【ビジネスマン必読】モチベーションアップのコツとおすすめ本
更新日:2019/12/10
仕事をしていると、日々の作業に疑問を感じてやる気がなくなることってありますよね。
なかには理由もなしに急にやる気を失った……なんて経験のある方もいるかもしれません。
しかし、やるべき仕事を目の前に、やる気が出ないからと放置することもできません……!
そこで! ビジネスマンにぜひ読んで欲しい、モチベーションアップのコツや、おすすめの本をご紹介します。
読んだらすぐに行動に移せる! モチベーションが駆り立てられる!
ビジネスの先輩たちが残す仕事のノウハウを仕事に活かし、視野と活躍できる場を大いに広げてくださいね。
目次
モチベーションアップのコツ
└友人と仕事の話をしてモチベーションアップ!
└「尊敬できる人」がモチベーションを上げる
そもそもなぜ仕事にやる気が出ないのか
仕事にやる気が出ない理由として、「目標がない」人が多い傾向にあります。
与えられた業務を仕方なく行っているだけでは、やる気が出ないのも当然。何かしら先に自分の中で目標を持つからこそ、それに向かって頑張ろうというモチベーションが生まれるのです。
目標は小さなものでOK。
「今週中に必ずここまでしてしまおう」とか、「上司に認めてもらえるように頑張る」とか、「営業成績を先月よりも伸ばす」など、自分のできそうな目標を立ててみてください。
大きすぎる目標ではなく、頑張れば達成できそうなことを目標にするのがポイントです。
モチベーションアップのコツ
友人と仕事の話をしてモチベーションアップ!
友人と仕事の話をしてみるのもひとつの方法です。
久しぶりに会った友人が仕事で成果を上げて出世したような話を聞くと、自分も負けていられないなと、やる気が出るものです。
また仕事についていろいろと話すことにより、「みんなも同じようなことで悩んでいる」と気付くこともあります。
ただし、自慢話の多い友人は選ばないように気を付けましょう。むしろモチベーションが下がってしまいます。
「尊敬できる人」がモチベーションを上げる
自分の周囲で、仕事において尊敬できる人を見つけることも大切です。
父親でも先輩でも上司でも、時にはしっかりした部下でもOK。その人を目指そうという目標を掲げることができます。
尊敬できる人が見つかると、自分の目標も持ちやすくなりますよ。
そして「あの人のようになりたい、いつかなってみせる」という気持ちが、モチベーションアップにつながるのです。
モチベーションアップにおすすめの本
『仕事と勉強に効く「やる気」が出る心理学』
『仕事と勉強に効く「やる気」が出る心理学』
中越裕史(著)、PHP研究所
著者は、やりたいこと探し専門心理カウンセラーの中越裕史さん。
やる気を出す方法は十人十色、他人にアドバイスされたやり方ではやる気は出ないことを前提に、「モチベーション・スタイル」、やる気を出すための心身の回復「モチベーション・リカバー」、働く意味を考える「モチベーション・ロゴス」の3つのステップでやる気の出し方を紹介しています。
カテゴリーごとに、人のやる気について分かりやすく解説するとともに、解決のためのヒントを提案しています。
『なぜ月曜の朝はつらいのか』
『なぜ月曜の朝はつらいのか』
笹氣健治(著)、野村健一郎(エクササイズ監修)、東京書籍
土日休みの方であれば、仕事が始まる月曜日の朝ほど辛いものはないですよね……。
本書は、社会人が月曜の朝をつらく感じる理由について、不安・モチベーションの低下・人間関係の3つの視点で解決してくれる本です。
会社内でできるエクササイズも交えながら、問題解決に役立てられます。
日々のモチベーションの低下はもちろん、特に週の頭にやる気がぐっと下がってしまう人は一読する価値ありです。
『僕たちはこうして仕事を面白くする』
『新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする』
NHKジセダイ勉強会(編)、NHK出版
本書は、2012年9月より開催されているNHK放送センターの「ジセダイ勉強会」を編集したもの。8人の成功者と、その体験がつづられた本です。
モチベーションの向上を心理学的に説いたものではありません。
しかし、各々どのようにしてモチベーションを高めたのか、どうやって成功に至ったのかが語られており、経験談という意味でモチベーションアップの大きなヒントになるのが本書の特徴。
成功者たちの具体的な成功談を知りたい方におすすめです。
『脳が冴える15の習慣』
『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』
築山節(著)、日本放送出版協会
経験の質で習慣の質が決まる、だから良い思考を持ち、いい経験を選んで行動するようにと推奨する本書。
習慣は苦痛なく続けたいのが人の心理。本書は時間にもお金にも負担をかけず、脳にいいこと、人生をも豊かにすることを条件にした15の習慣が紹介されています。
