手作りワックスペーパーでブックカバーを作ろう|100均の材料でできる!
大切な本を守るブックカバーは、本をおしゃれに見せることができるアイテムでもあります。
ブックカバーは本屋でもつけてもらえますが、オリジナリティのあるブックカバーを手作りして、おしゃれに読書を楽しみませんか?
そこで紹介するのは、手作りのワックスペーパーを使ったブックカバーの作り方。
ワックスペーパーは一般的な紙よりも丈夫で、使用感のある独特の風合いが魅力です。ブックカバーに使いやすいサイズと厚みなのですが、なかなか手頃なものを見つけにくいのが難点です。
しかし、そんなワックスペーパーは手作りすることができるんです! 100均の材料だけで簡単に作ることができて、とてもおしゃれなブックカバーになりますよ。
※アイロンを使用しますので、火傷や火災には十分ご注意ください。
材料(文庫サイズの本)
基本の材料
・クラフトペーパー(A4)……2枚
・クッキングシート(幅25cm以上)
・ロウソク……3本ほど
簡単アレンジ♪
・スタンプ
・スタンプ台
用意するもの
・アイロン
クラフトペーパーはA4サイズのものを使用すると、文庫本サイズのブックカバーにちょうどよい大きさです。
クッキングシートは、A4サイズの紙を挟むのに使用するため、ゆとりが持てるよう25㎝幅以上のものを用意します。
ロウソクは仏事用でも、ティーライトキャンドルでも構いません。
ワックスペーパーの作り方
★クラフトペーパーにスタンプを押す
クラフトペーパーにスタンプを押して、デコレーションしていきます。
※必要なければこの工程は飛ばしてください。
★ロウソクを刻んでクラフトペーパーに載せる
クッキングシートをアイロン台の上に敷きます。このときクッキングシートは、アイロン台にロウがはみ出してしまわないよう、大きめにカットしてください。
その上に先ほど用意したクラフトペーパーを載せて、カッターなどでロウソクを砕いたロウを散らして置いていきます。
★アイロンでロウを溶かす
クッキングシートを上にもう1枚重ねた後、中温程度に温めたアイロンを上からあてて、ロウを溶かしていきます。
このとき、クッキングシートからロウがはみ出してしまわないように気をつけましょう。また、火傷や火災には十分気を付けてください。
※お子さんが作る場合、この工程は必ず大人の方がやるようにしてください。
ロウが溶けてしみ込んだ部分は茶色に変わっています。
もしロウが染みていないところがあれば、もう一度砕いたロウを置いてアイロンをあてます。溶かしムラがある部分にもアイロンをあてましょう。
全体にしっかりロウがいきわたったら、クッキングシートからはずして乾かします。
手作りワックスペーパーをブックカバーに
★クラフトペーパーを文庫本に合わせて折る
手作りワックスペーパーは透け感がでるため、1枚だけで使用すると本の表紙が透けてしまいます。そのため、もう1枚のクラフトペーパーと重ねて使用するのがポイントです。
クラフトペーパーを横向きにして、文庫本よりもやや大きめになるよう、上下を折ります。
★手作りワックスペーパーを重ねる
手作りクラフトペーパーの上に、上下3cmの位置で折ったクラフトペーパーを重ねて、一緒に折りましょう。
★左右を折り込む
本に合わせて左右も内側に折り込んだら、完成です!
アレンジ方法
スタンプを押すのはもちろん、ほかにもアレンジ方法があります!
★好きなイラストを印刷する
クラフトペーパーに好きなイラストを印刷すると、簡単にオリジナリティのあるブックカバーが作れます。
ワックスペーパーならではの風合いを生かすには、カラフルなイラストよりも、モノトーンでの印刷がおすすめですよ。
★イラストなどが印刷されたクラフトペーパーを使用する
もともとイラストや文字が印刷されたクラフトペーパーを使うのもおすすめです。
英字新聞のようなデザインや花柄など、100均でも種類は豊富にあります。スタンプや印刷の手間も省けますよ。
オリジナリティのあるブックカバーを作ろう!
今回は手作りのワックスペーパーでブックカバーを作る方法をご紹介しました。
おしゃれなブックカバーは値の張るものが多いですが、手作りならリーズナブルで、しかも簡単に作ることができます。
また、ワックスペーパーを手作りする方法以外にも、オリジナリティのある紙のブックカバーを作る方法があります。ぜひ試してみてくださいね!