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読書を効率良く! 速く読めて内容が身につく「本の読み方」


本を読むときに、「時間がかかる」「なかなか身につかない」などのお悩みはありませんか?

何となく読んでいるだけでは、読書のコツを身につけることはなかなかできません。日頃忙しい人なら、なおさら読書を効率的に進めていきたいものです。

 

いつも何気なく行っている読書方法を少し変えるだけで、読むスピードや内容把握が劇的に改善することもあるんですよ。

ここでは、「効率の良い読書術」「速く読める読書術」を10個ご紹介します! 自分が必要なもの、取り入れられそうなものからぜひ実践してみてくださいね。

 

①読みやすそうな本を選ぶ

これが特に重要なポイントです。

読書に慣れてきたらどんな本を読んでも頭に入ってくるでしょう。しかし、最初のうちはわざわざ難しい本を読む必要はありません。
最初から難しい本を読もうとすると、苦手意識が芽生えてしまう可能性があるからです……!

どんな本でも構いません。好きな芸能人が書いた本、エッセイ、自己啓発本など、まずは好きなジャンルの本を読むことから始めましょう。

 

②集中できる場所を見つける

読書する女性

盲点になりがちですが、自宅が一番集中できるとは限りません。家族との会話が発生したり、ついついテレビを見てしまったりすることも多いのではないでしょうか?

読書は一度中断してしまうと、「どんな内容だったっけ……」と思い出すのに時間がかかるので、効率的に進められません。

読書を邪魔されないような環境をぜひ見つけてみてください。図書館・カフェ・公園のベンチなど、読書ができる場所は色々とあります。

 

③本を読む前に、まずは目次から読む

最初に本の「目次」をチェックすると本のおおまかな全体図が分かります。

何もわからない状態で読み始めるより、全体図を把握しておくことで、内容を理解しやすくなりますよ。購入する前に読んでおくだけで、いざ読み始めたときスムーズに本の世界へ入っていけるはずです。

 

④見出しをチェックする

いきなり本文を読むのではなく、その章にある「見出し」を順番にチェックしてみましょう。見出しは本文の構成を表しているもので、見ていくだけで本文の展開が分かります。

本当に時間がない場合は見出しだけ読んで終わらせるのも良いです。深く理解することはできませんが、読むストレスを大幅に減らせますよ。

 

⑤思い切って読み飛ばしてみる

本は最初から最後まで読むものと決まっているわけではありません。読みたい箇所が明確に決まっている場合、思い切ってそこだけを読むのも有効な方法です。

読書の目的がはっきりしている場合、必要ない部分はどんどん飛ばしてしまいましょう。難しいと思った箇所も読み飛ばしてみるのもおすすめです。

必要のある部分にフォーカスすることで、読書のスピードは格段に上がりますよ。

 

⑥読書時間をしっかり限定する

時計と本

「1時間だけ読書する」など、読書時間を限定する方法です。
切り上げる時間を明確にすることで集中力が増し、読書スピードが上がるだけでなく、内容も頭に入りやすくなります。

このとき、決して読書以外のことをしてはいけません。自宅で行うときは突然家族に話しかけられないよう、「○時まで読書に集中するから話しかけないでね」などと伝えておくと良いですよ。

少しでも読書に集中できるように心がけましょう。

 

⑦アウトプットをしてみる

本の内容がなかなか頭に入らない、身につかない方におすすめの方法です。

読んだ感想をアウトプットをしてみましょう。日記やSNSに簡単に綴るもヨシ。読書ノートにまとめるのもおすすめです。

内容を自分の頭に記憶づけることも可能。書いているうちに疑問点が浮かんできたり、理解が深まったりします。

アウトプットのための時間と手間は必要になりますが、本当にしっかり内容を身につけたいなら効率的な方法です。後から見返すと面白い発見をすることもありますよ。

【関連記事】「読書ノート」が読書効果を倍増させるワケ

 

 

⑧アンダーラインやマークを付ける

ラインマーカー

アウトプットの際、内容をまとめるのに多少なりとも時間がかかります。ですので、⑦でご紹介した方法が続かなそう……という方は、こちらの方法を試してみてください。

読みながら、重要だと思ったところや気になったところに下線やマークを付けていく方法です。能動的な読書をすることができ、記憶に残りやすくなりますよ。

「本に書きこみしちゃうの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、思い切って書いてみてくださいね。

 

もし大切にしている本や借りている本の場合は、付箋を活用しましょう。後で読み返すときも楽になります。

【関連記事】読書に超便利な付箋付きしおりの作り方

 

⑨異なる目的を持って3回読む

アメリカのミシガン大学でも実践されているという、本の内容をしっかり身につける方法です。
1回目は「発見」、2回目は「理解」、3回目は「メモ取り」を目的として読みます。

 

1回目……できるだけ早く読み、気になった見出し・フレーズなどをメモしたり、印付けしたりしておきます。

2回目……本の要点をしっかり理解するために注意深く読みます。

3回目……本の最も重要な箇所を記憶するため、ノートに記録します。

 

特に自己啓発本やハウツー本に有効的な読書法だといえるでしょう。

 

⑩オーディオブックを活用する

ヘッドフォン

忙しすぎて本を開くのもちょっと辛い方におすすめの方法です。

オーディオブックとは、本の内容を音声データで聴くことができるもの。イヤホン・ヘッドホンを使えば、通勤・通学中でも聴けるので、時間を有効に使えます。

普通の読書と違って目を使わなくて済むので、オーディオブックの方が疲れないという方もいます。もし本を読むのに疲れてしまうことが多いなら、試してみる価値はあるでしょう。

 

効率的な読書のポイントを意識しよう

ひらめき

読むスピードを上げたり、しっかり内容を理解したりするために使えるコツを10個ご紹介しました。

毎日忙しい方でも簡単に実践できるものが多いので、今日から早速取り入れてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】読書に向いている時間はいつ?効果的な 読書の時間帯 とは。