インスタグラムで話題沸騰！インスタから書籍化したおすすめの本・漫画
更新日：2019/2/25
Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)と並び、世界中で大流行しているコミュニケーションツール、Instagram(インスタグラム)。
そのインスタグラムで、漫画など自らが創作した作品を投稿する人が増えています。なかには10万人以上のファン(フォロワー)を持つ人気アカウントも。
インスタグラムがきっかけで人気に火が付き、書籍化されている漫画がたくさんあります。いずれも、個性的かつ独特の世界を持ち、読者を引き付ける魅力にあふれた作品ばかり。
ここでは、インスタグラムで話題になり書籍化された、おすすめの作品をご紹介します。
可愛いキャラたちのゆるい姿に癒される本
『ぺろちの本』
『ぺろちの本』
パントビスコ(著)、パルコ出版
インスタグラムで人気を集め、LINEスタンプ・ゲームアプリ・スマホグッズやぬいぐるみなど幅広く展開しているキャラクター、ぺろち。
本作は、そんなのぺろちのほっこりする日常が描かれています。
作者はマルチクリエイターのPantovisco(パントビスコ)さん。表現方法にとらわれずマルチな創作活動を行っており、人気を博しています。
ゆるさの中にもシュールなテイストを感じられるところが、本作の魅力。ゆるキャラが好きな人や、クスッと笑いたい人におすすめです。
異なる個性を持った2人から目が離せない！
『ペキ男とガサ女』
『ペキ男とガサ女』
ggeika(著)、KADOKAWA
超潔癖症なイケメン男子と、超ガサツ女子のラブストーリー。
正反対の特徴を持つ2人はある出来事をきっかけに出会い、心の距離を近づけていくのですが……。
日常生活の情景がひとつひとつ丁寧に表現されているため、絵を見ているだけでも楽しめるはず。読み進めるうちに2人に感情移入し、漫画の世界に引き込まれていくこと間違いなしです！
本作にはインスタグラムでは未公開の描き下ろし、2人の過去の恋愛ストーリーが収録されています。より深くストーリーを読み込みたい人にうってつけな作品ですよ。
凡人が描き出すユーモラスな日常漫画！
『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』
『凡人すたいる。大盛り詰め合わせ』
まめ(著)、KADOKAWA
3人の子供を育てるシングルマザーのまめさん。
そんなまめさんの家族や、日常で出会った人々との人間模様がコミカルに描かれたコミックエッセイです。
独特な視点がシュールでユーモラスな世界を爆発させ、じわじわと笑いを誘います。
日常系のネタが多いにもかかわらず、予測できない展開には爆笑必至。 思わず頬が緩んでしまう本作。電車やカフェなどで読む時は要注意です……！
仕事を頑張りたい人におすすめな実話コミック
『地元で広告代理店の営業女子はじめました』
『地元で広告代理店の営業女子はじめました』
えりた(著)、イースト・プレス
広告代理店の営業として働く女性の絵日記風コミックエッセイ。
同じ立場の女性や新人営業マンとして頑張る人々の共感を得て、多くの人気を集めました。
絵のタッチが可愛らしく親しみやすいだけではなく、吹き出し内の文字も丁寧でとても読みやすいですよ。
営業職ならではの失敗談や経験談が盛り込まれており、仕事で成果を出せないことに悩んでいる人の参考にもなるのではないでしょうか。
会社での人間関係に悩んでいる人や、広告代理店の仕事について理解を深めたい人にぜひ読んでほしい作品です。
闇歴史をありのままに描いた作品
『のぞみ33歳。だだ漏れ日記』
『のぞみ33歳。だだ漏れ日記』
大盛のぞみ(著)、扶桑社
岡山県で暮らす主婦・大盛のぞみさんが、自身の“ほっこり下品な闇歴史”を存分にさらけ出した、ポップな闇漫画エッセイ。
驚く事に本作に描かれているエピソードは、すべて実話なんです……！
