ブックオフオンラインコラム

ブックオフオンライントップへ

ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > 趣味・実用 > 気になる料理を再現できる!小説に登場した料理のレシピ本5選

気になる料理を再現できる!小説に登場した料理のレシピ本5選


更新日:2019/1/4

小説を読んでいるとき、料理が出てくるシーンに出くわして「実際に食べてみたい!」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

海外の小説の場合、料理名を見ただけでは詳しい内容がイメージできないこともあるでしょう。
実際に食べてみたいけれど作り方がわからない場合は、どうしたらいいのでしょうか。

そんなとき活用したいのが、小説に出てくる料理のレシピを集めた本。ここでは小説に登場する料理を再現できる、おすすめのレシピ本をご紹介します。

 

お茶会を開きたくなるレシピ本!
『台所のメアリー・ポピンズ -おはなしとお料理ノート』

書籍『台所のメアリー・ポピンズ -おはなしとお料理ノート』表紙

台所のメアリー・ポピンズ -おはなしとお料理ノート
P・L・トラヴァース(著)、小宮由、アンダーソン夏代(訳)
メアリー・シェパード(絵)
中央出版

児童文学『メアリー・ポピンズ』の舞台は1910年代のロンドン。時代を超えて幾度となく映画化や舞台化がされている作品です。
原作の小説を読んだことがなくても、タイトルは知っているという人も多いことでしょう。
本書には、小説の中に登場するイギリスの伝統的なお菓子や料理のレシピが掲載されています。

『メアリー・ポピンズ』の世界がわかる1週間分のストーリーも書かれているため、原作を読んだことがない人にもおすすめですよ。
逆に原作を読んだことがある人なら、懐かしい気持ちで読み返すことができるのではないでしょうか。

いつも逆さまの状態で暮らしている風変わりな夫婦が愛してやまない「あべこべケーキ(さかさまケーキ)」のお話に登場するお菓子のレシピは必見です!
全部で57品ものレシピが掲載されており、読み応えたっぷりな1冊となっています。

⇒『メアリー・ポピンズ』作品一覧はこちら

 

シャーロキアンのためのレシピ本!
『シャーロック・ホームズとお食事を -ベイカー街クックブック』

書籍『シャーロック・ホームズとお食事を -ベイカー街クックブック』表紙

シャーロック・ホームズとお食事を -ベイカー街クックブック
ジュリア・カールスンローゼンブラット、フレドリック・H・ソネンシュミット(著)
粕谷宏紀(訳)、野呂有子(訳)
東京堂出版

シャーロック・ホームズが好きな人におすすめしたいレシピ本が『シャーロック・ホームズとお食事を-ベイカー街クックブック』。
小説の舞台である、ヴィクトリア朝(1837~1901年頃)のイギリス料理のレシピが掲載されています。なんとその数200種類! ボリュームたっぷりです。

ホームズが暮らす下宿の女主人・ハドソン夫人が作る朝食はもちろん、ホームズが捜査中に持参したサンドウィッチのレシピまで掲載されています。
作品のファンなら、思わずうなってしまうような内容ではないでしょうか。

単に小説に出てきた料理のレシピが掲載されているだけでなく、ヴィクトリア朝の食文化やホームズ作品に関するコラムなども満載。読み物としての完成度が高い作品です。

⇒『シャーロック・ホームズ』シリーズ作品一覧はこちら

 

アメリカ開拓時代の料理がわかる本!
『大草原の『小さな家の料理の本』 -ローラ・インガルス一家の物語から』

書籍『大草原の『小さな家の料理の本』 -ローラ・インガルス一家の物語から』表紙

大草原の『小さな家の料理の本』 -ローラ・インガルス一家の物語から
バーバラ・M・ウォーカー(著)、ガース・ウィリアムズ(絵)
本間千枝子、こだまともこ(訳)
文化出版局

本書の原作となる「インガルス一家の物語シリーズ」は、アメリカの開拓時代に生きた家族の暮らしを描いた小説です。
本書には小説の引用とともに、作品に登場する料理のレシピが紹介されています。

