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アニメプロジェクト始動! 西尾維新の原点「戯言シリーズ」の魅力


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戯言(ざれごと)シリーズとは人気作家西尾維新さんのデビュー作を含む人気シリーズ。いわば、西尾維新さんの原点といえる作品です。本シリーズは2016年にアニメプロジェクトが進行していることが発表されました。

ここでは、そんな戯言シリーズの魅力を紹介していきます。

 

戯言シリーズとは?

――はじまりは2002年。人気は今もなお続く

シリーズ第1作が新書として出版されたのは、10年以上前の2002年。しかし本シリーズの人気は、今もまだ衰えません。2008年に文庫化したあとも重版に重版を重ね、シリーズ累計発行部数は、270万部以上を記録しています。そして、2016年にはついにアニメプロジェクトが始動しました。

 

――ミステリー×バトル×ライトノベル

西尾維新さんのデビュー作にして、戯言シリーズ第1作目の『クビキリサイクル』。この作品はメフィスト賞受賞作で、ライトノベルと本格ミステリーを掛け合わせたような作品です。

シリーズ第1弾がそういった趣だったこともあり、元々本シリーズは、ミステリー要素の強いシリーズ作品となっていました。ただ、巻を重ねるにつれ、異能バトルものの要素が強くなっていきます。

そのため本シリーズは、ミステリー好き、ライトノベル好き、異能バトルもの好きの方にお勧めしたい作品なのです!

 

戯言シリーズの魅力

【魅力その1】独特な語り

戯言シリーズは、戯言遣いである「ぼく」の一人称で語られます。言葉遊びを得意とする西尾維新さんならではの独特の語りで紡がれる本シリーズは、どこか退廃的で、言い知れない奇妙な雰囲気が漂っています。この言い知れない奇妙な雰囲気こそが本作の魅力で、好きな人はとにかくハマる、そんな作品です。

文章のリズムがよく、非常に読みやすいのも特徴です。

 

【魅力その2】エキセントリックなキャラクター

本作に出てくる登場人物は、話し方、性格、名前など、非常にエキセントリックです。一癖も二癖もあるキャラクターばかりで、場合によってはそこが受け付けないという方もいるかもしれません。ただ、こちらも独特の語り同様、好きな人はとことんハマってしまうキャラクターとなっています。まずは1作手に取ってみて、自分の肌に合うか確認してみるといいかもしれません。

 

【魅力その3】スピンオフも充実

本シリーズは、2つのスピンオフ作品が刊行されています。1つはシリーズの中に出てくる殺人鬼集団「零崎一賊」にスポットを当てた「人間シリーズ」。もう1つは、人類最強の請負人である哀川潤の周辺の出来事を描いた「最強シリーズ」。これら2つのシリーズも好評を博しています。

 

刊行作品一覧

戯言シリーズは、全6タイトル(計9冊)が刊行されています。以下がそのあらすじです。


◆『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

19歳の「ぼく」は、天才工学者である友人の玖渚友(くなぎさ・とも)の付添人として、「鴉の濡羽島」という孤島を訪れます。そこには、赤神財団の現当主が娘である赤神イリアによって、あらゆる分野の天才が集められていました。玖渚もそのうちの1人。そんな孤島にある屋敷で生活を送っていると、1人の天才が密室で殺されているのが発見されます。しかもその死体には首がなくて――。

 


◆『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識

「鴉の濡羽島」から帰ってきた「ぼく」は、在籍している大学で、葵井巫女子(あおいい・みここ)というクラスメイトから声をかけられます。彼女から、彼女の友人である江本智恵の誕生日パーティーに誘われる「ぼく」。その誕生日パーティーの翌日、「ぼく」の元に警察が現れます。なんでも江本智恵は殺されたとのこと。その頃、京都の町では連続殺人鬼が現れていて――。

 


◆『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子

世界最強の請負人である哀川潤(あいかわ・じゅん)。その哀川が受けた依頼を手伝うため、「ぼく」は、半ば強引にお嬢様学校に連れてこられます。ちなみに哀川の受けた依頼とは、お嬢様学校に通う1人の少女の救出と保護。そこで「ぼく」は学園中の人間から狙われる少女を守るため、学園内を奔走します。

 


◆『サイコロジカル』(上下巻)

玖渚友は昔の仲間の兎吊木垓輔(うつりぎ・がいすけ)が斜道卿壱郎(しゃどう・きょういちろう)の研究施設に囚われていることを知ります。そこで玖渚は、兎吊木を救出するため、その研究室に向かうことに。そこで「ぼく」も当然のように付添人として同行します。そうしてやってきたその研究施設は“絶対の守り”を誇っていて――。

 


◆『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

大学の助教授からとある研究の手伝いを依頼された「ぼく」。受ける気のない「ぼく」でしたが、アパートの隣人の浅野みいこが、お金を必要としていることを知り、さらにその額が依頼の報酬と一致したこともあり、考え直します。そこで「ぼく」は、知り合いの少女、紫木一姫(ゆかりき・いちひめ)と元斜道卿壱郎博士の研究所研究局員の春日井春日(かすがい・かすが)とともに、その依頼を受けることにします。

 


◆『ネコソギラジカル』(上中下巻)

これは全ての終わりの話。世界とこの物語を終わらせるため、人類最悪の狐面の男が動きだします。その狐面の男に、敵だと認識された「ぼく」。世界の命運と「ぼく」の運命は果たして――。

 

まとめ

以上が戯言シリーズの魅力です。

気になった方は、アニメ化前に是非手に取ってみてください。そこで「戯言シリーズ」が気にいりましたら、スピンオフ作品である「人間シリーズ」や「最強シリーズ」を手にとることもお勧めします。

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西尾維新作品「〈物語〉シリーズ」についての記事はこちらから!

ライター

ツナシ
青春小説とミステリー小説が好きな20代。ライトノベルから純文学まで読みますが、浅く広くといった感じです。小説は読むのも好きですが書くのも好きです。 先日某小説新人賞を賜り、現在出版に向けて作業中。