冷凍庫を占拠している「保冷剤」をリメイク!意外&便利な保冷剤活用術
更新日:2015/8/25
アイスやケーキなど、冷たいものを買うとつけてもらえる保冷剤。
その保冷剤、捨てられずに冷凍庫にたまっていませんか?
お弁当の傷み防止に持っていったり、暑い夏の日や熱がでたときに体を冷やすくらいしか使い道がない…と思っている方は多いことでしょう。
ここでは、保冷剤の意外&便利すぎるリメイク術をご紹介します。
保冷材は98%の水と、2%の●●でできている!
保冷剤の成分ですが、およそ98%は水で、残りの2%は「高吸水性ポリマー」という物質でできています。(種類によって割合・成分は多少異なります)
高吸水性ポリマーは、大量の水などを吸収してゲル化する性質があり、使い捨ての紙オムツなどで使われています。
この高吸水性ポリマーの性質を活かして、「物を冷やす」以外に使ってみよう!
簡単!消臭・芳香剤
保冷剤リメイクの中でいちばんお手軽なのが消臭・芳香剤。
ジェル状になった高吸水性ポリマーは、表面に小さな凹凸が生まれます。この凹凸がイヤなにおいをキャッチ!消臭してくれるそうです。
作り方はとっても簡単♪
凍っていない保冷剤の袋を切り、ジェル状の中身をお皿や瓶などに取りだすだけ。表面積が大きい方が消臭効果が高まるので、あれば平たいお皿がいいですね。
(※保冷剤は食べることができないので、お皿は不要なもの、または空き瓶をご使用することをおすすめします。)
お皿に出した保冷剤に、好きなアロマオイルや香水を数滴まぜれば芳香剤にもなります。
市販のものよりも、自分のほんとうに好きな香りにできるのはうれしいですね。
置く場所にもよりますが、この消臭・芳香剤の効果は10日前後。乾いてきたら取りかえ時ですが、水を足してしばらく置くと、復元もできます。
インテリアにも!
さきほどの「消臭・芳香剤」の続編です。
お皿をかわいくしたり、絵の具や水性ペン・蛍光ペンなどで色付けすると、消臭+かわいいインテリアにも変身♪
【用意するもの】
・保冷剤
・器
・絵の具や水性ペン
・竹串(混ぜるときに使います)
・貝殻やビー玉など
作り方は簡単!保冷剤を器に入れて、お好みで色をつけて混ぜます。そしてお好きなように飾りをつけるだけ♪
絵の具はほんの少しでOK。水性ペンは、容器の内側に色をつけてから保冷剤を入れて混ぜると簡単です。
・夏は涼しげにブルーで色づけ+ビー玉や貝殻を飾る。
・春は造花で飾りつけ。
…など、季節に合わせて作ってみるのもたのしいですね。
においが消せて、お部屋もかわいくなっちゃう♪保冷剤のリメイク術です。
植物の保水剤としても!
旅行などで家をあける際、植物の水やりが気になりますよね…。
そんな時、保冷剤の中身を鉢植えの土の上にまいておくと保水剤の役目を果たしてくれるそう!
植物への害はないと言われているので、お留守番のときの救世主になりそうです。
★保冷剤の取り扱いの注意点★
保冷剤は、食べられません。特に小さなお子さまやペットのいるご家庭は、くれぐれも誤飲をしないよう、取扱いはじゅうぶんご注意ください。試す時は必ずご自身や周囲の方、生き物などの安全を確認し、自己責任でお願いいたします。
また、ビー玉や貝殻などの装飾品も同じく注意してくださいね。
保冷剤を捨てる時は、流しやトイレに流してしまうと詰まりの原因になりますので、自治体の指示に従って捨てるようにしてください。
おわりに
保冷材のリメイク術、いかがだったでしょうか。
冷凍庫の中を保冷剤が占拠している…!という方は、ぜひ保冷剤をリメイクしてみてください。
やっと保冷剤がなくなって、冷凍庫がスッキリ!
次は、ふとたまりがちな「アレ」を使って、オリジナルのブックカバーを作ってみませんか?