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「本の帯」の役割とは?


更新日:2016/9/14

書店などで本を購入する際、雑誌を除く多くの本は本の帯がついた状態で販売されています。

この本の帯は、どういった理由でつけられていて、実際にどのような効果があるのでしょうか。
本の帯にまつわる豆知識とあわせて、本の帯がつけられている理由についてご紹介します。

 

「本の帯」は何の意味があるの?

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♦海外では実はついていないことが大半

日本ではよく見かける本の帯ですが、実は海外に行くと本の帯がついていないことが大半です。本の帯なしの上、さらには本のカバーもなしで販売されていることも少なくありません。

世界的にみても「本の帯」は、オリジナリティのある日本の文化だと言えるでしょう。

 

♦多くの情報が載っている本の帯

それでは、なぜ新刊として販売されている日本の書物の多くには本の帯がつけられているのでしょうか。その理由は、本の帯をよく観察してみることで、おのずと理解することができるでしょう。

よく見ると、表紙以上に、どんな情報を持った本で誰が書いたものなのか、少ないスペースに必要な情報を読み取ることができます。

 

♦実はPRに活躍していた本の帯

より詳細な情報が載った本の帯は本の宣伝に効果的です。つまり、本の帯がつけられている理由は、本を効果的にPRするためだということが分かります。

現代では、インターネットで本の情報を探すことができますが、ネットの無かった時代は大きな判断材料のひとつになりました。

 

「本の帯」はどうしている?

本の帯が販売者と読者を繋ぐ大切な存在だということが分かったところで、購入後みなさんは本の帯をどうしているのでしょう。そのままつけているという方もいらっしゃいますが、ここではそれ以外の扱い方をご紹介します。

 

♦しおりにして活用してみる

本の帯を無駄にせず、エコにもなるのが、本の帯をしおりにして活用するという方法です。

おりとして活用する場合、該当のページがすぐに開けるように本の帯を縦に使って使用します。もったいなくてなかなか本の帯を捨てられないという方やどうにかして活用したい方におすすめです。

 

♦コレクションにしている方も

中には、本の帯をコレクションとして、アルバムやスクラップにして保管している方もいます。

単に趣味として本の帯をコレクションにするのも良いですが、どんな本だったか振り返るためにも十分活用することが可能です。ジャンルごとに分けて、棚に並んだ数ある本の管理に活用してみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

本の帯は、日本では本を宣伝するためという立派な目的があってつけられているものです。

本の帯の役目を理解したうえで、本を選ぶ際は本の帯にも注目してみるのも良いかもしれませんね。表紙だけでは見逃してしまうような本でも、本の帯のおかげで思わぬ本との出会いに繋がるかもしれません。

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