簡単かわいい「豆本」の作り方|100均アイテムで手のひらサイズの本を作ろう!
更新日:2019/3/11
みなさんは、「豆本」をご存知ですか?
豆本とは、手のひらサイズの小さな本のこと。豆本の中には、画集や解説書として、中身も本として作られているものもあります。
そんな豆本は手頃な材料で簡単に作ることが可能なんです! 100均のアイテムだけで作ることもできますよ。
今回は、簡単な豆本の作り方を紹介していきます。
豆本の作り方
用意する材料
<豆本の材料>
・厚紙
・折り紙2枚(表紙用・見返し用)
・A4用紙(本文用紙用)
・木工用ボンド
<使う道具>
・カッター、またはハサミ
・定規
・筆
・ボンドを溶くための容器
・目玉クリップ、またはダブルクリップ
・輪ゴム
・筆記用具
・ヘラ、またはバターナイフなど
豆本の作り方1
8等分に折って、切る
まずはページとなる本文用の紙を作っていきます。
A4用紙を8等分に折り、その折り目に合わせて定規をあてて、カッターで8等分に切りましょう。
ここでは無地のまま作っていきますが、実際に作るときは、先にイラストや文章などが印刷してある紙を使用して8等分にしてくださいね。
豆本の作り方2
見返し用紙を切る
A4を8等分した紙と同じサイズになるように、見返し用の紙を2枚切ります。
豆本の作り方3
本文、見返し用紙を半分に折って貼る
↑半分に折った状態
本文用紙と見返し用紙を、それぞれ半分に折ります。見返し用紙は内側が表になるようにしてくださいね。
ここで、木工用ボンド3に対して、水1の割合で薄めたものを用意します。
見返し用紙、本文用紙8枚、見返し用紙の順になるようにまとめ、山折り側の端(上記の写真参照)に薄めた木工用ボンドを筆などで塗り、貼っていきます。
ボンドを塗って貼り合わせた部分を目玉クリップで留めて、乾くのを待ちます。
豆本の作り方4
表紙用紙、厚紙を切る
本の内側(ページ)となる部分を乾かしている間に、表紙を作ります。
ここでは、折り紙に厚紙を貼り合わせて表紙を作りますよ。
まずは表紙用の折り紙を10cm×14cmに切ります。下図を参考に、あらかじめ厚紙を貼る部分に線を引いておきましょう。
(単位は全てmm)
厚紙は0.4cm×5cmを1枚、8cm×5cmを2枚に切っておきます。
豆本の作り方5
貼り合わせて4隅を切る
水で溶いたボンドで厚紙を線に合わせて貼り、4隅の角をカットしておきます。
豆本の作り方6
表紙用紙を折って貼る
水で溶いたボンドを塗り、厚紙に合わせて表紙用の折り紙を内側に折って貼りましょう。
そして、三角形ができるように表紙に折り目をつけます。これで表紙のカバーが完成です。
豆本の作り方7
表紙と内側をくっつける
表紙の裏の厚紙がない部分に、薄めた木工用ボンドを塗ります。
上下左右が均等になる位置に、最初に作った本の内側(ページ)部分を置いて挟み、ヘラなどで抑えて溝をつけます。
輪ゴムをかけて留め、乾くのを待ちましょう。
豆本の作り方8
見返し用紙を表紙に貼って完成!
最後に見返し用紙を表紙に貼り付ければ、豆本の完成!
表紙がしっかりしており、普通のハードカバーの単行本のようです。
リメイクシートで表紙をかわいくアレンジ♪
表紙にリメイクシートを使えば、ツルツルした表紙の豆本が作れます。
裏面がシールになっているリメイクシートであれば、ボンドを使う必要がなく、手も汚れません。
こちらもぜひお試しくださいね。
豆本を作ってみよう!
難しそうに見えるかもしれませんが、豆本は意外と簡単に作ることができて、失敗もしにくいです。
またペットの写真を印刷した紙を使って写真集にするなど、アイデア次第でオリジナリティあふれる豆本を作ることができます。
自分だけの豆本をぜひ作ってみましょう!
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