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『英語は1年でマスターできる』 最短最速で英語力を身につける秘訣とは!?


『海外経験ゼロでも仕事が忙しくても 英語は1年でマスターできる』
三木雄信(著)、 PHP研究所

 

英会話が大の苦手なのに、

孫正義氏の秘書を務めることになってしまった

元ソフトバンク社長室長が、

超多忙な日々の中で編み出した

最短最速の英語勉強法(帯)

 

作者の三木さんは、海外留学の経験は、短期も含めて一切なし、の国内志向サラリーマン。

英語がまったくしゃべれず、聞き取ることもできず、英語で話されるミーティングの内容は意味不明。海外出張に同行した際も、一言も発することができず、先方には「こいつは何なんだ?」と言われる始末。

そんな自身の英語に危機感を持った三木さんは、英会話を勉強し始めました。ただ、勉強した期間は、ソフトバンクに転職してからのわずか1年だけ。

しかし、1年後、三木さんは「外国人と通訳なしで交渉をし、絶対に負けないだけの英語力を身につける」ことを実現させたのです。

 

本書では、三木さんが実践した「最短最速で、ネイティブのように話す」ための秘訣が書かれています。

英語学習に力を入れたい方、いろんな英語学習本を読んでも英語が身に付かなかった方の参考になれば幸いです。

 

本書の構成

本書は以下の5章によって構成されています。

 

第1章:いくら勉強しても英語が身につかない人が多い理由と、英語学習者が陥りがちな「間違った勉強法」について解説します。

第2章:時間のない社会人が一年で英語をマスターするために、「勉強すべきこと」と「勉強しなくていいこと」の見極め方を紹介します。

第3章:仕事の忙しい社会人がどのように勉強時間を確保し、モチベーションを維持するか、そのコツやテクニックを説明します。

第4章:ヒアリングやスピーキング、ライティングなどのジャンル別に、具体的な英語のトレーニング法を紹介します。

第5章:英語をマスターするまでの間、まだつたない英語でも毎日の仕事を何とか乗り切るために私が編み出した「一夜漬け学習法」をお教えします。

 

みなさまはどの章に興味を持たれたでしょうか。

私はまず、第1章に興味を持ちました。

 

なぜ、「長年勉強しているのに英語がものにならない」という“英語学習難民”が日本には多いのか?

また、限られた時間で英語を学習しても「使える英語」にならないのはなぜなのか?

これらにずっと疑問を抱いていたからです。

 

三木さんいわく、その理由は「英語学習に関して誤った思い込みをしている人が多いから」なのだそうです。

たとえば、英語を勉強する目的があいまい。いろいろな教材を見ては目移りする。「海外留学しないとマスターできない」と諦めてしまっている……など、さまざまなダメパターンが書かれており、私自身痛いところを突かれた気になりました。

読者のみなさまの中でも、心当たりのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、「英語の勉強は絶対に短期集中でやるべき」というのが作者の持論。基本は「1年」、長くても「1年半」での決着が望ましいとのこと。

もし1日3時間ずつ勉強すれば、1年後には1,000時間を超えます。大変そうに思うかもしれませんが、たった1年限定です。

私も本書を読んで、ストップしがちだった英語学習を再スタートさせました。ぜひ一緒にいかがでしょう?

 

言いたいこと1つにつき、覚える言い回しは1つだけ

本書では、数々の「英語上達」にまつわるメソッドやテクニックが収録されています。その中からひとつ、ネタバレにならない程度に紹介したいと思います。

 

例えば、「会議を始めましょう」を英語で何と言うでしょうか。

ある本には「Let’s get down to business」という言い回しが載っていました。

なるほどと思ってその下を見ると、「他に「Let’s start the meeting」などの言い方がある」と書かれています。

だったら、「Let’s start the meeting」だけ覚えればいいと思いませんか?(p70)

 

些細なことかもしれませんが、思わず納得してしまったテクニックです。

わざわざ「get down to~」という言い回しにしなくても、中学生レベルの単語だけで同じ意味を伝えることができるのであれば、あえて覚えなくてもいいですよね。

三木さんは「言いたいこと1つにつき、覚える言い回しは1つだけ」を推奨しています。

 

さまざまな英語参考書には、「ネイティブはよくこんな言い方をします」という解説付きで、いくつもの言い回しが書かれています。

(三木さんいわく「たくさんの言い回しが載っているのは、本の作り手がページ数を稼ぐためだと思います」とのこと)

 

たしかに、多くの言い回しを知っている方が良い場合もあるかもしれません。

ですが、「ネイティブのように話す」ことを目的としているならば、複数の言い回しを覚えるのは非効率的ですよね。

 

「言いたいことが伝わればOK」と割り切り、言い回しは1つに絞って覚えることで、勉強する内容はぐんと減ります。

もし、本にいくつも言い回しが載っていたら、自分が一番覚えやすいものを選べばいいのです。

 

簡単なテクニックかもしれませんが、私にとっては目から鱗の内容でした。英語学習に悩む方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

英語は1年でマスターできる

たった1年であれば、頑張って英語を勉強できる気がする――そんな方はぜひ、本書を参考に英語学習を進めてみてくださいね。

1年後はきっと達成感を感じているはずですよ。

 

■ご紹介した書籍


海外経験ゼロでも仕事が忙しくても 英語は1年でマスターできる
三木雄信(著)、 PHP研究所

 

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ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。