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第163回 芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作が発表されました!


更新日:2020/6/16

第161回 芥川龍之介賞・直木三十五賞が発表されました!

毎年上半期と下半期の2回発表される、芥川龍之介賞と直木三十五賞。
この2つは誰もが知る有名な文学賞であり、これらを受賞した作品はベストセラーになることもあります。

6月16日に、2020年上半期 第163回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました! それぞれの作品をご紹介します。

【関連記事】芥川賞と直木賞の違いとは?

 

 

第163回 芥川賞候補作

石原燃『赤い砂を蹴る』(文學界6月号)

岡本学『アウア・エイジ(Our Age)』(群像2月号)

高山羽根子『首里の馬』(新潮3月号)

遠野遥『破局』(文芸夏季号)

三木三奈『アキちゃん』(文學界5月号)

※敬称略、50音順

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第163回 直木賞候補作

『雲を紡ぐ』表紙

雲を紡ぐ
伊吹有喜(著)、文芸春秋

いじめが原因で登校拒否となっていた美緒が家出をし、染織職人の祖父の元で修行することに――。

壊れてしまった両親との関係、自分の生活、染織の仕事に向き合う美緒の様子が丁寧に描かれています。

 

『じんかん』表紙

じんかん
今村翔吾(著)、講談社

織田信長が語る、若き松永久秀とは? 「稀代の悪党」と呼ばれた彼は、どのように生きてきたのか――。

まず、信長が語り手という構成に驚きました。過酷な人生を送った松永久秀の生涯を描いた歴史大作です。

 

『能楽ものがたり 稚児桜』表紙

能楽ものがたり 稚児桜
澤田瞳子(著)、淡交社

能の名曲をベースにした8つの短編集を収録。人間の欲望、嫉妬、羨望などが幻想的に描かれています。

能を見たことがない人にもわかりやすく、心にグッとくる物語ばかりです。

 

『銀花の蔵』表紙

銀花の蔵
遠田潤子(著)、新潮社

座敷童が出るという醤油蔵が舞台の大河小説です。

父の実家である醤油蔵に住むことになった銀花と家族たち。そこに秘められた歴史を追っていきます。

 

『少年と犬』表紙

少年と犬
馳星周(著)、文芸春秋

認知症の母親と、母親の介護をする姉のために、犯罪すれすれの仕事をしていた和正は、あるとき野良犬を拾い――?

涙なしには読めない感動の一冊です!

※敬称略、50音順

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第162回 芥川賞・直木賞

『背高泡立草』表紙

背高泡立草
古川真人(著)、集英社

芥川賞は、古川真人さんの『背高泡立草(せいたかあわだちそう)』が受賞。古川さんは、今回4度目の候補での受賞となりました。

母親の実家・吉川家の納屋の草刈りをするため、親戚らと一緒に長崎にやってきた大村奈美。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があり、物語ではそれぞれの家にまつわる歴史や記憶を紐解いていきます。

 

『熱源』表紙

熱源
川越宗一(著)、文芸春秋

直木賞は、川越宗一さんの『熱源』が受賞しました! 川越さんは、『天地に燦たり』で松本清張賞してデビューした大阪出身の作家です。

北海道の樺太を舞台に、アイヌと東ヨーロッパの民族問題を描いた歴史大河作品。故郷を追われ、ロシアと日本の間で翻弄され続けた樺太アイヌ人たちの物語です。
史実を元に書かれており、読むと胸が熱くなってきます。

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第161回 芥川賞・直木賞

『むらさきのスカートの女』表紙

むらさきのスカートの女
今村夏子(著)、朝日新聞出版

~あらすじ~
家の近所に住んでいるむらさきのスカートの女のことが気になるわたし。彼女と友達になりたいわたしは、彼女に自分と同じ職場で働くように誘導するのだが――。

今村夏子さんの『むらさきのスカートの女』が第161回 芥川賞を受賞。今村さんは過去に『あひる』と『星の子』で芥川賞にノミネートされており、今回が初めての受賞になります。

むらさきのスカートの女が気になって仕方のない主人公が、彼女と友達になろうと画策。その狂気ともとれる行動の数々がコミカルに描かれます。

 

『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』 表紙

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
大島真寿美(著)、文藝春秋

~あらすじ~
浄瑠璃に魅せられた成章(近松半二)は、近松門左衛門の硯を使って浄瑠璃を書くことに。歌舞伎とともに盛り上がっていた浄瑠璃だが、徐々にその人気は衰退していく。
それでも書いて、書いて、書きまくった半二の運命は――。

浄瑠璃作者の近松半二の半生を描いた傑作が直木賞を受賞。
ちなみに『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』は、「うず いもせやまおんなていきん たまむすび」と読みます。

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気になる芥川賞と直木賞

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どの作品が選ばれるのか、今から楽しみですね!

これまでの受賞作品の一覧はこちら↓

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