一つ一つの行動が脳にどう効くのか、なぜそれがいいのかというところまで詳しく知ることができ、行動に移しやすい内容になっています。
脳を知り、その機能をうまく使うことで生活を充実させることのできる1冊です。
『勝ち続ける意志力』
『勝ち続ける意志力』
梅原大吾(著)、小学館
プロ・ゲーマーという変わった角度からの、仕事人としての極意が語られています。
単なるゲーマーの自伝と侮れない内容です。仕事、スポーツなど何にでも必要な強固な精神、継続する力は誰もが模索するものです。
著者はゲームという世界から一度の勝ちだけでなく、勝ち続けるための勝負哲学を熱く語っています。グサリと刺さる数々の言葉が、あらゆるジャンルのビジネスパーソンの心に気付きをもたらしています。
逃げ腰では戦えない、そんな気持ちにさせられる1冊です。
『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』
『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』
エリヤフ・ゴールドラット(著)、ダイヤモンド社
不振に喘ぐ工場を復活させた小説的な企業ストーリーです。そのノウハウが改善力に長けた日本に広がり急成長されては困ると17年もの間、翻訳が禁止されたほどの名著です。
読み始めると興味深さにどんどん引き込まれていきます。
読み物としてだけでなく、どのビジネスの分野でも当てはまる効率化の弊害、問題発見、業務改善、課題解決の中身が大変分かりやすく書かれていて、誰もが実務で実践、活用できる内容です。
『エッセンシャル思考』
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』
グレッグ・マキューン(著)、かんき出版
キーワードは「より少なく、より良く」。減らす、捨てるということがビジネスパーソンにとって難しい時代に、敢えて心の真実に沿って極限まで捨てることを示唆しています。
捨てるものと残すものを、どう見極めていけばいいのか、そしてその残したものについてどう集中して取り組むべきかが語られています。
人にしても、業務にしても、すべてを重要視しなくてはならない、こちらを立てればあちらが立たずの状況に日々追われるビジネスパーソンの助けになる1冊です。
⇒『エッセンシャル思考』についてもっと詳しく知りたい方はこちら
『HARD THINGS』
『HARD THINGS』
ベン・ホロウィッツ(著)、日経BP社
企業として、社員として、ビジネスでは多くの難関に遭遇します。自分側に落ち度がなかったとしても不意の不況、不遇、危機、不都合など著者の壮絶、かつ果敢な実体験に基づいて語られた1冊です。
体験から得たきれいごと抜きの教訓は、多くの経営者、ビジネスパーソンたちに知恵と勇気と、乗り越え続ける力を与えてくれます。
良い時も悪い時も必ず訪れるものであり、決して忘れてはならないことがあり、それが何なのかを教えてくれますよ。
『「やる気」を育てる!』
『「やる気」を育てる! 』
植木理恵(著)、日本実業出版社
本書は、「やる気を育てる」とタイトルにもあるように、部下など他者のモチベーションの引き出し方を得意とした本です。
やる気の引き出し方は知識がないと分からないことを前提に、やる気をどう引き出すのか? 実践的な内容を紹介しています。
人の心理的な特徴や効果的なやる気の引き出し方をロジック立てて紹介しており、なるほどと納得しながらモチベーションの高め方を理解できますよ。
『最強のモチベーション術 人は何を考え、どう動くのか?』
『最強のモチベーション術 人は何を考え、どう動くのか?』
太田肇(著)、日本実業出版社
「やる気」は何によってもたらされるのか? モチベーションアップの鉄則、マズローの欲求階級説など、複数の説を交えながら解説している本書。
「やる気」の妨げになっているもの、やる気のツボなど、モチベーションアップにつながるヒントが多くちりばめられておりそれだけでも満足感が得られる本です。
特徴的なのは、具体例をふんだんに取り入れていること。個人だけでなく、組織やチームのモチベーションを上げたいときにおすすめの1冊です。
モチベーションを上げることは小さな習慣から
仕事においてモチベーションを上げるためには、日頃から常に目標を持つことを習慣づけましょう。
目標を立てて頑張り、達成できればまた次の目標を立てるようにする。こういった小さな習慣の繰り返しにより、やる気が出るのです。
自分を認め、”自分はできる”と自信を持つように日々心がけましょう。
うまくいかないときは自分を責めるのではなく、思い切って気分転換をするなどして常日頃からポジティブに考える癖もつけたいものですね。
【おすすめ記事】今年こそ自分を変えよう! 目標設定におすすめの本
下記の特集では、モチベーションアップに役立つおすすめの本を紹介しています。