祝20周年★歴代ポケモンシリーズ【BW、XY編】
便利な機能やストーリー以外でも楽しめるイベントなど、進化し続けるポケモンシリーズ。
前編、中編と振り返ってきましたが、後編となる今回は新しい要素がふんだんに盛り込まれている第5作目『ブラック・ホワイト』、第6作目『X(エックス)・Y(ワイ)』について振り返ります。
イベントや細かい演出が凝っている!『ブラック・ホワイト』
2010年に発売された『ブラック・ホワイト』。カントーやジョウトから遠く離れたイッシュ地方が舞台となります。
これまでは日本国内の地形がモデルになっていましたが、このイッシュ地方はアメリカ・ニューヨークがモデルとされています。高層ビルが並ぶヒウンシティは、なんだかマンハッタンみたいですよね。
季節の要素も取り入れられており、月ごとに四季が変わるようになっています。
ポケモンの出現や姿の変化だけでなく季節限定のイベントもあり、一緒に乗る人が変わる観覧車のイベントはなかなか面白いのでオススメです。
さて、このブラック・ホワイトで外せないのがN(エヌ)の存在。ポケモンのことを「トモダチ」と呼び、ポケモンの言葉を理解できる謎の多い青年です。
“ポケモンを解放すべき”と考えている彼とは何度も戦うことになります。
中性的な姿をしていることもあり、女性のファンに人気がありますね。実は初期設定では「ナチュラル・ハルモニア・グロピウス」という本名が付いており、オーキド博士やダイゴのようにシリーズでは珍しくフルネームが分かっている人物でもあります。
2年後が舞台の2012年に発売された続編『ブラック2・ホワイト2』でも登場しており、行方不明になっていた彼とバトルができます。
シリーズ初の3D!オシャレ&新しい♪『X・Y』
第6作目として2013年に発売された『X(エックス)Y(ワイ)』。
これまで色や鉱石がタイトルにはいっていたポケモンシリーズですが、このX・Yは数学の座標系で使用されるX軸とY軸が名前の由来となっています。
舞台は星の形をしたカロス地方。モデルになっているのはフランスです。街の雰囲気が欧州っぽいことや、エッフェル塔に似たタワーからわかった人もいるかもしれません。
シリーズで初めて主人公の髪や肌の色、目の色を選ぶことができるようになっており、服やアクセサリーも自由に変えることができます。
かわいくておしゃれなアイテムも多く、ついつい集めたくなってしまいますね。
ミアレシティの高級ブティックで買い物をした時は、所持金がとんでもないことになっていました……。
ポケモンでこんなにお金を使ったのは初めてです。ほかにも隠しステータス「スタイリッシュ度」があるなど、オシャレなフランスの要素は、こういったところにも入っています。
バトル面では「メガシンカ」や「フェアリータイプ」が追加されているのが特徴ですね。
特にフェアリータイプの登場は、これまで強力と思われていたドラゴンタイプに弱点ができたため、ポケモン選びやバトルのやり方にかなり影響しています。
プリンやマリル、サーナイトなど、過去に登場したポケモンもこのタイプに変更されているので、ある意味慣れている人ほど厄介なタイプなのかもしれません。
あくタイプが好きな筆者は、いまだに新しいタイプ相性が覚えられず苦戦しています……。
おわりに
懐かしい『赤・緑』から、完全新作としては最も新しい『X・Y』まで振り返ってみましたが、こうやってみてみると、ポケモンもさまざまな進化をしてきていたんですね。
たくさんの子どもたちをわくわくとドキドキの冒険につれていってくれたポケモン。次はどんな世界が舞台で、どんなポケモンに出会えるのか……今後も楽しみです!
『赤・緑』『金・銀』を振り返る
『ルビー・サファイア』『ダイヤモン・ドパール』を振り返る
歴代ポケモンシリーズ
発売日 | シリーズ | 特徴 |
---|---|---|
1996年2月 | 赤、緑 |
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1996年10月 | 青 |
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1998年9月 | ピカチュウ |
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1999年11月 | 金、銀 |
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2000年12月 | クリスタル |
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2002年11月 | ルビー サファイア |
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2004年1月 | ファイアレッド リーフグリーン |
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2004年9月 | エメラルド |
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2006年9月 | ダイヤモンド パール |
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2008年9月 | プラチナ |
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2009年9月 | ハートゴールド ソウルシルバー |
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2010年9月 | ブラック ホワイト |
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2012年6月 | ブラック2 ホワイト2 |
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2013年10月 | X(エックス) Y(ワイ) |
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2014年11月 | オメガルビー アルファサファイア |
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