パッカリ割れた本は直せる!自分で簡単にできる修復方法を紹介
久しぶりに出した本を開いたら真ん中がパッカリ割れていた……。本を強く引っ張ったら割れてしまった……。
そんな風に、割れてしまった本を持っていませんか?
本を強く引っ張ってしまったときはもちろん、時間の経過とともにのりがはがれてしまい、本がパッカリと割れてしまうことがあります。特にゲームの攻略本など、分厚い本はそうなりがち。
割れている本をそのままにしてしまうと状態が悪化し、ページが背から離れてしまうことも考えられます。
捨ててしまうのはもったいないですし、大切な本はきれいな状態に戻して保存したいですよね。
そこでここでは、割れた本を直す方法を調べて実践。木工用ボンドなどを使ってパッカリ割れてしまった本を直す方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
用意するもの
特別な道具や材料は必要ありません。100均でもすべて揃えることができますよ。
・ボンド
・滑り止めシート
・目玉クリップ
・竹串
・綿棒
・ティッシュペーパー
割れた本の直し方
背までパッカリ割れてしまっている本を直していきましょう。見事にパッカリ割れています……。
※本の内容保護のため、全体にティッシュをかけています。実際に試す際はかける必要はありません。
1.割れ目にボンドを塗っていく
カバーがついている本はカバーを外してから、割れ目にボンドを塗っていきます。はみ出さないように気をつけましょう。
万が一はみ出してしまった場合は、ティッシュですぐに拭き取ります。
背からパッカリ割れてしまっているなど、割れ目が大きい場合は綿棒を、割れ目の程度が軽い場合は竹串で塗るとやりやすいですよ。
2.目玉クリップで固定する
本に跡がついてしまわないように、滑り止めシートをかぶせ、目玉クリップで背を挟みます。
分厚い本を乗せて重しにする方法だと、背の割れている部分が密着しにくいためなかなか上手くいきません。
しかし今回の方法であれば、クランプ(ネジなどで物を締めつけ固定する工具)という専用の道具を使った場合と近い状態にすることができます。
3.修復完了
1日程度置いて乾かし、目玉クリップを外します。割れていた箇所がきれいに直っています。
くっついていない箇所がある場合は、再度竹串でボンドを塗り、再び滑り止めシートと目玉クリップで挟んで時間をおいてくださいね。
テープでの補修は、いずれ劣化して色が変わることもあるのでご注意を。
大事な本は自分で直してみよう
背までパッカリ割れてしまった本でも、身近なものを使って以外に簡単に直すことができます。
ボンドなどで直した後は、どこの部分が割れていたのかわかりいくい程の仕上がりです。大切な本は直して、きれいな状態で保管しておきましょう。
コーヒーのシミが出来てしまった本や、破れてしまった本の修復方法などもご紹介。本を大切にしたい方必見です。