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西尾維新の原点「戯言シリーズ」の魅力とあらすじを刊行順にご紹介!


更新日:2019/1/14

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「戯言(ざれごと)シリーズ」は、作家・西尾維新さんのデビュー作を含む人気シリーズ。いわば、西尾維新さんの原点といえる作品です。

2016年には、シリーズ第1作目『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』がOVA化されました。

ここでは、そんな「戯言シリーズ」の魅力、そして刊行順におすすめポイントをご紹介します!

 

 

「戯言シリーズ」とは?

――はじまりは2002年。人気は今もなお続く

シリーズ第1作が新書として出版されたのは2002年。

2008年に文庫化したあとも重版に重版を重ねる人気作へと成長していきます。そして、2016年にアニメプロジェクトが始動しました。

 

――ミステリー×バトル×ライトノベル

西尾維新さんのデビュー作であり、「戯言シリーズ」第1作目となる『クビキリサイクル』。
この作品はメフィスト賞受賞作で、ライトノベルと本格ミステリーを掛け合わせた作品です。

元々ミステリー要素の強いシリーズでしたが。巻を重ねるにつれて異能バトルものの要素が強くなっていきます。

そのため、ミステリー好き、ライトノベル好き、異能バトルものが好きな方にぜひおすすめしたい作品なのです!

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「戯言シリーズ」の魅力

【魅力その1】独特な語り

「戯言シリーズ」は、戯言遣いである「ぼく」の一人称で語られます。

言葉遊びを得意とする西尾維新さんならではの独特の語りで紡がれる本シリーズは、どこか退廃的で、言い知れない奇妙な雰囲気が漂っています。
この言い知れない奇妙な雰囲気こそが本作の魅力で、好きな人はとにかくハマる、そんな作品です。

文章のリズムがよく、非常に読みやすいのも特徴です。

 

【魅力その2】エキセントリックなキャラクター

本作に出てくる登場人物は、話し方、性格、名前など、非常にエキセントリックです。一癖も二癖もあるキャラクターばかりで、場合によってはそこが受け付けないという方もいるかもしれません。

ただ、こちらも独特の語り同様、好きな人はとことんハマってしまうキャラクターとなっています。
まずは1作手に取ってみて、自分の肌に合うか確認してみるといいかもしれません。

 

【魅力その3】スピンオフも充実

本シリーズは、2つのスピンオフ作品が刊行されています。

1つはシリーズの中に出てくる殺人鬼集団「零崎一賊」にスポットを当てた「人間シリーズ」。もう1つは、人類最強の請負人である哀川潤の周辺の出来事を描いた「最強シリーズ」。
これら2つのシリーズも好評を博しています。

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刊行作品一覧

戯言シリーズは、全6タイトル(計9冊)が刊行されています。あらすじを刊行順に見ていきましょう。

 

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』表紙

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

19歳の「ぼく」は、天才工学者である友人の玖渚 友(くなぎさ とも)の付添人として、「鴉の濡羽島」という孤島を訪れる。そこには、あらゆる分野の天才が集められていた。

そんな孤島にある屋敷で生活を送っていると、1人の天才が密室で殺されているのが発見される。その死体には首がなくて――。

 

『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』

『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』表紙

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識

「鴉の濡羽島」から帰ってきた「ぼく」は、クラスメイトの葵井 巫女子(あおいい みここ)に声をかけられ、彼女の友人である江本智恵の誕生日パーティーに参加することに。

その誕生日パーティーの翌日、「ぼく」の元に警察がやってきた。なんと、江本が殺されたというのだ。

その頃、京都の町では連続殺人鬼が現れていて――。

 

『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』

『クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』表紙

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子

世界最強の請負人である哀川 潤(あいかわ じゅん)。その哀川が受けた依頼を手伝うため、「ぼく」は、半ば強引にお嬢様学校に連れてこられる。

哀川の受けた依頼とは、お嬢様学校に通う1人の少女の救出と保護。そこで「ぼく」は学園中の人間から狙われる少女を守るため、学園内を奔走することに――。

 

『サイコロジカル』(上下巻)

『サイコロジカル』表紙

サイコロジカル』(上下巻)

玖渚友は、昔の仲間の兎吊木 垓輔(うつりぎ がいすけ)が、斜道 卿壱郎(しゃどう きょういちろう)の研究施設に囚われていることを知る。

玖渚と付添人の「ぼく」は、兎吊木を救出するためその研究室に向かうことに。そうしてやってきた研究施設だったが、そこは「絶対の守り」を誇っていて――。

 

『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』

『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』表紙

ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹

大学の助教授からとある研究の手伝いを依頼された「ぼく」。
一度は断るものの、アパートの隣人・浅野みいこがお金を必要としていることを知り、さらにその額が依頼の報酬と一致したこともあり考え直す。

そこで「ぼく」は、知り合いの少女、紫木 一姫(ゆかりき いちひめ)と、元斜道卿壱郎博士の研究所研究局員・春日井 春日(かすがい かすが)とともに、その依頼を受けることにする。

 

『ネコソギラジカル』(上中下巻)

『ネコソギラジカル』表紙

ネコソギラジカル』(上中下巻)

これは全ての終わりの話。

世界とこの物語を終わらせるため、人類最悪の狐面の男が動きだす。その狐面の男に、敵だと認識された「ぼく」。
世界の命運と「ぼく」の運命は果たして――。

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「戯言シリーズ」を読んでみて!

以上が戯言シリーズの魅力です。

気になった方は、アニメ化前に是非手に取ってみてください。そこで「戯言シリーズ」が気にいりましたら、スピンオフ作品である「人間シリーズ」や「最強シリーズ」を手にとることもお勧めします。

【関連記事】西尾維新「<物語>シリーズ」とは?作品の魅力を刊行順に紹介

 

今回ご紹介した書籍

『戯言シリーズ』
西尾維新(著)、竹(イラスト)、講談社
新書版でそろえる
文庫版でそろえる

スピンオフ作品はこちら
⇒「人間シリーズ
⇒「最強シリーズ

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ライター

ツナシ
青春小説とミステリー小説が好きな20代。ライトノベルから純文学まで読みますが、浅く広くといった感じです。小説は読むのも好きですが書くのも好きです。 先日某小説新人賞を賜り、現在出版に向けて作業中。