リユースとは? リデュース・リユース・リサイクル(3R)の違いと意味
更新日:2019/9/6
リデュース・リユース・リサイクルという言葉、目にしたこと、耳にしたことはありますか?
このリデュース(Reduce)・リユース(Reuse)・リサイクル(Recycle)とは、地球の資源をムダにしないで繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくるための3つの取り組みのこと。
それぞれの頭文字をとって「3R」といわれています。
わたしたちのくらしの中で、「リサイクルショップ」「空き缶のリサイクル」などと、“リサイクル”という言葉は昔から親しまれてきました。
ですが、なかなかリデュース・リユースは耳慣れませんよね。
ここでは、そんな「3R」リデュース・リユース・リサイクルの意味をわかりやすく解説していきます!
ちなみにブックオフは、「リサイクルショップ」ではなく「リユースショップ」なんですよ~……。
リデュース・リユース・リサイクルの意味
リデュース・リユース・リサイクルそれぞれの意味は次のとおり。
◆リデュース(Reduce)
無駄なものは買わない、ゴミを出さない、買ったものは長く使う。
◆リユース(Reuse)
ゴミとして捨てるのではなく、再利用する。
◆リサイクル(Recycle)
不要なものを、もう一度資源に戻して、新しいものを作る原料にすること。
3R活動は、この3つの“R”の取り組みによってゴミを減らしていこう! ということです。
それぞれ具体的に何をすればいいの?
意味がわかったところで、この3つのRそれぞれ、一体どんな行動をすればよいのでしょうか?
リデュース(Reduce)
買ったものを長く使う――。
シャンプーや洗剤は、詰め替えができるタイプのものを選ぶとボトルのゴミが出ません。また、お買いものの時にマイバッグを持っていったり、過剰な包装をことわることも、身近にできるリデュース活動です。
一番は、「安いから」といって不要なものを買うのを控えることが大事!
物を買う前に一度、「ほんとうに必要か?」と考えてみましょう。
リユース(Reuse)
捨てるのではなく、再利用――。
シャンプーや洗剤を詰め替えてボトルを使いまわすことは、リユースでもあります。
ほかにも身近なものとして、洋服やおもちゃのお下がりを使うことや、不用品などを売るフリーマーケットやネットオークションを利用することもリユース活動ですね。
リサイクル(Recycle)
不要な資源を新たなものに―。
ペットボトルを回収してあたらしい資源に変え、卵パックやカーペットなどに再生させる。この動きがリサイクルです。
わたしたちの身の回りには、リサイクルできるもの、されたものがいっぱいです。
わたしたちにできることは、ペットボトルや缶、古紙など、自治体のルールに従ってきちんと捨てることや、生ごみを処分するときに生ごみ処理機などを利用することです。
また、古紙を原料とした、グリーンマークがついているリサイクル製品を選んで買うこともとってもいいことですね!
3R」のほかにも“R”がいっぱい!
リデュース・リユース・リサイクルのほかにも、ゴミを減らすための“R”がたくさんあります。
リフューズ(Refuse)=拒否
ゴミになるものを買わない・断る。
リペア(Repair)=直す
壊れたものを、直して使う。
リファイン(Refine)=分別
ゴミを分別して捨てる。
レンタル(Rental)=借りる
物を買わずに借りる。
リフォーム(Reform)=作り直す
服などを捨てずに作り直す。リメイク(remake)にも同じことがいえます。
など、まだまだたくさんの“R”があります。
できるRから始めよう!
ひとつひとつ意味は違うけれど、ぜんぶ共通していえることは「物を大事にして、ゴミを減らす」こと。
少し意識をしてみるだけで、きっとゴミは減るはずです。リデュース・リユース・リサイクル、ぜひ小さなことから意識してみてください。
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ブックオフオンラインでは、読まなくなった本などを売ることができます。
自分が必要なくなったものでも、どこかでそれを使ってくれる人がいる。
こういうことの積み重ねが、「3R」=「地球の資源をムダにしないで繰り返し使う社会」につながっていくのです。