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戦国時代が舞台の歴史小説おすすめ5選


20160920-1

大河ドラマ「真田丸」などで注目を集めている戦国時代ですが、歴史小説の中にも戦国時代を舞台にした作品がたくさんあります。
今回は、数ある歴史小説の中でも特に傑作との呼び声高い5作品をご紹介します。

 

0015297599L新書太閤記
吉川英治(著)、吉川英治歴史時代文庫

「三国志」や「宮本武蔵」などの作品で知られる吉川英治さんが描いた、豊臣秀吉の物語です。
全11巻におよぶ壮大な物語ですが、驚く程すらすらと読み進めることができます。

物語は、豊臣秀吉が百姓の家に生まれたことに始まり、やがて天下人となった秀吉が徳川家康と対立を深めるところで終わります。
数々の逆境に立ち向かう秀吉が、どんどん成長していく姿を丁寧に描いているのが魅力です。

◆おすすめポイント◆
読み進めるほどに、豊臣秀吉という人物の魅力がひしひしと伝わってきます。貧しい百姓から天下人へという奇跡的な大出世が実力によるものだと納得できます。秀吉の人物像がとても素敵です。

 


 

0012043178L真田太平記
池波正太郎 (著)、新潮文庫

「鬼平犯科帳」や「剣客商売」など、江戸時代を舞台にした作品が人気の池波正太郎さんですが、戦国時代を舞台にした小説も評価されています。
なかでも「真田太平記」は、戦国時代を生き抜いた真田家の人々の生き様を丹念に描いた大作です。

物語は、真田昌幸、真田信之、真田幸村が武田家に仕えていた時代から始まります。
武田家の滅亡、関ヶ原の戦い、大坂冬の陣、夏の陣を経て、真田家が存続するまでの戦いを表情豊かに描いているのが魅力です。

◆おすすめポイント◆
とにかく登場人物が魅力的です。個性豊かで義に厚い真田家の人々を中心に、さまざまな人物が丁寧に描かれています。戦国時代を生き抜く戦略の奥深さを知るとともに、清々しい生き様も堪能することができます。

 


 

0015271075L徳川家康
山岡荘八(著)、山岡荘八歴史文庫

多くの歴史小説を発表している山岡荘八さんの作品のなかでも、「徳川家康」は特に有名な作品です。
徳川家康の生母の縁談からはじまり、家康が亡くなるまでの約70年を描く「世界最長の小説」としてギネスにも登録されています。

また、平和で安定した社会を作り上げるための戦略は、小説としてだけではなくビジネス書としても評価されています。

◆おすすめポイント◆
徳川家康が思い描いた「泰平」への努力や、苦悩などが丹念に描かれているのが魅力です。
戦国時代を通して、多くの武将が目指した「泰平」へたどり着いた徳川家康の凄さを実感します。名のある戦国武将が数多く登場するところも見所のひとつです。

 


 

0012719438L国盗り物語
司馬遼太郎(著)、新潮文庫

「燃えよ剣」や「竜馬がゆく」などの作品で知られる、司馬遼太郎さんの作品です。「関ヶ原」「新史太閤記」とともに「戦国三部作」とも呼ばれています。物語は斎藤道三編と織田信長編の2部構成となっており、信長編では明智光秀を通して見た信長の生き様が語られます。そしてやがて来る本能寺での対決につながっていくのです。

◆おすすめポイント◆
天下統一を目指す武将たちのぶつかり合いもさる事ながら、光秀の視点で見たからこそ見える信長の一面がとても面白い作品です。光秀と信長の対比が巧みで、やがて訪れる本能寺の変への緊張が自ずと高まっていくのも魅力です。

 



0012703108L天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実
高橋克彦(著)、講談社文庫

直木賞作家である高橋克彦さんが描く、九戸党棟梁・政実の戦いの物語です。
天下統一を成し遂げようとする豊臣秀吉に、最後まで抗うことを決めた九戸政実という男の生き様をまざまざと見せつけられます。
戦国末期の東北の歴史を知ることが出来るという意味でも高く評価されている作品です。

◆おすすめポイント◆
圧倒的な戦力差を目の当たりにしながら決して折れない九戸政実率いる九戸党と、豊臣軍の対比が見所です。
特に戦闘シーンの躍動感は、ぐいぐいと読者を物語の中へと引き込みます。

 

まとめ

戦国時代を生きた武将たちの生き様は、多くの人の心を強く惹きつけます。
作者の熱い思いの元に描かれる物語を読みながら、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。現代にも応用できる大切なものが見つかるかもしれません。

今回ご紹介した本をブックオフオンラインで購入!

◆『新書太閤記吉川英治 (吉川英治歴史時代文庫)
◆『真田太平記池波正太郎 (新潮文庫)
→『【コミック】真田太平記』画・細川忠孝/作・池波正太郎 (朝日新聞出版)
◆『徳川家康山岡荘八 (山岡荘八歴史文庫)
→『【コミック】新装版 徳川家康』画・横山光輝 / 作・山岡荘八
◆『国盗り物語司馬遼太郎
◆『天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実高橋克彦 (講談社文庫)

ライター

カトウ
カトウ
実用書とマンガが好きな30代主婦。料理・片付け・健康・少し不思議な世界の本が好きです。趣味はポートレート撮影と喫茶店めぐり。