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「週刊少年サンデー」2000年代の懐かし漫画は全部読んだ?


『タッチ』や『名探偵コナン』など、数々の傑作漫画を生み出してきた週刊漫画雑誌、「週刊少年サンデー」。

読んでいるだけでワクワクしてしまう王道的少年漫画から、ちょっとマニアックなギャグ漫画などが載っており、毎週の発売日を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、2000年代前半に「週刊少年サンデー」で連載されていた漫画を5つピックアップしました。ちょっと昔を思い出しながらご覧ください。

 

美少女すぎる恵には、ある秘密が……。
『天使な小生意気』

『天使な小生意気』
西森博之(著)

1999年から2003年まで連載されていた作品です。
魔法で男から女に変えられてしまった高校生、天使恵(あまつか めぐみ)と周囲の人間が繰り広げる、ドタバタ学園コメディです。連載当時人気を集め、アニメ化やゲーム化もされました。

恵は天使のように美しい外見なのに、元男だけあって不良の集団を一人で倒してしまうくらいケンカの達人! かわいいのに強い恵にハートをわしづかみにされた少年も多かったのでなないでしょうか?

また本作では、恵に思いを寄せるキャラクターがバリバリのヤンキーだったり、とことん曲がったことが嫌いでまるで武士のような性格だったりと、主人公以外のキャラクターも個性が強烈です。
次はどんなキャラクターが出てくるんだろう、とワクワクしながら読める作品ですよ。

 

ボートレーサーを目指し奮闘する姿を描く!
『モンキーターン』

『モンキーターン』
河合克敏(著)

高校野球で挫折し、ひょんなことから競艇選手を目指すことになった主人公の波多野憲二が、プロの競艇選手として成功するまでを描いた漫画。1997年から2005年まで連載されていました。アニメ化もしています。

タイトルにもなっている「モンキーターン」は、競艇でボートを旋回させる時にボートの上に立ちあがって操縦するテクニックで、主人公の波多野憲二の得意技の一つ。
「モンキーターン」以外にも、「まくり」や「差し」など競艇独特の用語が作中に頻繁に登場しますが、詳しい解説も載っているので競艇になじみがない人でも読みやすく面白い漫画です。

同じ公営競技の競馬に比べると、競艇はマイナーではあります。わたしも当時は競艇のことをあまり知りませんでしたが、この漫画を読み興味を持ち、実際どんな競技なのか調べたものです。

 

改造人間になってしまった! …と、思い込む?
『かってに改蔵』

『かってに改蔵』
久米田康二(著)

本作は、思い込みの激しい主人公、勝改蔵が周囲の人間を巻き込んで大騒ぎをする一話完結型のギャグ漫画で、1999年から2004年までサンデーで連載されていました。2011年にオリジナルビデオアニメ化されています。

思い込みが激しすぎるため、自分が改造人間にされてしまったと思いこむ改蔵のキャラクターがとてもユニーク。
さらに、改蔵の幼馴染み・名取羽美が猟奇的な趣味をもっていたり、改蔵たちが所属することになった科学部の部長・彩園すずも謎ばかりで正体不明のキャラクターだったりと、作中には変人ばかりが登場します。

ギャグは下ネタ満載のものやマニアックなネタが多く、ややとっつきにくいですが、読みだすとハマってしまう不思議な魅力がある漫画です。

 

命を狙われる少年と、人形を操る女の冒険
『からくりサーカス』

『からくりサーカス』
藤田和日郎(著)

1997年から2006年まで連載されました。
遺産相続争いに巻き込まれ命を狙われている少年・才賀勝、そして勝を守るために人形を操って敵と戦うしろがね(エレオノール)を中心とする冒険を描いた作品です。

勝の命を狙う黒幕たちは、「オートマータ」と呼ばれる自動人形を使い勝に襲い掛かってきます。しかし、人形たちはただの殺りくの道具ではなくそれぞれ感情を持っており、人形たちとのバトルでは毎回ドラマが生まれます。

作者の藤田和日郎さんの画風は大胆で荒々しいタッチが特徴的ですが、人物の感情描写はとても繊細。物語の盛り上げ方も上手く、バトル漫画ですが泣けるシーンも多いので、涙もろい人はハンカチ片手に読むことをおすすめします!

 

これはもはやリアクション漫画!?
『焼きたて!! ジャぱん』

『焼きたて!! ジャぱん』
橋口たかし(著)

本作は、日本らしさが詰まった最高に美味しいパン、ジャぱんを求めてパン作りに励む少年を描いたギャググルメ漫画です。2001年から2007年まで連載され、アニメやゲームにもなり、作品とコラボしたパンも発売されました。

作品の特徴は、美味しいパンを食べた後の激しすぎるリアクション。
連載当初はパン作りに重点を置き、リアクションはやや激しく描かれる程度でした。しかし連載中盤から、美味しさのあまり怪獣に変身してしまったり、タイムスリップしてしまったりなど、何でもアリのハチャメチャな展開に。当時のサンデー読者を圧倒しました。

気分が沈み込んでしまうようなダークな展開もないので、読んでいて気軽に楽しく笑える漫画です。

 

懐かしのサンデー漫画を読んでみよう!

名作は、時が経っても色あせないものです。読んだ人にしかわからない、少年漫画特有のドキドキ、ワクワクを味わってみませんか?

「週刊少年サンデー」を読んで育った人も、なじみがなかった人も、ぜひ2000年代前半の漫画を読んでみることをおすすめします。

 

今回ご紹介した「週刊少年サンデー」(小学館)の漫画作品

天使な小生意気
西森博之(著)

モンキーターン
河合克敏(著)

かってに改蔵
久米田康二(著)

からくりサーカス
藤田和日郎(著)

焼きたて!! ジャぱん
橋口たかし(著)

 

名作揃いの小学館の漫画作品! 集めたくなります……。