小畑健おすすめ漫画|『DEATH NOTE』だけじゃない!
更新日:2019/8/6
小畑健さんは、1985年に第30回手塚賞準入選し、その後漫画家デビュー。『DEATH NOTE』のほか、『バクマン。』や『ヒカルの碁』など、人気作を多数執筆されています。
繊細で美しくも力強いイラストが特徴で、読み手を魅了し続けている小畑さん。ここでは、そんな小畑健さんのおすすめ漫画をご紹介したいと思います。
小畑健おすすめ漫画1
『All You Need Is Kill』
『All You Need Is Kill』
桜坂洋(原作)、竹内良輔(編)、集英社
~あらすじ~
死ぬたびに何度も同じ時間をループしてしまうキリヤ・ケイジが、異星人に送りこまれた化け物「ギタイ」を倒すために、その能力をいかして戦場での実践経験を積み重ねていく――。
2014年にトム・クルーズ主演でハリウッド映画が製作された本作。原作は近未来の世界を舞台にしたライトノベルです。緊迫感漂う戦闘シーンは迫力があり、読む手が止まらなくなります。
死ぬたびにその記憶を所持したままループして、やり直すことになるケイジ。少しずつ強くなっていくのですが……?
小畑健おすすめ漫画2
『人形草紙あやつり左近』
『人形草紙あやつり左近』
写楽麿(原作)、集英社
~あらすじ~
人間国宝の文楽人形師、橘左衛門の孫であり、若手の文楽人形遣いの左近。気弱でおとなしい彼が相棒の右近を操ると、天才的な洞察能力を発揮!! 人形を使って行く先々で起こる奇妙な事件を解決していく――。
人形師×ミステリーという異色の組み合わせ。さまざまな殺人事件を人形師が解決に導いていきます。その緻密なストーリーがクセになりますよ。
絵がリアルなため、ちょっとトラウマになるシーンもありますが……おどろおどろしい雰囲気と怖さが魅力です。
小畑健おすすめ漫画3
『魔神冒険譚ランプ・ランプ』
『魔神冒険譚ランプ・ランプ』
泉藤進(共著)、集英社
~あらすじ~
かつて邪悪の化身ドグラマグラに封印されてしまった正義の魔神が、一目ぼれした美女を助けるために再びドグラマグラに挑む――。
魔神が人間を支配するアラビアンな世界を舞台にした、少年漫画らしい冒険ファンタジー。全3巻と短いですが、冒険が最後まで描かれていてスッキリまとまってますよ! その完成度は計り知れません。
必殺技の「ドゴーンパンチ」、懐かしいです。
小畑健おすすめ漫画4
『BLUE DRAGON ラルΩグラド』
『BLUE DRAGON ラルΩグラド』
鷹野常雄(原作)、集英社
~あらすじ~
“カゲ”によって滅亡の危機に瀕していた、人間たちの暮らす光の世界。
人間を排除しようとする闇女王オプスキュリアに対抗できるのはカゲである「ブルードランゴン」のグラド宿したラルだけだった――。
カゲたちと人間の戦いが描かれる『BLUE DRAGON ラルΩグラド』。ファンタジー好きなら一度は読んでおきたい作品です。
モンスターたちのイラストがとにかく美麗で迫力満点! 『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』の次に描いた作品にあたりますが、振り幅の大きさには脱帽です。
小畑健おすすめ漫画5
『DEATH NOTE』
『DEATH NOTE』
集英社
~あらすじ~
「名前を書かれた人間は必ず死ぬ」というデスノートを拾った優等生の月(ライト)は、犯罪者のいない理想の世界を作ろうと、ノートを使って次々と凶悪犯達を殺害していく。
一方、国際刑事警察機構(ICPO)では世界一の名探偵L(エル)が、犯罪者を葬る連続殺人犯の捜査に乗り出す。
漫画はもちろん、アニメや映画も大ヒットした『DEATH NOTE』。
わずかなミスも命取りになってしまう状況の中、お互い探りを入れる月とL。慎重かと思いきやビックリするような大胆な作戦を立ててきたりと、読者の予想を裏切る展開に毎回ドキドキします。
そしてジャンプ作品とは思えない衝撃的だったあのラスト。これを予想できた人はほとんどいなかったのではないでしょうか?
小畑健おすすめ漫画6
『CYBORGじいちゃんG』
『CYBORGじいちゃんG』
集英社
~あらすじ~
農夫であり天才科学者の壊造時次郎(かいぞうときじろう)が、サイボーグに生まれ変わった! ライバル科学者の社礼頭毒郎(しゃれこうべどくろう)やその手下と戦う日々が始まる!
小畑さんが当時「土方茂」の名で連載していた『CYBORGじいちゃんG』。世界征服をたくらむ社礼頭と戦う時次郎(サイボーグじいちゃんG)の様子がギャグたっぷりに描かれます。
思わずクスリと笑ってしまう箇所が多いので、気楽に読めますよ。
小畑作品を読もう!
緻密で画力が高い漫画家として有名な小畑健さん。物語に合わせた作画によって、ストーリーがより楽しめるのも魅力の一つです。
まだ読んだことがない方はもちろん、読み返しても面白い作品なので、ぜひご覧ください。
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