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少女漫画の王道! 水沢めぐみさんの全1巻で読めるおすすめ漫画


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少女漫画の読み切り作品も読みあさっていたカタクラです。

 

乙女たちが憧れる王道の少女漫画を、35年以上も書き続けている漫画家がいます。それは、『姫ちゃんのリボン』の作者で知られる水沢めぐみさん。

 

今回ご紹介するのは、そんな水沢さんの「りぼん」に掲載された短期連載作品や、読み切り作品を収録した全1巻で読める作品。

『姫ちゃんのリボン』などの長期連載作品がある一方、水沢さんは単行本1巻の中で読み切れる作品を多く手掛けています。

「埋もれさせてしまうなんてもったいない!」という、たくさんの「可愛い」が詰まった作品です!

 

漫画家・水沢めぐみとは

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水沢めぐみさんは、1979年に「りぼん9月大増刊号」にて『心にそっとささやいて』でデビュー。当時、水沢さんは高校1年生だったそうです!

代表作は『ポニーテール白書』『姫ちゃんのリボン』『トゥ・シューズ』など。

特に『姫ちゃんのリボン』は1990年に連載が開始し、2年後にアニメ化。ミュージカルにもなるなど、大人気となった作品です。
2017年1月に『姫ちゃんのリボン 短編集』が発売され、当時の少女たちは歓喜したことでしょう。(わたしもその一人です!)

 

2000年以降は「りぼん」から「Cookie」(集英社)、「姉系プチコミック」(小学館)などにも活躍の場を広げています。

2017年現在は、「姉系プチコミック」で『日南子さんの理由アリな日々』を、小学生向けファッション雑誌「キラ★ピチ」(学研プラス)で『マジカル★ドリーム キラピチ5』を連載中です。

 

 

水沢作品は、誰もが憧れる少女漫画の王道!

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水沢さんの作品の魅力は、少女漫画の超王道なストーリー。そして、ふんわりとした温かみと懐かしさを感じるイラストです。

 

早稲田大学を卒業している水沢さんは、大学のOB・OGのインタビューでこう語っています。

一時は幅広いものを描ける漫画家がいいんじゃないかとも思っていましたが、でも私は、「かわいいもの」を書き続ける漫画家でいいんじゃないかと。(早稲田ウィークリーWebサイト「OB・OGのインタビュー」より)

活動の場を移し、「りぼん」のときより大人な作品を描いている今でも、水沢さんのイラストからは「大人っぽい」けれど「可愛らしさ」が溢れています。

 

みんなが憧れる彼の本当の顔とは?
『いちごの宝石』

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~あらすじ~
クールな転校生の柊也に告白するも、振られてしまった鈴(すず)。同じく柊也に振られたクラス1の美人・みのりは、鈴と協力し、柊也について調べることを提案する。

 

好きな人に対して、見た目からイメージを持ってしまうことってありますよね。そのイメージとその人の実際の姿が違ったとき、みなさんはどう思うでしょうか?

クラスいちかっこいい片桐柊也くんは

背が高くて頭がよくてスポーツもできるオールマイティな男の子

(『いちごの宝石』1ページ目)

鈴が最初にこう語るように、なんでもできる柊也に憧れる子は、鈴やみのり以外にもいます。みんなが柊也の外見に憧れる中、鈴にはそれ以外にも好きになった理由が。

 

表題作のほか、『8月の制服』『12月の放課後』が収録されています。どのお話もとってもピュアで、読んだ後にほのぼのとした気持ちになれますよ。

 

 

オレンジのような爽やかな青春!
『オレンジ革命』

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~あらすじ~
いつも明るいクラスの人気者・夏(なつ)はいつもからかってくる坂口……ではなく、同級生の杉本くんが好き。しかし杉本くんには恋人がいて……。

 

本作は『オレンジ革命』が3部作で構成されており、徐々に変化していく夏の恋模様に注目です。夏の姉・葵が主人公の『ひまわりカーニバル』も収録されています。

明るく人気者の夏と、控えめな性格の葵。自分がどちらに似ているかで感情移入できる作品も変わるかもしれません。

『オレンジ革命』では、水沢さんの作品では珍しく「嫌なやつ」が登場します! わたしは読んでいて「ムキーッ!」となりました……。が、ご安心を。最後にはハッピーな気持ちになれますよ。

 

余談ですが、この漫画を見て「お弁当のデザートに夏みかんっていいなぁ」と、思っていたわたしです。

 

 

人気アイドルに恋をした!
『ガラスのむこうに花束を』

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~あらすじ~
人気ロックグループのサトルに恋をする理央。ある日、コンサート後の楽屋招待の抽選に当選し、ついに会えるのだと大喜びするのだが……。

 

『ガラスの向こうに花束を』というタイトルは、物語を上手く、そして綺麗に表現しています。

アイドルに本気で恋をした女の子の物語。展開は「うまくいきすぎかな」と思うところもありますが、理央の真っ直ぐな気持ちを応援したくなります。
芸能人に憧れを抱いたことのある人なら、きっと共感できるのではないでしょうか。

 

表題作のほか、『南ちゃんの夏休み』『彼女と彼の時間』『バスとわたし』を収録した短編集です。

最後に収録されている『バスとわたし』は、水沢さんの日常をエッセイのような形で漫画にした作品。バスに乗ったとき、水沢さんが思うこととは?

 

 

短期連載、読み切り作品にも良作アリ!

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「読んだことある!」という作品もあったでしょうか?

長期連載の陰に隠れがちですが、水沢さんの作品にはさまざまな良作があります。読んだ後は、ピュアな物語とホッとするイラストに、自然と優しい気持ちになるはず。

すでに絶版となっているものもあるので、気になったらぜひブックオフオンラインを利用してみてくださいね!

 

今回ご紹介したコミック(集英社)
■『いちごの宝石
■『オレンジ革命
■『ガラスのむこうに花束を
水沢めぐみさんの作品をもっと見たい方はこちら

 

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