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シュールで笑える懐かしアニメ|ブラックユーモアたっぷりの作品も!


更新日:2019/12/27

シュールで笑える懐かしアニメ

奇抜で独特、そしてなんだか不思議。だけどついついクセになってしまう!
筆者の独断と偏見によってシュールな作品として選ばれた「意味がよくわからないけど笑ってしまうアニメ」をご紹介します。

不条理ギャグが多い作品もあり、正直なところ好みはハッキリ分かれるでしょう……!
ブラックユーモア溢れる作品や、過激でグロテスクなシーンが多い作品もあるので、お子様に見せるときはくれぐれもご注意ください。

 

『ポピーザぱフォーマー』

『ポピーザぱフォーマー』表紙

ポピーザぱフォーマー
監督:増田龍治

全編3DCGのアニメ『ポピーザぱフォーマー』。
うさぎの被り物をかぶったポピーと、オオカミっぽい姿にお面をつけたケダモノを中心に、とんでもワールドが繰り広げられます。セリフは一切ありません!

その内容はとにかくシュールでブラック! 爆発、射殺、切断、血だらけなど、到底子供向きとは思えぬ展開。しかしながら、表情豊かなキャラクターたちの動きにクスッとしてしまうから不思議です……。

「ウンジャ~ラ~カ~ ポピ~ザクラ~ウン!」という主題歌は、一度聴けばもう耳から離れません!

 

『The World of GOLDEN EGGS』

『The World of GOLDEN EGGS』表紙

The World of GOLDEN EGGS
監督:臺佳彦

ターキーズ・ヒルを舞台に、そこで生活している人々の様子を面白おかしく描く『The World of GOLDEN EGGS』。

「ブラじゃないよ~! 大胸筋強制サポーターだよ~!」
このセリフにピンときたあなたは、このアニメをリアルタイムで見ていた世代の方でしょうか? (わたしはその世代です!)

グダグダな会話の中に、たくさんのブラックユーモアと笑いが詰まっています。キャラクター数がかなり多いのですが、それらを全て2人の声優が担当しているというから驚きです。

見れば見るほどクセのある魅力にハマってしまいますよ。

 

『Peeping Life』

『Peeping Life』表紙

Peeping Life
監督:森りょういち

とにかくゆるくてシュールな会話にクスッとしてしまうアニメ『Peeping Life』。
本当にこんな会話ありそう……と思えるような日常の会話を切り取ったショートストーリーが収録されています。

場面が切り替わることはほとんどなく、本当にゆる~い会話が続きます。
ゆっくりとした会話のなかには共感や笑いが含まれており、その世界にハマる人であればたまらないはず。素人っぽさのあるアクターたちの独特な言い回しが、これまた面白いんです。

個人的におすすめしたいエピソードは、「バカップル」シリーズですね!

 

『ガラクタ通りのステイン』

『ガラクタ通りのステイン』表紙

ガラクタ通りのステイン
監督:増田龍治

『ポピーザぱフォーマー』を手掛けた増田龍治さんの作品。ガラクタ通りで暮らす青年ステインが拾ったゴミをきっかけに始まる、奇妙な冒険のお話です。

『ポピーザぱフォーマー』と同じく全編3DCG。セリフは多少ありますが、ほとんどがBGMと効果音のみで表現されています。
「てんこもりっでダ~ンス シャバダバ ランバダ エビバ~リッ♪」と、主題歌も印象的です。

捨られた巨大猫のパルバン、工事用パイロンをかぶったヤシガニのパイロンなど、個性的なキャラクターが登場。
笑いの要素は少ないながらブラックユーモア満載で、ディープなガラクタの世界を楽しめます。

 

『スキージャンプ・ペア』

『スキージャンプ・ペア』表紙

スキージャンプ・ペア
監督:真島理一郎

スキージャンプ・ペアとは、選手が2人1組となり、同じスキー板に乗ってジャンプする架空の競技のこと。パートナーが空中に浮く離れ技や、動物モチーフの技を繰り出すなど、衝撃の試合模様が描かれます。

本物のオリンピックの試合を見ているような臨場感がありながら、試合の解説を務めるナレーター茂木淳一さんの淡々とした解説が笑いを誘います。

絶対に出来るはずのない技がてんこ盛り! 試合中に選手が消失するなど、驚きと見どころだらけの作品です。

 

『ウサビッチ』

『ウサビッチ』表紙

ウサビッチ
監督:富岡聡

ソビエト連邦時代のロシアが舞台。刑務所に服役しているウサギのプーチン、キレネンコが繰り広げるドタバタブラックコメディーです。

見た目は可愛らしいプーチンとキレネンコですが、動きは奇妙。そしてなんだか人間味に溢れていて、そこがまた面白いんです。
セリフはありませんが、その独特すぎるシュールな世界にハマってしまいました!

キャラクターはもちろん、小物まで丁寧に描かれているので、見るたびに発見のある作品ですよ。

 

『ハッピーツリーフレンズ』

『ハッピーツリーフレンズ』表紙

ハッピーツリーフレンズ
製作:Mondo Media

とっても可愛らしい動物のキャラクターが登場する子供向けアニメ……かと思いきや! 毎回グロテスクなシーンが登場する『ハッピーツリーフレンズ』。

通称「HTF」または「ハピツリ」は、PG-12指定の作品ながら、熱狂的なファンに愛されている作品です。

残酷、だけど可愛い! そのギャップのトリコになってしまいます。

 

『オー! マイキー』

『オー! マイキー』表紙

オー! マイキー
制作総指揮:石橋義正

アニメ……ではありませんが、シュールといえばこの作品。
登場人物は全員マネキン! どんな不条理な結末でも「あはは! あはは!」と笑って終わらせる超シュールでブラックユーモア溢れる短編ドラマです。

マイキーことマイケル・フーコンを主人公に、家族や周囲の人々との交流を描いています。

初めて見たときの衝撃は忘れられません。
表情の一切変わらないマネキンが喋っている……! それだけでも独特な世界だということがよ~く分かります。

 

独特な笑いを楽しんで!

不思議な世界が魅力のシュールなアニメをご紹介しました。興味がわいた作品から、ぜひ見てみてくださいね。

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ライター:カタクラ