタンド)が便利です。ディッシュスタンドについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
教科書の表紙の汚れを防ぐブックカバー!
教科書の表紙に消しゴムのカスがつくなどの汚れが気になる場合は、ブックカバーをつけるのがおすすめです。
A4、B5サイズであれば、100均で透明のブックカバーが売られていることがあるようですが、教科書のサイズってバラバラなことが多いです。
そんなときにおすすめなのが「トレーシングペーパー」や「クリアファイル」。教科書のサイズに合わせてカットして、表紙が見えるブックカバーを作ることができます。
どちらもズレないよう、しっかり内側をテープなどで固定すると、小学生でも使いやすいでしょう。
ブックカバーを付けても良いかどうかは学校によって異なるかもしれないので、つける場合は念のため先生に確認してみてください。
プリント類の整理
教科書のほかに、小学生だと宿題やテストなどのプリントをたくさん持ち帰ってくることも多いのではないでしょうか。
プリント類も、きちんと整理しないとあっという間にグチャグチャになってしまいます。
プリント類は、お道具箱くらいの大きさの“プリント類置き場”を作って、そこに一時的に入れると良いでしょう。
教科などは関係なく、とにかく「プリント類を入れる」を徹底します。(保護者へ配布されるプリントはしまわずにお母さんまで……!)我が家は写真のように、引き出しを1段、プリント入れにしています。
そして週に1度、そのプリント類置き場の中を見直して、いらないものは捨て、取っておくものは保管用のファイルなどにファイリングします。
低学年のうちはお母さんとプリントの整理をするのも良いですね。返ってきたテストや宿題で提出したプリントを見て、自分の子供はどこが苦手なのか?などの課題が見えてくることもあります。
持って帰ってきたプリント類を毎日すぐに捨ててしまったり、全く整理せずにグチャグチャになってまとめて捨てるのではなく、しっかりと1週間を振り返ることができるので「週1整理」、おすすめです。
収納は5~7割くらいの余裕を
子供が自分ひとりで片付けやすくするためには、収納にある程度の余裕を持たせることも必要です。
本棚でも引き出しでも、あまり詰め込みすぎていると取り出した時にグチャグチャになってしまいます。
物は少ない方が管理しやすいですし、一度グチャグチャに詰め込んでしまうと、その上にどんどん詰めたり重ねたりと、ひどくなっていく気がします……。
場所に限りがあるので難しいとは思いますが、不要なものを見極めて、スッキリとした勉強机にしたいですね!きっと頭の中もスッキリすると思います。
片付けは褒めながら!
改めて言わなくても実践しているお母さんは多いと思いますが、子供のやる気を引き出すには褒めることがいちばん!
本の雪崩が起きてしまって「しまい方が汚い!」と言われるよりも「上手にしまってるね」と言われる方がやる気が出ますよね。
子供が片付けやすい環境・仕組みづくりにプラスして、どんどん褒めてあげてください。繰り返し繰り返しで大変ですが……(^^;)
子供の片付けの前に、お母さん・お父さん自身も片付けや収納が苦手、という場合もあると思いますので、「収納本」特集で紹介している、収納の本もぜひ参考にしてみてください。