まるで魔法!本についたコーヒーや醤油シミの染み抜き法
更新日:2015/9/29
コーヒーを飲みながら本を読んでいたら、うっかりこぼしてしまった――。
テーブルに本を置きっぱなしにして食事をしていたら、醤油がついてしまった――。
そんな経験、一度はありますよね。
コーヒー好きな筆者も、コーヒーを飲みながら本を読んでいたら、「あっ……!」
事も有ろうに職場の本にコーヒーをこぼしてしまいました。
なんとかキレイにならないかと、本のシミ抜き方法を調べ試したところ、みごと綺麗になったので、みなさんにもその方法をご紹介させていただきます。
ただし、紙質や経過時間などによって、効果に差が出るかと思いますので、試す場合は自己責任でお願いします!
まるでなかったかのような白さ!本の染み抜き法
こぼしてしまった直後の写真です。こんな感じにこぼしてしまう事、ありますよね。
今回のシミ抜きでは、ごく身近なものを使って試してみました。ちなみに本は新書です。
必要なもの
・キッチン用漂白剤
・ティッシュ(コットンまたはガーゼなどがあればより可)
・割り箸
・紙
手順1 ティッシュで水分を取る
まず、こぼした水分をティッシュなどで吸いとります。
このとき、擦ったりしないのがポイント(破れやダメージを防ぎます)
手順2 ページの裏に紙を挟み漂白剤を……。
手順2.つぎに、シミを取りたいページの裏に紙を挟みます。(今回は、不要のA4紙を四つ折りにして挟みました)
ティッシュにキッチン用漂白剤を染みこませ、素手で触らないように割り箸を使い、シミの部分にペタペタと優しくなじませる。この時、マスクなどをして行うとよいかと思います。
手順3 水で漂白剤を落とす
シミが抜けたら、今度は新しいティッシュに普通の水をつけ、シミを落とした部分に再度ペタペタと優しくなじませ、漂白剤を落とします。
すると……。
なんということでしょう。あのコーヒーのシミが消えてなくなりました!(手順3直後の写真)
裏にも滲んでしまっていたシミも綺麗になりますよ。
漂白なんかしてしまったら、全部まっ白になってしまうかも……と少しドキドキしていたのですが、印刷部分は消えず、滲んだりもしませんでした。
気になる「こんな本のシミ」を試してみました
シミが消えることを確認して安心できたので、こんなシミはどうなる!? と、今度は“こんなことあるある”を想定して染抜き法を試してみました。
その1.コップの底の跡
消えることを確認し安心できたので、今度は“こんなことあるある”を想定して、輪型のシミを作ってみました。コップの底の跡がくっきりです……。
手順は先程と同じ。試した結果……、
シミのみ綺麗に取れました!(写真は、手順3の水でなじませたところまでです)
その2.時間が経ってしまったシミ
1日放置したシミで試してみましたが……、
こちらも綺麗に取れました!
その3.醤油のシミ
こちらは、コーヒーよりも頑固そうな醤油のシミ。
こちらもしっかり取ることができました!
今回コーヒーは2ページ程度、醤油は3ページ程度染みてしまいましたが、1ページずつ同様の手順で行ったところ、そちらも綺麗に取ることができました。
シミ抜き後の気になる「シワ」は?
本についたシミが消えたことに感動したのですが、シミ抜き後に気になったのは「シワ」。
本を濡らしたことにより、紙にシワができてしまいました。
そのシワを解消してくれるのが「アイロン」です。
今回は、髪のスタイリングに使うストレートヘアアイロンを100℃に設定して使用しました。(アイロンの場合、低温(80~120℃))
シミ抜きの翌日に試しましたがシワが目立たなくなりました。よりシワを伸ばすには、シミ抜き後、ある程度本が乾いた状態になったときのほうが良さそうです。
アイロンをかけるときは火傷に注意して、短時間ずつ、あまり強くプレスしないようにしてくださいね。
染み抜きの感想と反省
漂白するときはティッシュよりコットンやガーゼなどのほうが本になじませやすそうです。
また、こぼした範囲が何ページにも及んでいると作業に時間がかかるので、ちょっとこぼしたくらいの場合に役に立ってくれそうでした。
しかし、シミが落ちたときの感動はひとしお!試してみる価値アリです!
*紙の素材によって、シミの落ち方に違いがあるかも知れません。お試しの際は自己責任でお願いします。
こんな役立つ豆知識も……!
シミ抜きでもう一つ気になったのが、漂白剤の匂い。
翌日には、さほど気にならない程度にはなりましたが、気になる方には本についた匂いも取れちゃう、こちらがおすすめ!まさに、コーヒーに泣き、コーヒーに笑います……。
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