90年代 懐かしのコロコロコミック作品! あなたが当時ハマった作品もあるかも!?
更新日:2017/9/20
2017年の4月に、小学館の「月刊コロコロコミック」が40周年を迎えました。おめでとうございます!
小学生が読むために作られた漫画雑誌「月刊コロコロコミック」。2018年5月現在は『妖怪ウォッチ』や『なんと! でんぢゃらすじーさん』などが連載中。今も小学生たちに愛される漫画雑誌です。
あの分厚いコロコロコミックを、おこづかいで買った人も多いはず……。
この記事では、男子はもちろん、女子もきっとハマった! 90年代懐かしのコロコロコミック作品をご紹介します。
あなたが当時読んでいた作品もあるかも?
ハイパーヨーヨーやミニ四駆も、コロコロコミックの作品で知った人も多いはず!
超熱血バトルコミック!
1.『爆球連発!! スーパービーダマン』
『爆球連発!! スーパービーダマン』
今賀俊(著)
ビーダマンバトルが好きな小学生・タマゴは、「西の殺し屋」という通り名を持つ凄腕ビーダーのガンマと意気投合。そんなとき、アラブ石油王の息子・サラーが勝負を仕掛けてくる。
「ビーダマン」とは、ビー玉を発射する玩具のこと。ミニ四駆、ハイパーヨーヨーと並び、ホビーブームの火付け役の一つとなりました。
ビー玉の威力が凄まじいです! 爆発します! 実際にはもちろん漫画のようにうまくはいかないものですが……。
とにかく熱いバトルが見ものとなっています。
それでは皆さんご一緒に「オッパイよー!」
2.『学級王ヤマザキ』
『学級王ヤマザキ』
樫本学ヴ(著)
ヤマザキ王国の王子ヤマザキは、「学級王」になるべく冠学園に転校する。ヤマザキがクラスメイトや周りの人を騒動に巻き込むドタバタコメディ。
朝に放送される子供向けバラエティ「おはスタ」でアニメ化もされた作品。アニメになった際には、原作のひどすぎる下ネタやダジャレがまろやかになったとかならなかったとか……。
太い眉毛にタラコ唇が印象的なヤマザキ。ヤマザキの使う挨拶、「オッパイよー」「パイなら」を当時使っていた方もいるのでは?
断末魔は「ギエピー!」
3.『ポケットモンスター』
『ポケットモンスター』
穴久保幸作(著)
ポケモン図鑑を完成させるため旅に出たレッド。相棒のポケモン、ピッピが起こす騒動のせいで、いつになったら図鑑は完成するのか……?
「相棒といえばピカチュウ!」ではないのがこの作品。アニメとは設定がかなり異なっており、コメディ作品になっています。
アニメで見る、愛らしいようせいポケモンのピッピはどこへやら。この漫画に登場するピッピはデブで大食い、そして人間の言葉を理解し話します。
ピカチュウはピッピの従兄弟として登場。
オレンジのTシャツに「た」!
4.『うちゅう人 田中太郎』
『うちゅう人 田中太郎』
ながとしやすなり(著)
地球にある小学校に転校してきた謎の宇宙人・田中太郎。太郎がクラスメイトのタカシや周囲の人々を巻き添えにして、さまざまな騒動を巻き起こす。
この作品も「おはスタ」でアニメ化しています。
もはやいじめのような描写、キツめの下ネタなどの内容に賛否両論はあるものの、6年間連載された作品です。1話ずつ設けられている「○○をしているキャラクターを探そう!」というクイズは、結構好きでした。
ソフトクリーム、ではない。
5.『魔動天使うんポコ』
『魔動天使うんポコ』
江川達也(著)
小学生のススムはある日、人間の願いを叶えるために人間界に降り立った天使・うんポコと出会う。ススムの願いを叶えようと奮闘するうんポコだが……?
今でもソフトクリームのような頭は忘れられません!
人の幸せのために頑張るも、思わぬ方向に進んでしまうことも多々あります。
登場キャラクターが『ドラえもん』のような設定になっており、のび太ポジションのススムは、気弱だが心優しい一面を持っています。(が、うんポコの暴走は止めない。)
火だって吐きます!