自然の中でたくましく暮らす家族の姿が食事内容にも反映されており、素材をいかに無駄にせず使うかという点にこだわったレシピがほとんどです。
主人公の家族が食べている素朴なパンや牛乳から作るバターのレシピを読むと、当時は食べること自体が大変な作業だったということがよく理解できるのではないでしょうか。

レシピ以外にも、当時の生活用品・食料事情・食品の保存方法などが解説されており、作品の世界をリアルに感じることができる内容となっています。

⇒「インガルス一家の物語シリーズ」一覧はこちら

 

人気作家34人の小説に登場する料理のレシピ集!
『食べ物語る BUNDANレシピ』

書籍『食べ物語る BUNDANレシピ』表紙

食べ物語る BUNDANレシピ
BUNDAN COFFEE & BEER(著)、主婦の友社

本書は明治~平成に出版された人気小説に出てくる料理を、実際に作って楽しむというコンセプトで作られた本です。
人気作家34人の作品解説とともに、登場する料理のレシピが掲載されています。

たとえば、芥川龍之介の小説『芋粥』に登場する芋粥や、夏目漱石の小説『吾輩は猫である』に登場するいちごジャムなど、思わず食べてみたくなる料理のレシピを厳選しているところがポイント!

お気に入りの小説に出てくる料理を作ってみたいという人だけではなく、面白い作品を知りたいという人にもおすすめですよ。

 

村上春樹の作品に登場する料理を再現できる!
『村上レシピ』

書籍『村上レシピ』表紙

村上レシピ
台所でよむ村上春樹の会(編)、飛鳥新社

『村上レシピ』は、作家・村上春樹さんの作品の中に登場する料理のレシピを紹介している本です。
村上作品を読んで、登場人物が食べている料理を「おいしそう……」と感じたことがある人ならきっと満足できるでしょう。

本書に掲載されているレシピは、台所で小説を読みながら、あるいは小説を読んだ後に作ってみたくなる料理ばかりです。

たとえば『羊をめぐる冒険』の中に登場するたらこのスパゲッティーや、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の中に登場するストラスブルグソーセージの料理など。村上作品のファンなら一度は食べてみたいであろうレシピが多数掲載されています。

レシピだけでなく写真も掲載されているため、料理の内容をよりイメージしやすいところも魅力です。

⇒シリーズ一覧はこちら

⇒村上春樹の作品一覧はこちら

 

実際に小説に登場する料理を再現してみよう!

小説の細かい内容を忘れてしまっても、物語に登場した料理はいつまでも記憶に残っているという人は多いのではないでしょうか。

もし、心の中に忘れられない料理があるなら、ぜひレシピを探して実際に作って食べてみましょう。

より味わい深く感じられること間違いなしです。

 

今回紹介した書籍

台所のメアリー・ポピンズ -おはなしとお料理ノート
P・L・トラヴァース(著)、小宮由アンダーソン夏代(訳)、メアリー・シェパード(絵)
中央出版

シャーロック・ホームズとお食事を -ベイカー街クックブック
ジュリア・カールスンローゼンブラット、フレドリック・H・ソネンシュミット(著)
粕谷宏紀、野呂有子(訳)
東京堂出版

大草原の『小さな家の料理の本』 -ローラ・インガルス一家の物語から
バーバラ・M・ウォーカー(著)、ガース・ウィリアムズ(絵)
本間千枝子、こだまともこ(訳)
文化出版局

食べ物語る BUNDANレシピ
BUNDAN COFFEE & BEER(著)、主婦の友社

村上レシピ
台所でよむ村上春樹の会(編)、飛鳥新社

 

料理をしながら本が読める!レシピ本にもおすすめ♪

 

ライター

ウメモト
ウメモト
読書とバードウォッチングを愛するフリーライターです。最近「おじさまと猫」を読んで号泣してしまいました。よく読む本のジャンルはホラー・ミステリー・雑学・児童文学・エッセイ・少年漫画など。来年こそ妖怪検定を受けたいです。