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おすすめのイヤミス小説5選 映画化・ドラマ化もされた人気作!


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ここ最近、ミステリー小説の中でも「イヤミス」といわれる作品をよく見かけます。皆さんは読んだことはありますか?

この記事では、読んだ後に嫌な気分になるミステリー小説・イヤミス小説の中で、ドラマ化・映画化されたおすすめ作品を紹介します。

ドラマや映画を知っている人は、原作を読むとまた違った世界が見えるかもしれません。
最後は問題解決してスッキリするのか? それともやはり、イヤミスならではの読んだ後にスッキリしない感じを味わうのか? まずは一度手にとって読んでみてくださいね!

 

“家族の在り方”を問う

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『夜行観覧車』
湊かなえ(著)、双葉社

高級住宅街・ひばりヶ丘に引っ越してきた遠藤家は、元々住んでいる人たちのしきたりや近所づきあいになじめずにいた。
次第に向かいに住む高橋家と仲良くなっていくが、この2つの家族の周囲で事件が起こるように……。

 

『夜行観覧車』は、2009年に「小説推理」で連載を開始し、2010年に双葉社から単行本が発行されました。
2013年にはドラマ化もされた、湊かなえさんのベストセラー小説です。

湊かなえさんの小説で初めてのドラマ化となったこの作品。
主演の遠藤真弓役には、鈴木京香さん、向かいの豪邸に住む高橋淳子役には石田ゆり子さんが出演しました。

小説のテーマは、「家族」です。
それぞれの章は、色々な家庭からの視点で描かれています。事件の真相や、事件を起こした動機、終盤どのように展開していくのかが気になり一気に読めてしまいます。

題名に「観覧車」がついている理由も、最後まで読めばきっと理解できるでしょう。

 

それぞれが想う「N」とは誰なのか……。

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『Nのために』
湊かなえ(著)、双葉社

同じく湊かなえさんの『Nのために』は、2010年東京創元社から単行本が発行され、2014年ドラマ化されました。
主人公の杉下希美役を榮倉奈々さん、同級生の成瀬慎司役を窪田正孝さんが演じています。

 

この物語は、イヤミス女王・湊かなえさん初めてのラブストーリー。

都内の超高級マンションで夫婦の変死体が発見され、現場には男女4人が居合わせます。
登場人物の全員にイニシャル「N」がついており、それぞれの「N」のために行動を起こしていく様子が描かれています。
誰がどの「N」のために想いをよせて行動していくのか、色々な愛の形の展開が楽しみな作品です。

「ドラマにハマり、それから原作を読んだ」という人も多くいるそうですよ。

 

告発文の発表会。彼女を殺したのは誰?

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『暗黒女子』
秋吉理香子(著)、双葉社

『暗黒女子』は、2012年に双葉社の「小説推理」に連載されました。

2017年に飯豊まりえさんと清水富美加さんのW主演で映画化。映画の広告には、「あなたの予測をすべてブチ壊す 驚愕のラスト24分! 学園一の美少女を殺したのは誰?」という気になる見出しがつけられ話題になりました。

 

聖母女子高等学院で、生徒たちの憧れの存在だった女生徒が転落死し、その手にはすずらんの花が……。

同じ文学サークルのメンバー内で、それぞれ誰が犯人かを告発しあう作品を発表していきます。
女子高ならではの、女子同士の恐ろしい探り合いがあり、最後には驚きの結末が待っているでしょう。

 

ジュンコたちの人生が、ジュンコによって転がり落ちる

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『5人のジュンコ』
真梨幸子(著)、徳間書店

『5人のジュンコ』は、2014年に徳間書店から出版されました。
2015年にWOWOWにて松雪泰子さん主演でドラマ化。真梨幸子さんにとって初のドラマ化作品となりました。

 

連続不審死事件が起こり、容疑者として佐竹純子が逮捕されます。
小説の題名にもあるように、佐竹純子のほか、篠田淳子、守川諄子、田辺絢子、福留順子の計5人のジュンコという名前の登場人物が出てきます。

親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント、主婦、とそれぞれ立場が異なる5人のジュンコ。
ジュンコの周りには、女性ならではの様々な人間関係が描かれています。仕事や結婚、子どもの有無によって、女性の境遇は変わるものです。
その中で起こりうる嫉妬や悪意による現代社会の縮図が、この物語の見所となっています。

 

恋愛は、綺麗なだけじゃない

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『彼女がその名を知らない鳥たち』
沼田まほかる(著)、幻冬舎

2009年に幻冬舎から出版された『彼女がその名を知らない鳥たち』。
2017年に、蒼井優さんと阿部サダヲさん出演で映画化が決定しており、沼田さんも「冥利につきる」とコメントしています。

 

主人公の十和子は、8年前に別れた黒崎を忘れられずにいました。しかし、働きたくない十和子は、地位もお金もない15歳年上の陣治と暮らすように……。
一方で、ヒモ女となった十和子は、黒崎に似ている妻子ある水島と不倫関係になります。この三角関係の中で、事件が起こり、それぞれの探りあいが始まるのです。

下品で不潔な陣治は、なぜ文句もいわずに十和子と暮らしているのか。一方の十和子は、なぜ嫌悪感を持ちながらも陣治と暮らしているのか。
事件の真相や、十和子と陣治の今後はどうなっていくのかを楽しみながら読み進められます。

最初は不快に思いながら読み進めていた人が、「最後には、切ない恋愛感や衝撃的な結末に感動した」と感想をよせています。

 

スッキリしないのに、なぜかハマってしまう!

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「読んでみたい!」というイヤミス小説は見つかりましたか?

原作を読んだことがあり、ドラマや映画を見たことがない人は、映像化したものを見てみても、また違った感想が持てるかもしれません。

結末がスッキリしないといわれるイヤミスですが、小説と映像両方見ることで新たな発見があるかもしれないので、この機会に是非お試しください!

 

今回ご紹介した書籍
夜行観覧車』湊かなえ(著)、双葉社
Nのために』湊かなえ(著)、双葉社
暗黒女子』秋吉理香子(著)、双葉社
5人のジュンコ』真梨幸子(著)、徳間書店
彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる(著)、幻冬舎

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