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『こち亀』コミック節目の発売年と共に当時の流行を振り返る


kochikame-ryuukou

国民的長寿コミック『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、2016年に連載終了を迎えました。

単行本にすると全200巻! 40年間一度も休載することもありませんでした。本当に、ただただすごい。

 

ところで、「こち亀」は「たまごっち」や「ボーカロイド」など、時代ごとの流行を取り入れることでも有名な作品です。

そこで今回は、「こち亀」の節目となる巻の発売年に、どんな漫画や音楽、映画が流行っていたのか調べてみました!

 

記念すべき「こち亀」1巻! 昭和52(1977)年7月

kochikame-ryuukou1977

昭和52年といえば、元プロ野球選手の王貞治さんが本塁打数の世界新記録756号を達成した年。また、年末の12月25日には、喜劇王として知られるチャールズ・チャップリンが亡くなりました。

お笑いバラエティ番組『ドリフ大爆笑』が放送開始した年でもあります。

こち亀が連載されていた「週刊少年ジャンプ」では『ドーベルマン刑事』『リングにかけろ』『東大一直線』などが連載されていました。

書籍のベストセラー

・新田次郎『八甲田山死の彷徨』
・丸谷才一『文章読本』

コミック ※連載開始

・松本零士『銀河鉄道999』
・庄司陽子『生徒諸君!』

音楽

・ピンク・レディー『ペッパー警部』
・沢田研二『勝手にしやがれ』
・狩人『あずさ2号』

映画

・『ロッキー』
・『未知との遭遇』
・『八甲田山』
・『幸福の黄色いハンカチ』

 

時代を感じるラインナップですが、今も色あせていない名作揃い。続編などで新たなファンを獲得している作品もあります。

40~50代の方は、子供の頃にお気に入りだった作品があるのではないでしょうか?

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』1巻

 

「こち亀」50巻 昭和63(1988)年2月

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さあ時代は下って「こち亀」は昭和63年に節目の50巻に到達します。この時点ですでに10周年を突破。ソ連でペレストロイカが開始されたり、イラン・イラク戦争が停戦となった年です。

「週刊少年ジャンプ」では、『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』『シティーハンター』などが連載されていました。

書籍のベストセラー

・村上春樹『ノルウェイの森』
・シドニィ・シェルダン『ゲームの達人』

コミック ※連載開始

・浦沢直樹『MASTER KEATON』
・岩明均『寄生獣』

音楽

・光GENJI『パラダイス銀河』
・長渕剛『乾杯』
・氷室京介『ANGEL』

映画

・『敦煌』
・『ラストエンペラー』
・『ランボー』

これまた今も親しまれている作品が多いですね。名作の力はすごいです。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』50巻

 

「こち亀」100巻 平成8(1996)年11月

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「こち亀」は、平成8年に100巻発売とともに連載1,000回も達成。

2020年現在、ジャンプで一番長く連載されている『ONE PIECE』は、なんと「こち亀」100巻が発売されたときにはまだ連載が始まっていませんでした(翌年から連載)。

ジャンプ作品としては『SLAM DUNK』がこの年で連載終了。その他『地獄先生ぬ~べ~』『るろうに剣心』などが人気を博していました。
個人的には巻末掲載の『王様はロバ』が好きでしたね~。

書籍のベストセラー

・春山茂雄『脳内革命』
・グラハム・ハンコック『神々の指紋』
・猿岩石『猿岩石日記』

コミック ※連載開始

・福本伸行『賭博黙示録カイジ』
・高橋留美子『犬夜叉』
・藤崎竜『封神演義』
・藤沢とおる『GTO』

音楽

・Mr.Children『名もなき詩』
・globe『DEPARTURES』
・久保田利伸 with ナオミ・キャンベル『LA・LA・LA LOVE SONG』

映画

・『ミッション・インポッシブル』
・『インデペンデンス・デイ』
・『セブン』

 

『ONE PIECE』が始まる前に『こち亀』は100巻超え……、本当に歴史を感じますね。
流行はうつり変わっていくものですが、『こち亀』は“流行もの”も作中に登場させて色あせない面白さを出していったんですねえ。

ちなみに『こち亀』100巻は、ちょっとしたおまけがついてたり、装丁に違いがあったりとお祭り騒ぎの巻でした。気になる方はぜひチェックを。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』100巻

 

「こち亀」150巻 平成18(2006)年6月

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150巻は、2006年に発売されました。

この年のジャンプでは『ONE PIECE』『BLEACH』『銀魂』といった人気漫画が連載中。社会現象にもなった『DEATH NOTE』が連載を終えています。

書籍のベストセラー

・藤原正彦『国家の品格』
・J.K.ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
・リリー・フランキー『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』

コミック ※連載開始

・原泰久『キングダム』
・中村光『聖☆おにいさん』

音楽

・レミオロメン『粉雪』
・修二と彰『青春アミーゴ』

映画

・『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
・『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
・『LIMIT OF LOVE 海猿』

 

「ハリー・ポッター」シリーズは、6作目の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が発売されたところでした。

音楽ではレミオロメンの『粉雪』が大ヒット。ドラマ『1リットルの涙』の挿入歌としても知られている名曲です。

ちなみに、この年の年末にPlayStation3とWiiが発売されています。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』150巻

 

「こち亀」200巻 平成28(2016)年9月

ついに最終200巻が2016年に発売! 400ページの大ボリュームとなっており、少年コミックとしては驚異の分厚さでした!

2010年といえば、活動休止していた宇多田ヒカルさんがこの年の4月に活動を再開した年です。

この年のジャンプでは、『鬼滅の刃』や『約束のネバーランド』が連載開始。その後、アニメや映画にもなっています。

書籍のベストセラー

・村田沙耶香『コンビニ人間』
・宮下奈都『羊と鋼の森』

コミック ※連載開始

・出水ぽすか/白井カイウ『約束のネバーランド』
・吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
・桑原太矩『空挺ドラゴンズ』

音楽

・星野源『恋』
・AKB48『翼はいらない』
・『Fantome』(アルバム)宇多田ヒカル

映画

・『君の名は。』
・『シン・ゴジラ』
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

 

2016年というと、まだまだ最近のことのようですね。リオデジャネイロオリンピックが開催され、スポーツが注目された年でもありました。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』200巻

 

懐かしの名作に触れる

以上、「こち亀」が歩んだ40年の中から、節目の巻数が発売された年を振り返ってみました。

4年に1回しか登場しない日暮熟睡男(ひぐらしねるお)の登場年で振り返ろうかとも思ったんですが、原作では11回登場しており、意外と細かい振り返りになるので50巻ごとに振り返りました(笑)

40年と一口に言っても、流行もので見ると歴史をより実感できた気がします。ここまで流行に変遷があるんですね。この時代の流れを駆け抜けてきた「こち亀」。本当にすごい作品です。

 

ちなみに「ジャンプ年表」にて、記事中にも出てきたジャンプ作品の変遷を2015年4月まで網羅してみました。興味のある方はチェックしてみてください!

 

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