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第21回 【クイズ】名作文学のタイトル、英語でなんていうの?【連載コラム】


本をかぶっている猫

 

こんにちは。英語がさっぱりできないアオノです。

先日、日本の文学作品が海外で出版されたとき、どういうタイトルで出版されているんだろう?と、ふと疑問に思い、気になって調べてみたんです。

そうしたら、まったく違うタイトルになっている作品もたくさんあって「これじゃわかんないよ~!」って思わず笑っちゃいました。

そこで「クイズ!名作文学のタイトル、英語でなんていうの?」作ってみました!英語のタイトルを見て、どの文学作品か当ててください。

下に行くごとにむずかしくなっていきますよ。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

名作文学のタイトル、英語でなんていうの?【日本の文学作品編】

眼鏡と日本の小説にクエスチョンマークがついている

 

古典から現代小説まで、幅広く選んでみました。そのまま!と思うタイトルもあれば、ひねりがきいたタイトルもあります。

全部わかれば、なかなかのツウですよ!

 

1.『I am a Cat』

ヒント:あの有名な文豪の作品です。

 

2.『No Longer Human』

ヒント:熟語です。この熟語がわかると、ピンとくるかも?

 

3.『The Inch-High Samurai』

ヒント:小さい頃、誰もが一度は読んだことがあるだろうあの作品。1インチはどれぐらい?

 

4.『RYOMA!』

ヒント:超有名な歴史小説作家の作品。

 

5.『Naoko』

【難問】ヒント:作品のタイトルではなく、登場人物の名前が英題になりました。映画化やドラマ化もされたベストセラーの現代小説。

 

【日本の文学作品編】の答え

眼鏡と日本の小説にアンサーマークがついている

1.『I am a Cat』⇒『吾輩は猫である』(夏目漱石)

ひねりはないけれど、わかりやすい英題でした。

ちなみに、夏目漱石の『坊ちゃん』はなんだと思いますか?実は『Botchan』なんです。

こっちは本当に「そのまま」のタイトルですね。

 

2.『No Longer Human』⇒『人間失格』(太宰治)

No Longerは「もはや~ではない」の熟語なので、直訳すると「もはや人間ではない」となります。

もはや人間ではない……だいぶ強烈な直訳になってしまいますね。でも『人間失格』の内容をよく表している英題といえるでしょう。

 

3.「The Inch-High Samurai」⇒『一寸法師

ザ・インチ・ハイ・サムライ!1インチは、2.54 センチ。一寸は約3センチなので、だいたいあってますね。ナイスタイトル!

約3センチの侍、で一寸法師でした。

 

4.『RYOMA!』⇒『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)

名前がタイトルになった作品。司馬遼太郎さんの代表作で、現在たくさん書かれているあらゆる坂本竜馬の小説やドラマなどの竜馬像は、『竜馬がゆく』が大きく影響していると言われています。

『竜馬がゆく』がなかったら、今の坂本竜馬象も違っていたかもしれませんね!

 

5.『Naoko』⇒『秘密』(東野圭吾)

東野圭吾さんの代表作のひとつ『秘密』の主人公の妻の名前が「直子」なんです。

英題になると、人の名前がタイトルになることもしばしば。谷崎潤一郎の『細雪』も『The Makioka Sisters』(蒔岡姉妹たち)なんですよ!

 

名作文学のタイトル、英語でなんていうの?【海外の文学作品編】

薔薇と本にクエスチョンマークが浮かんでいる

 

日本文学編はすべてわかりましたでしょうか?次は海外の文学作品編。

最後は超超難問ですが、思わず人に話したくなる、雑学的なおもしろさがありますよ。ぜひ挑戦してみてください!

 

1.『The Little Prince』

ヒント:有名な児童書。ちいさな王子さまが出てくるお話といえば……?

 

2.『Gone with the Wind』

ヒント:ほぼそのままですね。映画や舞台にもなった有名な作品です。

 

3.『Never Let Me Go』

ヒント:直訳してみると、ピンとくるかもしれません。ドラマ化もされた、現代作家の超話題作です。

 

4.『The Metamorphosis』

ヒント:Metamorphosisは「変わる」という意味の言葉。

 

5.『The Life and strange surprizing Adventures of Robinson Crusoe, of York, mariner, who Lived Eight-and-twenty years, all alone in an un-inhabited Island on the Coast of AMERICA, near the Mouth of the Great River OROONQUE;Having been cast on Shore by Shipwreck, where-in all the men perished but himself. With an Account how he was at last strangely delivered by PIRATES, Written by Himself.』

【超超難問】ヒント:ある児童文学の初版本につけられたタイトルです。よーーく読んでみてください!どこかに正解が隠れているかも?

 

海外の文学作品の答え

薔薇と本にアンサーマークが浮かんでいる

1.『The Little Prince』⇒『星の王子さま』(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)

あの有名な童話『星の王子さま』でした。邦題にするときに「ちいさな王子」とはせず、「星の王子さま」としたところにキラっとしたセンスを感じますね!

 

2.『Gone with the Wind』⇒『風と共に去りぬ』(マーガレット・ミッチェル)

直訳すると「風と共に去った」ですが、「去りぬ」としたところがおしゃれです!

 

3.『Never Let Me Go』⇒『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ)

ノーベル文学賞を受賞したことでも注目を浴びた、カズオ・イシグロさんの代表作。ドラマ化もされ話題になりましたね。

そのままの訳ですが、原題も邦題も、胸にぐっとくるタイトルです。

 

4.『The Metamorphosis』⇒『変身』(フランツ・カフカ)

「Metamorphosis」は、容姿が変わる、というような意味の単語。そのままのタイトルでしたが、そのまますぎて逆に難しかったかもしれません。

 

5.『ロビンソン・クルーソー』(ダニエル・デフォー)

この長いタイトルは『ロビンソン・クルーソー』の原題。

「自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年も一人で暮らし、奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯と驚きに満ちた冒険の数々を彼自身が書き記した」という意味。

お話の内容が全部わかる、ある意味わかりやすいタイトルかもしれませんね!

 

いかがでしたか?全部わかりましたでしょうか。

ぜひ作品も読んでみてくださいね!

 

難読作家名読み方クイズ編もあります。

挑戦してみてください!

 

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