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文庫コミックを購入するメリット| 懐かしい漫画を読み返そう♪


更新日:2019/4/15

文庫コミックを購入するメリット

皆さんは漫画を買うときに、単行本と文庫コミックのどちらを購入していますか?

文庫コミックとは、過去に単行本化されている漫画を文庫本サイズに再収録したもの。まれに単行本に収録されなかった短編を集めたものが、文庫コミックとして発売されることもあります。

完結済みの作品がほとんどで、新しい作品はもちろん、単行本ではなかなか入手しにくい70年代、80年代の名作も豊富に扱われています。

ここでは「単行本と文庫コミック、どっちを買った方がいいの?」と迷っている方のために、文庫コミックを基準に購入するメリットや気を付けておきたいことに迫ります!

 

文庫コミックを購入するメリット

まず最初に、文庫コミックを購入することのメリットをご紹介します。

 

メリット1.手頃な値段で集められる

文庫コミックには、単行本より話数が多く収録されていることがほとんどです。そのため、単行本を集めるよりも手頃な価格で揃えることができます。

さらに話数が多いということは、それだけ1冊にかけられる時間が増える、ということでもあります。

例えば……

『北斗の拳』原哲夫(著)、集英社
単行本全27巻、文庫コミック全15巻
⇒12巻差

『彼氏彼女の事情』津田雅美(著)、白泉社
単行本全21巻、文庫コミック全10巻
⇒11巻差

文庫コミック1巻で、単行本1.5~2巻分くらいになります!

 

メリット2.描き下ろしのエピソードが収録されることがある

文庫コミックは、単行本が発売されたのちに時間が経過してから発売されるので、単行本には収録されていない最終回後のエピソードや、描き下ろしのお話が収録されることがあります。
※必ず収録されるわけではありません。

 

メリット3.小さいので収納しやすい

サイズが小さいことは、漫画をたくさん集めたい方にとっては何よりのメリットではないでしょうか。
それぞれ厚みこそ違えど基本的な大きさは同じ。少ないスペースでたくさんの漫画を収納することができます!

本のサイズが気になる方はこちら⇒ 本のサイズまとめ【判型一覧あり】

 

メリット4.質の良い紙で読める(損傷しにくい)

文庫コミックは、通常の単行本に比べて紙質がしっかりしています。そのためページが破れにくく、日焼けもしにくいことが特徴です。

また、通常古い作品であるほど全巻集めることが難しくなります。ブックオフなどで中古で探す場合も、状態の良いものを探すのは困難でしょう。
それに比べて劣化しにくい利点のある文庫コミックであれば、中古でも比較的状態の良いものが手に入りやすいです。

 

文庫コミックを購入するときに気を付けたいこと

文庫コミックを購入するメリットをご紹介しましたが、もちろん単行本だからこその良さもあります。
ここでは、文庫コミックを購入する際に知っておきたい、気を付けておきたいことをご紹介します。

 

1.文字やイラストが小さくなる

文庫本のサイズになるのですから、もちろん文字やイラストが小さくなります。そのため、細かい線がつぶれてしまうなど、本来のイラストを楽しめなくなってしまうことがあるのです。
視力があまり良くない人にとっても読みにくさを感じることがあるかもしれません。

細かくて美しいイラストが持ち味である作家さんの作品であれば、単行本をおすすめします。

 

2.単行本と表紙が違う

文庫コミックは、単行本と表紙のイラストが異なります。
単行本より比較的シンプルになることが多く、単行本のイラストが好きな場合は文庫コミックは避けた方がいいでしょう。

ただし、作品によっては表紙が文庫コミックだけの描き下ろしの場合もあります。

 

3.セリフが変わることがある

文庫コミックで出版されるにあたり、セリフが変更されて収録されることがあります。

「誤植」と言われる文字や記号のミスプリントは文庫コミックでは直されるので、それを楽しみたい方であれば単行本を集めましょう……!

 

ちなみに完全版コミックスは……

ちなみに、単行本と文庫コミック以外に「完全版コミックス」というものがあります。

さきの2つよりコレクション的な要素が強く価格も高め、さらに単行本よりサイズも大きめですが、表紙は描き下ろし、カラー原稿が収録されているなどの特徴があります。※必ず収録されているわけではありません。

カバーにも工夫があるなど作品によってさまざまな趣向が凝らされています。作品のファンであればぜひ集めたいですね。

 

単行本・文庫コミック あなたはどっち?
形態によって違いの大きい作品

今回は『ジョジョの奇妙な冒険』と『パタリロ!』を例に、形態によって違いの大きい作品を挙げてみました。
作品によってそれぞれ文庫コミック、単行本に違いや特徴があるので、リサーチしてから購入するのがおすすめですよ。

 

★『ジョジョの奇妙な冒険』

『ジョジョの奇妙な冒険』

ジョジョの奇妙な冒険
荒木飛呂彦(著)、集英社

「美しいイラスト」「バトルシーンの緻密さ」をとるなら断然単行本、「収納場所」「区切りよく読みたい」なら文庫コミックをおすすめします。

シリーズの単行本巻数が120巻以上なので、最初から全部を集めることはなかなか難しいでしょう。しかしこの漫画の表紙にある、独特で魅力あるカラーイラストは集めておきたいものです……!
また、バトルシーンが非常に緻密に描かれているため、それを最大限に楽しむなら単行本の方が良いでしょう。

文庫コミックでは、単行本に比べて区切りよく物語が収録されています。
また単行本より巻数が少なくなりますので、場所や値段にこだわるのであれば文庫コミックで集めるのが良いでしょう。
専用BOXもついてきますし、巻末で荒木さんのラフスケッチも楽しめますよ。

 

★『パタリロ!』

『パタリロ!』

パタリロ!
魔夜峰央(著)、白泉社

単行本100巻(2019年4月現在)、文庫コミック全50巻。こちらもかなりの長寿漫画です。

単行本と文庫コミックの表紙のイラストが違うことはもちろん、『パタリロ!』では、それぞれ掲載されているお話の順番が異なります。

文庫コミックは1巻ごとにテーマがあり、そのテーマごとにいくつかのお話が収録されています。好きなテーマだけかいつまんで集めてみるのもいいかもしれません。

また文庫コミック50巻には、もともと単行本4巻の第15刷まで収録されていた「マリネラの吸血鬼」が再録されています。差別的用語などに修正・変更は加えられていますが、当時のイラストがそのまま楽しめますよ。

連載の流れを追いたい、順番に読んでいきたいという方であれば単行本の方が良いでしょう。

 

自分のライフスタイルに合った形態を選ぼう!

よりイラストや文字を重視する、収納場所や価格を重視するなど、人によって求める形態は変わってくると思います。
どちらを購入するか迷っている方の参考になれば幸いです!

懐かしい作品をもう一度読んでみてはいかがでしょうか?

ちなみにわたしはここ最近、過去に読んでいた漫画を文庫コミックで再収集を始めています……。(なぜあのとき処分してしまったのかーー!!)

 

集めたあとは……。
漫画ををカラーボックスにたくさん収納したい方必見です!