大盛さんがいかに「ダメ男」と付き合ってきたかが分かる男性遍歴や、10代だった頃の若気の至り満載な“痛い”ファッション。
普通なら包み隠しておきたいような話の数々を、大盛さん本人が手描きしたコミカルなイラストでおもしろおかしく表現しています。
その自虐ネタの力強さに励まされ、読めば元気が出てくることでしょう。
アラサー女性の日常あるあるネタを楽しめる漫画！
『アラサークロのインスタ映えしない日常』
『アラサークロのインスタ映えしない日常』
クロ(著)、KADOKAWA
作者・クロさんの家族や、周囲の人々とのちょっぴり変わった日常のやりとりが中心のお話です。
恋愛や結婚に関心を抱いているアラサー女性のクロさん。自身の周囲の出来事を、気取ることなく漫画にしています。
「婚活あるある」や「合コンあるある」といった、独身女性の身近にある題材を多く扱っており、同世代の女性が読めばきっと共感するはず！
ほっこり癒やされたい人にもおすすめです。
家族のぬくもりが伝わってくる
『家族ほど笑えるものはない』
『家族ほど笑えるものはない』
カフカヤマモト(著)、KADOKAWA
作者はサラリーマンの夫を持ち、2児の母でもあるカフカヤマモトさん。
インスタグラムで育児や家族とのやりとりを中心にした4コマ漫画やイラストエッセイを掲載しています。
笑いの中にも、家族の大切さを感じることができる、心温まる作品です。
ポジティブな気持ちになれるエピソードが多く、家族それぞれにある個性がキラリと光ります。ちょっとお疲れ気味……なんてときに読んでみてはいかがでしょうか？
本作には書籍版でしか読むことができない描き下ろしも多数掲載されていますよ。
太め体型を自虐する乙女姉妹の記録
『小林姉妹はあきらめない！』
『小林姉妹はあきらめない！』
小林潤奈(著)、KADOKAWA
ぽっちゃりな姉妹の日常を描いた、ギャグ要素満載の本作。
「ダイエットはしたいけれど食べたい！」
そんな食べることが大好きな乙女たちの気持ちを代弁したかのような作品で、読み応え十分です。
「脂肪が充実した身体＝シボ充！」など、太っていることをネタにした自虐ギャグに加え、悲哀が感じられる部分はインスタグラムらしく#(ハッシュタグ)で表現されています。
漫画家としての葛藤や成長、家族との絆も垣間見られ、ほっこりする場面も。
#笑いあり涙ありのボリュームたっぷりな1冊です！
恋愛依存女子のオール実話コミックエッセイ
『ウチにはクズがちょうどいい』
『ウチにはクズがちょうどいい』
ざくざくろ(著)、宝島社
30歳で発達障害と診断された作者が綴る、100%実話のコミックエッセイ。自分が発達障害だとは気づかずに生きてきたざくざくろさんの、壮絶な恋愛遍歴が赤裸々に描かれています。
衛生観念の低さや恋愛に依存してしまうといった、作者が向き合う発達障害の特性を包み隠さず漫画にしているため、同じ症状を患う人だけでなく、発達障害がどんなものか分からないという人にぜひ読んでほしい作品です。
（発達障害の特性の現れ方には個人差があるそうです。）
可愛らしい表情や仕草に癒される！
『しーちゃん』
『しーちゃん』
こつばん(著)、ワニブックス
作者・こつばんさんの、3歳の娘しーちゃんが主人公の育児絵日記。
小さな女の子の何気ない日常が、温かみのあるタッチの絵とともに語られており、とにかく心が癒されます。
かなりの甘えん坊であるしーちゃんに心を掴まれ、ちょっぴり毒舌な言動にはクスッとさせられることでしょう。
育児真っ最中の人も、そうでない人も、子供が好きな人におすすめな本です。
インスタグラムには個性溢れる作品が多数！
インスタグラムで話題になり書籍化された作品は、作者にとって身近な日常を題材にしたものが多いのが特徴。
ノンフィクションが好きな人ほど、楽しめるのではないでしょうか。
作者の独特な感性が活かされており、それぞれ読者に刺激を与えてくれます。
話題の本を、ぜひチェックしてみてくださいね！
＼インスタグラムだけじゃない！／
