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第163回 芥川龍之介賞・直木三十五賞が発表されました!


更新日:2020/7/15

第161回 芥川龍之介賞・直木三十五賞が発表されました!

毎年上半期と下半期の2回発表される、芥川龍之介賞と直木三十五賞。
この2つは誰もが知る有名な文学賞であり、これらを受賞した作品はベストセラーになることもあります。

7月15日に、2020年上半期 第163回芥川賞・直木賞が発表されました! それぞれの作品をご紹介します。

【関連記事】芥川賞と直木賞の違いとは?

 

 

第163回 芥川賞

芥川賞は2作品が受賞しました!

首里の馬
高山羽根子(著)、新潮社

~あらすじ~
ボランティアで資料館を手伝っている未名子は、一方でオンラインで世界中の人にクイズを出すオペレーターの仕事していた。あるとき、沖縄にかつて「琉球競馬」があったことを知り――。

富山市生まれの高山羽根子さんは、3回目の候補での受賞となりました。

本作は沖縄県那覇市を舞台に、1人の女性の生き方を描いています。

 

『破局』表紙

破局
遠野遥(著)、河出書房新社

~あらすじ~
主人公は、母校のラグビー部で指導しつつ公務員試験のために日夜勉強をしている大学生・陽介。恋人がいるものの、灯という新入生と出会ったことをきっかけに、2人の間を行き来するようになり――。

美しさにとらわれ女装をしている大学生を描いた『改良』で文藝賞を受賞してデビューした遠野遥さん。芥川賞は初めての候補での受賞となりました。

 

第163回 芥川賞候補作

赤い砂を蹴る
石原燃(著)、文藝春秋

アウア・エイジ(Our Age)
岡本学(著)、講談社

『アキちゃん』
三木三奈(著)

※50音順

 

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第163回 直木賞

『少年と犬』表紙

少年と犬
馳星周(著)、文芸春秋

~あらすじ~
認知症の母親と、母親の介護をする姉のために、犯罪すれすれの仕事をしていた和正は、あるとき野良犬を拾い――?

直木賞は『少年と犬』に決定。『不夜城』で初めて直木賞候補になってから、7度目のノミネートでの受賞となりました。

涙なしには読めない感動の一冊です!

 

第163回 直木賞候補作

雲を紡ぐ
伊吹有喜(著)、文芸春秋

じんかん
今村翔吾(著)、講談社

能楽ものがたり 稚児桜
澤田瞳子(著)、淡交社

銀花の蔵
遠田潤子(著)、新潮社

※50音順

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第162回 芥川賞・直木賞

『背高泡立草』表紙

背高泡立草
古川真人(著)、集英社

芥川賞は、古川真人さんの『背高泡立草(せいたかあわだちそう)』が受賞。古川さんは、今回4度目の候補での受賞となりました。

母親の実家・吉川家の納屋の草刈りをするため、親戚らと一緒に長崎にやってきた大村奈美。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があり、物語ではそれぞれの家にまつわる歴史や記憶を紐解いていきます。

 

『熱源』表紙

熱源
川越宗一(著)、文芸春秋

直木賞は、川越宗一さんの『熱源』が受賞しました! 川越さんは、『天地に燦たり』で松本清張賞してデビューした大阪出身の作家です。

北海道の樺太を舞台に、アイヌと東ヨーロッパの民族問題を描いた歴史大河作品。故郷を追われ、ロシアと日本の間で翻弄され続けた樺太アイヌ人たちの物語です。
史実を元に書かれており、読むと胸が熱くなってきます。

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第161回 芥川賞・直木賞

『むらさきのスカートの女』表紙

むらさきのスカートの女
今村夏子(著)、朝日新聞出版

~あらすじ~
家の近所に住んでいるむらさきのスカートの女のことが気になるわたし。彼女と友達になりたいわたしは、彼女に自分と同じ職場で働くように誘導するのだが――。

今村夏子さんの『むらさきのスカートの女』が第161回 芥川賞を受賞。今村さんは過去に『あひる』と『星の子』で芥川賞にノミネートされており、今回が初めての受賞になります。

むらさきのスカートの女が気になって仕方のない主人公が、彼女と友達になろうと画策。その狂気ともとれる行動の数々がコミカルに描かれます。

 

『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』 表紙

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
大島真寿美(著)、文藝春秋

~あらすじ~
浄瑠璃に魅せられた成章(近松半二)は、近松門左衛門の硯を使って浄瑠璃を書くことに。歌舞伎とともに盛り上がっていた浄瑠璃だが、徐々にその人気は衰退していく。
それでも書いて、書いて、書きまくった半二の運命は――。

浄瑠璃作者の近松半二の半生を描いた傑作が直木賞を受賞。
ちなみに『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』は、「うず いもせやまおんなていきん たまむすび」と読みます。

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気になる芥川賞と直木賞

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次回はどんな作品が選ばれるのか、今から楽しみですね!

これまでの受賞作品の一覧はこちら↓

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