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書き出しが肝心! 読書感想文の上手な書き始め方


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魅力的な読書感想文を書くためには、書き出しが肝心です。プロの作家でも、作品の書き出しには力を使うといいます。文章の書き出しがつまらないと読み手の意欲を削いだり、リズムよく文章を書き続けることが難しくなる場合もあります。
では、読書感想文の書き始め方には、どんな方法があるのでしょうか?

 

本を手にした経緯やきっかけから書く

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「なぜ、その本を選んだか?」という理由や、本を手に取ったきっかけは人それぞれです。装丁の美しさに心をひかれた場合もあれば、タイトルに興味をひかれた場合もあることでしょう。あるいは、家族や友人の誰かにすすめられて、その本を読もうと思ったという場合もあるかもしれませんね。

一生の間で、読書に使える時間は限られています。何気ないきっかけで手にした本であったとしても、今後の人生で何度も読み返すような大切な本となるかもしれません。書き出しに迷ったら、本との出会いのきっかけから書き始めてはいかがでしょうか?

 

読み終えた直後の新鮮な気持ちから書き始める

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「とてつもなく壮大な物語だった」「読み終えた瞬間、胸が感動でいっぱいになった」など、本を読み終えた直後に感じた率直な気持ちから書き始めてみましょう。初読後に何を感じたかを振り返るには、あまり時間をおかない方がいいと考えられます。本を読み終えてしばらく時間がたってしまうと、別の感想を抱く場合もあるかもしれません。

子供の頃に読んだ本を大人になってから読み返すと、初読時とは違った感想を抱くことは珍しくないですよね。読み終えた直後の印象と、しばらくたってから読み返した時の印象の違いを対比させると、読書感想文の中に自分の精神的な変化や成長を垣間見ることができます。

 

物語から得た教訓から書き出す

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読書感想文の書き出しに迷ったら「その本を読んでどんなことを学んだか」という点から書き始めてはいかがでしょうか?

イソップ物語に出てくるオオカミ少年を例にとってみましょう。例えば、こんなふうに書き出すことができます。

「日ごろから嘘を言っていると、いざというときに周囲から信頼を得られないということが、この物語の教訓だと感じました」

本から学んだ教訓を、自分の人生にどんなふうに活かせるかと考えることで、読書感想文の内容は広がることでしょう。また、物語を深く読み込むと表には出てこない登場人物の姿や作品が描かれた時代背景などから、別の教訓が見えてくることがあります。

嘘をついた少年によって羊たちはオオカミに食べられてしまいますが、村の大人たちは物語の最後に、「少年を信じればよかった」と後悔したのでしょうか?それよりも村人たちは、少年の嘘を放置せずにもっと咎めればよかったのかもしれません。

嘘をつかれた大人の側の立場になってみると「子供が嘘をいう理由を考え、放置しておいてはいけない」と、いう教訓を感じるかもしれませんね。

 

まとめ

読書感想文の書き出しに迷っている人は、本を読んだ全体的な感想だけに気持ちが向いている可能性があります。

・本を読む前に思っていたこと
・本を読んでいる最中に感じたこと
・本を読み終えてから受けた印象

というようにわけて考えると書きやすいかもしれませんね。

その作品が書かれた時の作者の心情に目を向けても構いません。読書感想文は、自分が感じたことを自由に書いていいのです。もし、作品がつまらなかったり退屈だと感じたなら「どの場面でそんなふうに感じたのか?」「なぜ登場人物に感情移入できないのか?」と、いう点について考えてみるといいでしょう。

 

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