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2000年前後に「週刊少年ジャンプ」で連載されていた名作


時々読みたくなる「懐かしコミック」。

今回のコラムでは、2000年前後に連載されていた「週刊少年ジャンプ(集英社)」の作品の中から、人気だった作品を紹介します。

1998年~2002年頃にジャンプを読んでいた方なら、間違いなく読んでいる作品ばかり! ぜひ懐かしさにふけってみてはいかがでしょう?

 

ライジング・インパクトが覚醒!
『ライジングインパクト』

ライジングインパクト
鈴木央(著)

ゴルフって面白い! 女子プロゴルファー・霧亜と出逢い、ゴルフの楽しさを知ったガウェインはプロゴルファーになるため上京、霧亜の家の居候に…。世界一の飛ばし屋を目指す元気少年ガウェインのゴルフ物語!!(1巻 表紙裏)

 

小学4年生のガウェインが、プロゴルファーとなりのし上がっていくサクセスストーリー。

バトルもの・王道スポ根漫画が主流だった当時のジャンプにおいて、ゴルフ漫画というのは大変珍しく、個人的には強く印象に残っています。

当時、ゴルフ経験がなかった私ですが、この漫画を読んでゴルフの面白さを知ったといっても過言ではありません。

 

この作品では、「ギフト」と呼ばれる、生まれ持った才能が鍵となります。主人公が「ライジング・インパクト(太陽の光跡)」と呼ばれる才能を覚醒させ、他のゴルファーを圧倒していく様はスカッとします。見事です。

当時、女子の間では、ランスロット、トリスタンといった美形キャラクターも人気がありましたね。癖のあるライバルたちとのギリギリの闘いには、毎度ゾクゾクさせられていました。明るく元気なガウェインをはじめ、いつ読んでも元気をもらえる作品です。

 

とにかくアツイ! サッカー漫画
『ホイッスル!』

ホイッスル!
樋口大輔(著)

サッカーの名門校武蔵森学園で3軍だった風祭将は、サッカーを続けるために桜上水中に転校する。武蔵森レギュラーと誤解され、大ハジをかいた将。夢を諦めないために、一人猛練習を開始する!!(1巻 表紙裏)

 

サッカー部でレギュラーになるために、名門校から転校してきた風祭将の成長物語。とにかく……アツい作品です!

将はまさに努力の人間。
「なりたい自分にぼくはなる」「好きなことで負けたくない」「後悔するのはいやだ」と、研究に研究を重ね、人の何倍も努力し、何があっても諦めない。
そして、周りを巻き込みながら3軍からレギュラーに、ユースに、とのし上がっていく……。

と、いわゆる王道のサッカー漫画なのですが、本書の最大の魅力は、決して「奇跡的ではない」ところだと私は思います。

146cmという小柄な身体、足も遅い、何か秀でた才能を持っているわけでもない、身体能力は決して高くない。サッカー経験者なのに下手くそ。平凡な私は、共感しまくりです。

それでも将は、さまざまなアプローチで天才たちを凌駕していきます。

自分の限界を超えていく将の姿を見て、心を奮い立たせてきた読者は多いでしょう。大人になった今読んでも、気持ちが熱くなる作品です。

 

囲碁ブームを巻き起こした名作
『ヒカルの碁』

ヒカルの碁
小畑健(著)、ほったゆみ(原作)

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。(1巻 表紙裏)

 

囲碁に出会った小学生・ヒカルが、プロ棋士を目指して突き進んでいく物語。当時、囲碁ブームを巻き起こした漫画としても広く知られている作品です。

囲碁という少年漫画らしからぬテーマ。漫画越しに伝わってくる緊迫した空気。あまりにも美しい作画。これまでのジャンプにはなかったタイプの作品でしたが、爆発的に人気作となりました。

序盤では、ヒカルの中にいる佐為が囲碁を打っていましたが、同世代の塔矢アキラと出会ったことで、囲碁に興味を持つようになったヒカル。もともと持っていたヒカルの才能が開花し勝ち進んでいく姿には、ワクワクが止まりませんでした。

また、『ヒカルの碁』といえば「いた……どこをさがしてもいなかった佐為が……こんな所にいた」というシーンは有名な一コマですよね。
久しぶりに読みましたが、やはり号泣しました……。みなさまもきっと心を動かされるはずですよ。

 

シャーマンの頂点を目指す!
『シャーマンキング』

シャーマンキング
武井宏之(著)

シャーマンて知ってる!? この世とあの世を結んで、神・精霊・死者の霊なんかと交流する事が出来る不思議な能力を持った人らしい…! 僕のクラスに来た転校生・麻倉 葉は、実はそのシャーマンだったんだ!!!(1巻 表紙裏)

 

500年に1回開催される大会「シャーマン・ファイト」の頂点「シャーマンキング」を目指す少年・葉の物語。

シャーマンとは、霊と交流できる人間のこと。精神論や思想など、哲学的な側面も強く、良い意味でジャンプらしからぬ作品でした。

「まぁ、なんとかなるって」という言葉が口癖で、焦らず自分らしく生きることをモットーに、まったりと生きている葉。バトルもののヒーローにも関わらず、こんなにゆるいキャラクターは少ないのではないでしょうか。
個人的に私は葉が好きでしたが、当時は、葉の宿敵・ハオの人気が凄かった記憶があります。

名言が多いことや、わかる人にはわかるギャグが描かれていること、臨場感あふれるバトルシーンなど、今読んでも魅力溢れる作品ですよ。

 

2000年前後に連載されていたジャンプ作品たち

同世代の方はいらっしゃったでしょうか?

名作と呼ばれる作品は、今読んでも色あせないことを改めて感じさせられます。久々に少年少女にタイムスリップしてみても良いかもしれませんね。

 

今回ご紹介したジャンプの漫画(集英社)

ライジングインパクト
鈴木央(著)

ホイッスル!
樋口大輔(著)

ヒカルの碁
小畑健(著)、ほったゆみ(原作)

シャーマンキング
武井宏之(著)

90年代ジャンプ黄金期に連載されていた懐かし漫画

 

とんでもない発行部数を記録した、90年代黄金期のジャンプで連載されていた作品を一挙ご紹介します!

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。