大人も泣ける!「映画ドラえもん」感動作品ベスト5
更新日:2020/9/2
老若男女問わず、世界中で愛され続けている、藤子・F・不二雄さんの『ドラえもん』。漫画はもちろん、アニメも大人気です。
『ドラえもん』を語るうえで絶対にはずせないものの1つといえば、「映画ドラえもん」。
1980年に劇場版第1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』が公開されて以降、さまざまな映画を世に送り出しています。
「映画ドラえもん」は通常のアニメとはまた違った魅力に溢れており、大人でも泣いてしまう感動作品が多いことも特徴です。
ここでは、そんな「映画ドラえもん」の数ある作品の中から、私個人が決めた、感動作品をランキング形式で発表!
物語の見どころや泣けるポイントなどもご紹介します。
第5位
4作目『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』
『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』
芝山努(監督)、藤子・F・不二雄(脚本)
キャンプをしに海底山脈を訪れたのび太たちは、水中バギーで冒険中、海中にあるムー連邦に住む海底人エルと出会う。
そこでのび太たちは、地球に迫る危機について知ることに――。
第5位は、1983年に公開された『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』。地球に甚大な被害をもたらす鬼角弾の発射を止めるため、のび太たちが立ち上がります。
本作は、シリーズのなかでもかなりシリアスな内容です。海底探索やキャンプ、幽霊船が登場するシーンなどがかなり凝っていて、個人的には傑作だと思っています。
ラストシーンのバギーの行動には、涙が止まらなくなりました。
★ゲスト声優……喜多道枝さん、三ツ矢雄二さん、大宮悌二さん ほか
第4位
38作目『映画ドラえもん のび太の宝島』
『映画ドラえもん のび太の宝島』
今井一暁(監督)、川村元気(脚本)
夏休みのある日、のび太はジャイアンたちに「宝島を探す!」と宣言してしまう。
ドラえもんの秘密道具を使って宝島を探す旅に出かけたのび太。ところが島を目指す途中で、しずかが海賊にさらわれてしまい――。
第4位は、2018年に公開された『映画ドラえもん のび太の宝島』。本作は、児童文学作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンの『宝島』がモチーフとなっています。
見どころは、なんといっても家族の愛。父親の葛藤や子供の悩みなど、内容は少し大人向けかもしれません。
のび太が命をかけてドラえもんを助けに行くシーンは号泣必至です。
また、アクションシーンも見どころの1つ。風景描写も美しいので、こちらも見逃せませんよ。
★ゲスト声優……大泉洋さん、高橋茂雄さん(サバンナ)、長澤まさみさん ほか
第3位
26作目『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』
『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』
渡辺歩(監督・脚本)、楠葉宏三(脚本)
卵の化石から生まれた首長竜の子供に、「ピー助」と名付けて可愛がっていたのび太。ところがあるとき、ピー助を狙う黒マスクの怪人が現れる。
ピー助のためにも、タイムマシンで白亜紀の世界に帰そうとするが――。
第3位は、2006年に公開された『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』。1980年に公開された「映画ドラえもん のび太の恐竜」のリメイク作品です。
結末が異なるので、オリジナル作品を見ている人でも楽しめますよ。
首長竜を我が子のように可愛がるのび太。最後のシーンは、何度見ても泣いちゃいます。
★ゲスト声優……神木隆之介さん、船越英一郎さん、劇団ひとりさん、スキマスイッチ(大橋卓弥さん、常田真太郎さん) ほか
第2位
7作目『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』
『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』
芝山努(監督)、藤子・F・不二雄(脚本)
ある日、北極で巨大ロボットの足を拾ったのび太。それ以降、ロボットの部品が家の庭に次々と降ってくるように。
のび太とドラえもんはそれらを集め、ロボットを組み立てていく。すると、ロボットの持ち主だという少女リルルが現れ――。
第2位は、1986年に公開された『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』。非常にメッセージ性の強い作品です。
キーとなるのはしずかちゃん。人間の心を持たないヒロインのリルルがしずかちゃんやのび太たちと出会い、どう変化していくのかが見どころです。
のび太とドラえもんが組み立てたロボットにはある秘密が。衝撃のラストは、涙なしには見られません。
★ゲスト声優……山本百合子さん、三ツ矢雄二さん、熊倉一雄さん ほか
第1位
36作目『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』
『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』
八鍬新之介(監督・脚本)
叱られてばかりで嫌になったのび太は、ついに家出を決意。それぞれの理由で家出したジャイアンら仲間たちとともに、まだ誰も住んだことがない原始時代の日本にタイムスリップする。
数日後、のび太がいったん現代に帰ると、そこには原始人の少年ククルがいて――。
第1位は、2016年に公開された『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』。1989年に公開された『映画ドラえもん のび太の日本誕生』のリメイク作品です。
オリジナル作品以上にキャラクターの心をくみ取るシーンが多く、今回1位に選びました。
家族の絆や友情をテーマにした本作。原始人部族であるヒカリ族と、精霊王ギガゾンビ率いるクラヤミ族の戦いが描かれます。
壮大なスケールで描かれる友情、そして戦闘シーンには胸が熱くなります。ごく当たり前にいる家族や友達のありがたみをひしひしと感じました。涙も止まらなかったです。
★ゲスト声優……棚橋弘至さん、真壁刀義さん、小島よしおさん ほか
番外編
3D初作品『STAND BY ME ドラえもん』
『STAND BY ME ドラえもん』
山崎貴(監督・脚本)、八木竜一(監督)
22世紀から現代にやって来たのび太の玄孫セワシと、のび太のお世話係として連れてこられたドラえもん。
のび太のお世話なんてまったく乗り気ではなかったドラえもんだけど――。
こちらは2014年8月に公開された『STAND BY ME ドラえもん』。のび太とドラえもんの出会いと別れ、のび太としずかちゃんの恋模様が描かれています。
劇場版初3DCG作品となった本作は、“ドラ泣き”という言葉が生まれるなど、多くの人に感動を与えた作品です。
3DCGに最初は違和感があったのですが、見ていくうちにストーリーに引き込まれていくのを実感しました。のび太とジャイアンの決闘のシーンは、特に涙が止まらなかったです。
初めから終わりまで、号泣必至の作品です。
★ゲスト声優……妻夫木聡さん
ドラえもん映画は大人も泣ける!
ここでは個人的なランキングをご紹介しましたが、あなたの一番泣ける作品はどれでしょうか?
誰もが一度は見たことがあるであろう「映画ドラえもん」。大人になって見てみると、こんなにも内容が深かったのか……と改めて感じます。
「映画ドラえもん」は、大人が忘れかけていた大切なものを思い出させてくれる存在。ぜひ今こそ見てみてください。
それにしても、映画の中ののび太はカッコいいですね……!
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ライター:ウル