登場人物の名前を覚えるコツ|挫折しないで最後まで読み切ろう!
更新日:2019/2/11
読書をしていて登場人物の名前が覚えられず、挫折しそうになった経験はありませんか? 登場人物が多いと覚えるのも大変ですよね……。
とくに、たまにしか出てこない人物は、誰だったかわからなくなってしまいがち。
いちいち中断して前回登場した部分を探すのも、結構面倒なものです。
登場人物の名前がスムーズに覚えられたら読書はもっと楽しくなるはず……!
ここでは、本の登場人物の名前を覚えるコツをご紹介します。
そもそもなぜ名前を覚えられないのか?
読書家の人でも、本の内容によっては登場人物の名前を覚えるのに苦労しているようです。登場人物の名前を覚えられない理由には、次のようなことがあります。
理由1.登場人物が多すぎる
長編で、さらに登場人物が多い小説はとにかく名前を覚えるのが大変です。
頻繁に登場する人物なら読み進めるうちに覚えていきますが、たまにしか登場しない人物は忘れてしまいがち。
理由2.登場人物の名前が難しい
海外文学の登場人物を覚えるのが苦手という人は多いのではないでしょうか?
カタカナで長い名前は覚えにくいですよね。なじみがない名前は覚えるのが難しいものです。
理由3.名前が似ている
似た名前の登場人物がいると、混乱してしまうことがあります。
どっちがどっちかわからなくなり、前に戻って確認しなければならない場合も多いでしょう。
理由4.そもそも名前を覚えるのが苦手
普段から人の名前を覚えるのが苦手な人も多いのでは? 顔はわかるけれど名前が出てこない……という人もいますよね。
大勢の名前を覚えなくてはいけない接客業の人は、相手の特徴と関連付けて覚えるなど工夫しているようです。
しかし、本の場合は文字のみの世界なので、たくさんの登場人物を覚えるのは簡単ではありません。
登場人物の名前を覚えるコツ
それでは、登場人物の名前を覚えるコツをご紹介します。
コツ1.名前と特徴をメモしておく
新しい登場人物が出るたびに名前をノートなどにメモしておきましょう。
特徴や主人公との関係などを書いておけば、誰だったかわからなくなることはありません。たまにしか登場しない人物についてしっかりメモしておくことで、前回の登場シーンを探す手間が省けます。
さらに、一度自分で書くことでより頭に入りやすくなるはず。自分だけの人物紹介一覧が完成しますので、後で読み返してもきっと楽しいですよ!
コツ2.初登場シーンに付箋を貼っておく
「読みながらいちいちメモするなんて面倒!」と感じる人もいるでしょう。もっと簡単な方法として、登場人物の初登場シーンに付箋を貼ってみてはいかがでしょうか?
付箋を貼る程度なら読書をほとんど中断しなくてすみます。また、手間もかからないので、すぐに物語の世界に戻ることが可能です。
この方法であれば、2回目以降の登場シーンで誰のことか忘れてしまっても、付箋の箇所を読み直すことで思い出すことができますよ。
コツ3.相関図を作りながら読む
登場人物が多い小説は名前を覚えるだけでなく、誰と誰がどんな関係にあるのか覚えるのも大変です。
一人ずつメモしていくのもよいですが、登場人物のつながりを把握するには読みながら「相関図」を作るのもおすすめです。
文字で読むよりも、図になっている方が理解しやすいですよね。登場人物の特徴だけでなく人間関係までが一目でわかります。
コツ4.登場人物の絵を描いてみる
登場人物についての描写を参考に、絵を描いてみるという方法もあります。
「眼鏡をかけている」「髪が長い」「ひげが生えている」など、外見の特徴から自分の中で登場人物の容姿を想像してください。
「どんな顔の人?」「表情は?」と想像しながら描けば、登場人物ひとりひとりに愛着も湧くでしょう。名前と絵を一緒に覚えることで、印象に残りやすくなります。
将来映画化されることがあれば、自分が想像して描いた絵とキャストを比べてみるのも楽しいですよ!
少しの手間で読書が快適に!
実際のところ、途中で登場人物がわからなくなってもそのまま読み進める人も多いようです。
しかしせっかく本の世界を堪能するなら、できるだけ曖昧にせずに読みたいですよね。
登場人物の名前を覚えるための工夫は、少しだけ手間となるかもしれませんが、初登場シーンをいちいち探すよりは楽になるはず。頻繁に登場しない人物でも、作者が重要な役割を与えているかもしれません。
本の内容がより理解できるように、読書をちょっとだけ中断して、登場人物についてメモしてみてはいかがでしょうか。
本の内容が理解できたら記録してみよう!