6.『ゴーゴー! ゴジラッ!! マツイくん』
『ゴーゴー! ゴジラッ!! マツイくん』
河合じゅんじ(著)
元読売巨人軍の選手、メジャーリーグでも活躍した松井秀喜さんのパロディであるマツイヒデキが主人公。相棒のクワタとともに騒動を巻き起こす。
『かっとばせ! キヨハラくん』に続くコメディ作品。とんでもない能力を持ったゴジラマツイが大暴れします!
東京カイアンツやヤグルトスパローズなど、実際にある球団をパロディしており、野球ファンじゃなくても笑ってしまうでしょう。
わたしは当時なんとなく読んでいましたが、野球ファンになった今だからこそ、もう一度読みたい作品です。
略して「デデププ」!
7.『星のカービィ デデデでプププなものがたり』
『星のカービィ デデデでプププなものがたり』
ひかわ博一(著)
惑星ポップスターにあるプププランドで、カービィやデデデ大王がさまざまな騒動を巻き起こす、時事ネタやパロディ要素も盛り込まれたコメディ作品。
あの大人気ゲーム、ピンクのまんまるの可愛いやつ、カービィが主人公の漫画です。
「キラキラの目で可愛らしい!」と騙されてはいけません。その反面、漫画のカービィは能天気で、大食いで、超わがままだったりします!
しかし連載期間は10年。「カービィといえばこの漫画!」という人も多く、たくさんの人に愛された作品です。
ギャグも下ネタもかまします!
8.『スーパーマリオくん』
『スーパーマリオくん』
沢田ユキオ(著)
主人公のマリオと弟のルイージは、ピーチ姫を助けるために、仲間たちとともに、ギャグ満載の冒険に出る。
大人気ゲーム『スーパーマリオシリーズ』を題材に作られ、1990年11月に連載が始まり、2018年現在も連載されているコロコロコミックの中で最長となる作品です。
マリオ、ルイージ、ヨッシーのおバカすぎるトリオや、ほかにもゲームでお馴染みのキャラクターがボケたりツッコんだりと、楽しむことができます。もちろん、ゲームをやったことがない人でも楽しめますよ。
必殺技がカッコいい!
9.『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』
こしたてつひろ(著)
ミニ四駆が大好きな烈(レツ)と豪(ゴー)の星馬兄弟は、土屋博士が開発したセイバーを育て、ミニ四駆レーサーたちと競い合う!
最初のミニ四駆ブームが終了してから数年たった1994年に連載が始まり、第二次ミニ四駆ブームとなりました。
とんでもない技を繰り出したり、駆け引きがあったり、読んでいて熱くなる作品です。アニメや劇場版だけでなく、ゲームやトレーディングカードにもなりました。
いやーミニ四駆! 流行りました! 「マグナムトルネード!」や「ハリケーンパワードリフト!」などと言って愛車を走らせた方もいるのでは?
みんな持ってたハイパーヨーヨー。
10.『超速スピナー』
『超速スピナー』
橋口隆志(著)
運動神経抜群の小学生・瞬一は、ヨーヨー狩りをする少年に出会い、ヨーヨーの奥深さを知る。そして瞬一は徐々にヨーヨーの才能を発揮させていく。
『最上の命医』や『焼きたて!!ジャぱん』の作者でも知られる橋口隆志さん(現・橋口たかしさん)の作品です。1998年に「おはスタ」でアニメ化しました。
ハイパーヨーヨー! こちらもまた当時の小学生や中学生に流行りました。いかに凄い技ができるかを競い合う大人もたくさんいましたよね。懐かしい……。
吉本興業のあんな人から、こんな人まで!
11.『ヨシモトムチッ子物語』
『ヨシモトムチッ子物語』
樫本学ヴ(著)
吉本興業の創業85周年を記念して製作された作品。吉本のお笑い芸人たちが虫となった「ムチッ子」が大活躍!
『学級王ヤマザキ』と同じ樫本学ヴさんの作品。「おはスタ」でアニメ化され、当時はよく見ていました……!
山田花子さんがテントウムシになっていたり、ナインティナインのお二人は岡村さんがハエ、矢部さんがアメンボになっていたり。そしてこれが結構似ているんです。
漫画では、オカムラバエが主人公となっています。
大人になった今だからこそ、読んでみては?
読んだことのある漫画はありましたか? こうしてみると、「おはスタ」によってアニメ化したものが多いですね。
子供のときに読んでいた人は、今読んでみると全然違った見方もできるかもしれません。コメディ作品が多いので、気楽な気持ちで読むことができますよ~!
在庫も少ないので、見つけた時が買い時です!
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