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雑誌コードとは?|雑誌の裏表紙にある数字を解説!


普段何気なく手にする雑誌の裏表紙には、バーコード以外にも、たくさんの数字や英語が書かれています。

その中で、「雑誌コード」と呼ばれる数字が表記されていることはご存知ですか? 雑誌コードには、雑誌の発行形態、発行年などのさまざまな情報が詰まっているんですよ。

今回は、雑誌コードに表示されている数字の意味を調べてみました!

ぜひ、自分の持っている雑誌の裏表紙を確認してみてくださいね。

 

 

雑誌コードとは?

「雑誌コード」とは、雑誌のタイトルや誌名ごとに設定された5桁の番号のこと。

書店や、書店と出版社をつなぐ取次が、雑誌の単品管理をするときに使う識別コードです。雑誌の裏表紙の下側にバーコードと一緒に表記されています。

また、5桁の雑誌コードの右側に表示されている2桁の数字にももちろん意味があるんです。

 

書店や出版社は、この雑誌コードを見て雑誌のタイトルや発行月などを識別。
特にPOSシステムが導入されていない個人経営の書店などでは、雑誌コードでの商品管理や返品管理が必要不可欠なのです。

※POSシステム……いわゆるレジのこと。売上を商品の単位で集計し管理、計算などをするシステム。

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雑誌コードの意味

まずは、先ほどの画像にあったコード「雑誌 05947-04」を例に、割り当てられている数字の意味を見ていきましょう!

左5桁が雑誌コードにあたります。

 

それぞれを分けてみると、雑誌コードはこのように割り当てられています。

なんとこれら5桁の数字を見るだけで、どの雑誌のことを指しているかが分かってしまうんです!

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★雑誌コード「発行形態」

雑誌コードの一番左の数字は、雑誌の発行形態を表します。

数字は0~9。その雑誌が月刊誌なのか? 週刊誌なのか? はたまたムック本なのか? ここの数字を見るだけで判別できるんです!

たとえばこの画像の雑誌コードの場合、一番左の「0」は、月刊誌、隔月刊誌、季刊誌のいずれかを指します。
⇒コード一覧はこちら

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★雑誌コード「雑誌名」

これらは雑誌名を表す3桁の数字です。雑誌ごとに、独自の数字が付与されます。

自分が普段読んでいる雑誌にはどんな3桁の数字が書いてあるか、ぜひ見てみてくださいね!

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★雑誌コード「発行区分」

雑誌コードの一番右の数字は、発行週や通常号、増刊号、別冊号など発行区分を表します。数字は0~9。

この数字は、発行形態に基づいた数字が付与されます。まず発行形態を確認し、発行区分が分かるという仕組みです。

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★発行形態と発行区分の一覧

発行形態(コード左) 発行区分(コード右)
 0、1 月刊、隔月刊、季刊
「ダ・ヴィンチ」「会社四季報」など
奇数…通常号
偶数…別冊、増刊号
 2、3 週刊、隔週刊、月2回刊
「週刊少年ジャンプ」「an・an」など
1~5…発行された週
例:月の2週目に発行された週刊誌⇒2XXX2
6~9…別冊、増刊号
 4、5 コミックス
ジャンプコミックスなど
 ー
 6 ムック本  ー
 7 雑誌扱いのDVDやCDなど  ー
8 タウン誌や新聞などの直販誌
「東京ウォーカー」「じゃらん」など
発行形態0、1 または2、3と同じ
9 プライベートブランド商品(予備扱い)  ー

 

この図で見ると、コミックスも雑誌扱いだということがわかりますね。また、付録がメインのムック本やDVDなどの多くが雑誌扱いです。

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雑誌コードの右にある2桁の数字

この2桁の番号は、雑誌の発行月や通巻番号を表しています。

月刊誌や週刊誌などには発行月(01~12)、コミックスなどであれば通巻(0~99)の番号が付与されます。

 

この画像のコード「雑誌 05947-04」は、月刊誌「ダ・ヴィンチ」の通常4月号だということが分かります。

ちなみに、新規の雑誌を立ち上げる場合、取次のトーハンに申請し、この雑誌コードを取得する必要があります。

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商品管理や経営に欠かせない「定期刊行物コード」

 雑誌コードとは別に、以下の発行形態の雑誌には「定期刊行物コード」と呼ばれる自動認識コードが付与されています。

定期刊行物コード(雑誌)の対象となる出版物

・週刊誌
・隔月刊誌
・月2回刊誌
・月刊誌
・隔月刊誌
・季刊誌
・増刊号
・別冊

※雑誌扱いのコミックスやムック本には書籍JANコードが付与されます。

 

POSシステムでの販売管理などにおいて、雑誌と識別するためのコードのこと。JANコード体系に準拠して表した数字です。
雑誌用のJANコードと考えてもらえばよいでしょう。

※JANコード……いわゆる「バーコード」のこと。13桁、または8桁の2種類がある。

 

レジで定期刊行物コードを読み取ることで、POSシステムに雑誌の売上が登録されます。

登録された売上データをもとに雑誌の在庫・仕入管理やお客さんの動向を把握できるので、書店の経営に欠かせないコードといえますね。

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★定期刊行物コードの数字の意味

定期刊行物コードは、13桁のJANコードと、雑誌の価格を表す5桁のアドオンコードの合計18桁で構成されています。

では、コードそれぞれの数字の意味を見ていきましょう。

 

(例)491 0 XXXXX MM Y C 0 PPPP

491……固定
全ての雑誌に付与されている。

0……予備コード1
2018年9月時点ではすべての雑誌で「0」を使用。

XXXXX……雑誌コード

MM……発行月/号
8月に発行された雑誌なら「08」と表記。

Y……西暦の下一桁

C……CD(チェックデジット)
定期刊行物コードのチェックデジットの計算式にのっとって算出される値。

0……予備コード2
予備コード1と同じく、2018年9月時点ではすべての雑誌で「0」を使用。

PPPP……定価
10,000円以上となった場合はすべて「0000」と表記される。

 

日頃雑誌を読むときに、裏表紙の数字をよく見ることはないかもしれませんが、大事な情報が詰まっていることが分かりますよね。

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雑誌の裏表紙をチェックしてみて!

雑誌コードは、書店や取次が雑誌の管理をおこなうのに大事な数字であることがわかりますね。

自分の家にある雑誌の裏表紙を見てみてはいかがでしょうか? 雑誌コードからその雑誌の発行形態や発行月などが分かると、なんだか物知りになった気分になります!

 

以下の記事では、雑誌と似ているようで違うムック本について解説しています。

ムック本と雑誌の違いや、ムック本の裏にあるISBNコードの読み方など、本のちょっとした豆知識がもりだくさん。ぜひチェックしてみてくださいね。

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