祝20周年★歴代ポケモンシリーズ【RS、DP編】

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前編では『赤・緑』『金・銀』を中心にマイナーチェンジ版やリメイク版を紹介しました。

今回は第3作目『ルビー・サファイア』と第4作目『ダイヤモンド・パール』です。約10年前に発売されたこの作品はどんな作品だったでしょうか？ 振り返ってみましょう！

⇒『赤・緑』『金・銀』を振り返る

これぞ冒険！自然あふれる『ルビー・サファイア』

2002年に発売された第3作目が、2014年にリメイクされた『ルビー・サファイア』。

ジョウト地方から引っ越してきた主人公は、超古代ポケモンを狙うマグマ団やアクア団と戦うことになります。2つの敵対組織が登場する珍しいシリーズですね。

九州地方をモデルにしたホウエン地方を舞台としており、ほかの地方と比べて海や火山といった自然が多いのが特徴です。
特に海はマップの半分近く占めるほど広く、迷った人も多いのではないでしょうか。

また、砂浜に足跡が残る、ダンジョンでポケモンの鳴き声が聞こえるなど、細かい所にもこれまでのシリーズとの違いがあります。

過去シリーズで主人公の父親が登場していなかった事もあり、父・センリがジムリーダーとして登場してくるのが新鮮でした。バトルではなかなか手ごわい相手で、切り札・ケッキングに苦戦した人もいるでしょう。

『金・銀』に登場したアカネもそうでしたが、ノーマルタイプのジムリーダーは強いですね。
筆者もアカネとセンリ、そして橋の下で会うライバル戦で何度、目の前が真っ暗になったことか……。

2004年には『エメラルド』が、そして2014年には念願のリメイク版『オメガルビー（OR）・アルファサファイア（AS）』が発売。

ルビー・サファイアの魅力である、ひみつきちやコンテストもパワーアップ！
ラティオスやラティアスに乗って空を自由に飛べる“おおぞらをとぶ”など新要素も楽しめます♪

バトルリゾートでは、さらに強くなったもう一人のライバル・ミツルとも戦えるので、そちらにもぜひチャレンジを！

ちょっとブラック？『ダイヤモンド・パール』

『ダイヤモンド・パール』バージョンは、2006年に発売。

舞台であるシンオウ地方は北海道がモデル。北部では常に雪が降っている寒冷な気候で、雪が多すぎて自転車に乗れない豪雪地帯もあります。
マイナーチェンジ版である『プラチナ』では、主人公たちもしっかり着こんでいましたね。女の子はミニスカートのままでしたが。

怪奇現象が起こる「もりのようかん」、ヨスガシティの外れにある「いぶんかのたてもの」、あるイベントでのみ入れる「はとばのやど」のようにちょっと不気味な要素が多かったですね。

特にもりのようかんはBGMだけでも十分怖いです。幽霊のようなものも出てきますし……これはトラウマになります。公式でもホラースポットとされていましたね。

2008年発売の『プラチナ』バージョンで追加された「やぶれたせかい」では、トレーナーも野生のポケモンもいない、時空が捻れた世界を進んでいきます。

壁や天井を歩いたり、足場が消えたり、迷子になりそうです。こういった独特の雰囲気もこのシリーズの特徴ですね。

人気のキャラクターが多いのもダイヤモンド・パール、プラチナの見所。

ナギサジムのジムリーダー・デンジ。映画『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』に登場するアーロンにそっくりなトレーナー・ゲン。

女性ではチャンピオンのシロナが特に人気ですね。歴代でも最強クラスの強さを持つ、初の女性チャンピオンのシロナ。クールな見た目とは違い、意外と子どもっぽいところがあるのもステキですよね。

懐かしい！ またやってみてみいかも？

今回はシリーズ初のフルカラーだった『ルビー・サファイア』と、独特の雰囲気が魅力の『ダイヤモンド・パール』を中心に振り返ってみました。

過去のシリーズと比べると、グラフィックもBGMもより進化し、やり込み要素もかなり増えています。

第5作目『ブラック・ホワイト』以降も歴代のジムリーダーやチャンピオンと対戦できるトーナメントなど、本編そっちのけで思わずやり込んでしまう楽しい新システムが登場しています♪

⇒『赤・緑』『金・銀』を振り返る
⇒『ブラック・ホワイト』『X・Y』を振り返る

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