映画のタイトルクイズ|原題とのギャップが面白い!
更新日:2019/10/02
映画の原題と邦題(または英題)が、面白いほど異なるものがたくさんあるのをご存じですか? 英語を直訳しても思い当たる映画が浮かばないということもしばしばあります。
そこで今回は、「初級編」と「上級編」にわけて映画のタイトルを当てるクイズを出題します!
洋画の邦題、または邦画の英題。みなさんはいくつ答えられるでしょうか?
初級編! 映画タイトル当てクイズ
まずは初級から! ヒントを参考に考えてみてください。
1.『Frozen』
ヒント:大ヒットしたディズニー映画です。日本では2014年に公開されました。
2.『Departures』
ヒント:こちらは日本映画の英題。
“Departures”の意味がわかればピンとくるのでは?
3.『The Fast and the Furious』
ヒント:アメリカのロサンゼルスが舞台の人気シリーズ映画。
“Fast”「速い」と“furious”「激怒した」という単語から連想される映画は……?
4.『Close Encounters of the Third Kind』
ヒント:スティーブン・スピルバーグ監督の作品。原題を直訳した「第三種接近遭遇」から思い浮かぶ映画といえば?
5.『The Martian』
ヒント:Martianの意味は「火星の人」です。
初級編 答え合わせ
さっそく、答え合わせをしていきましょう。初級編は、あまり難しくなかったのではないでしょうか。
1.『Frozen』→『アナと雪の女王』
『アナと雪の女王』
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
答えは、『アナと雪の女王』。なんてシンプルなんでしょう!
原題には「アナ」も「雪の女王」も含まれていないんです。
2.『Departures』→『おくりびと』
『おくりびと』
監督:滝田洋二郎
答えは、2008年公開の滝田洋二郎監督の『おくりびと』。
英題になったとき、「出発」を意味する“Departures”が使われているのが興味深いです。
3.『The Fast and the Furious』→『ワイルド・スピード』
『ワイルド・スピード』
監督:ロブ・コーエン
答えは、2001年にシリーズが始まった『ワイルド・スピード』。
原題には「ワイルド」も「スピード」も含まれませんが、想像しやすかったのではないでしょうか?
4.『Close Encounters of the Third Kind』→『未知との遭遇』
『未知との遭遇』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
答えは、1977年に公開された『未知との遭遇』。直訳の「第三種接近遭遇」から魅力的な邦題をつけたテクニックが見事です!
5.『The Martian』→『オデッセイ』
『オデッセイ』
監督:リドリー・スコット
答えは、2015年に公開された『オデッセイ』。
カタカナの邦題でありながら、原題は全く異なる英単語が使われています。
ただ、英単語“odyssey”の意味「多難な長旅」を知っていれば、答えにたどり着けたかもしれません。
上級編! 映画タイトル当てクイズ
では続いて、難度を上げた上級編です! この映画タイトルがわかりますか?
1.『Sister Act』
ヒント:公開当時、米国で6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなったコメディー映画です。
“Sister”の意味は「姉」や「妹」だけではありませんよ~!
2.『Spirited Away』
ヒント:日本のアニメ映画。アカデミー長編アニメ映画賞を受賞しました。
ちなみに、“Spirited Away”の意味さえ分かればすぐにピンと来るはず!
3.『Intouchables』
ヒント:こちらはフランス映画。「触れてはならない」と同じ意味です。
4.『The Post』
ヒント:原題の“The Post”は「ワシントン・ポスト紙」のことを指しています。機密文書をめぐるジャーナリストの実話といえは……?
5.『Resident Evil』
ヒント:シリーズ化されたゲームソフトを原案とした、米英合作映画。映画も続編がいくつか公開されています。
上級編 答え合わせ
難易度が上がった上級編は、いくつわかりましたか?
1.『Sister Act』→『天使にラブソングを…』
『天使にラブソングを・・・』
監督:エミール・アルドリーノ
答えは、1993年に日本で公開された『天使にラブソングを…』。
原題の“Sister”に「修道女」の意味があることを知っていれば、答えにたどり着けたはず。
2.『Spirited Away』→『千と千尋の神隠し』
『千と千尋の神隠し』
監督:宮崎駿
答えは、ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』。“Spirited Away”には、「(人)を神隠しに遭わせる」という意味があります。
3.『Intouchables』→『最強のふたり』
『最強のふたり』
監督:エリック・トレダノ
答えは、2012年に公開された『最強のふたり』。日本で公開されたフランス映画では歴代1位のヒット作でした。
「本来は出会うことがない者同士」から、「最強のふたり」になったのは秀逸です。
4.『The Post』→『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
答えは、2018年に日本で上映された『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』。ヒントだけで正解にたどり着いた人は、かなりの上級者ですね!
5.『Resident Evil』→『バイオハザード』
『バイオハザード』
監督:ポール・W・S・アンダーソン
答えは日本の大人気ゲームソフトが原案の『バイオハザード』。ゲーム好きの人には簡単な問題だったでしょうか?
いくつ正解できましたか?
初級・上級を合わせて10問出題しましたが、いくつ正解できましたか?
原題を見て納得するタイトルもあれば、邦題(または英題)の方が上手くつけられていると感じるものもあるのではないでしょうか。
映画のタイトルを探ってみると、新たな発見に出会うことがあります。ぜひ好きな映画をチェックしてみてください!
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ライター名:reisuke