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社会人1年生に。ビジネスパーソンとしての自分の「基準」を作る本


サクラ咲くこの季節。進学、就職と新たな人生のスタートを切る人も多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、私が実際に読み、読んで良かったと思える&ためになった「社会人1年生に向けた4冊」を紹介したいと思います。

 

社会人1年目は、まっさらな状態で、知識や実績がないのが当たり前。裏を返せば、どんなことでも吸収する基盤を持っているとも考えられます。

つまり、社会人1年目は、ビジネスパーソンとしての自分の『基準』を作る、大切な時期でもあるのです。

これから長い社会人生活が待っています。ぜひ、良き習慣を身につけるためにも、今回紹介した作品をぜひ読んでみてくださいね。

 

社会人の基本を身につけたいときは!

『社会人1年目からのとりあえず日経新聞が読める本』
山本博幸(著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン

社会人なら知っておきたい基本が身につく!

「やるじゃん。」チェックポイントで自分の理解度を確認できる!

使い倒して、「自分だけの仕事の教科書」に!(表2)

 

「『GDP』『TOPIX』『ROE』って何?」みなさまがこのような質問をされたら、答えることができるでしょうか?

本書はタイトル通り、日経新聞を読むための必要知識、つまり「経済の基本のキ」を学べることができる一冊です。上司や先輩にはなかなか聞きにくい、けれど大切なテーマを網羅しています。

お手軽にさっくり読めるテイストでありながら、この一冊で決算書の数字が分かるように!

1冊目に読む入門書としても、転職や異動で新しい環境で学ぶ必要が出てきた人にも役立つ一冊です。

また、付録のチェックポイントも役立ちます。答えられなかったところはもう一度読み、理解を深めることができますよ。

一生役立つ入門ビジネス書ですので、ぜひ『図解版:とりあえず日経新聞が読める本』と一緒にどうぞ。

 

ベテランにも読んでほしい一冊!

『入社1年目の教科書』
岩瀬大輔(著)、ダイヤモンド社

40万人が読んだ仕事の教科書。新人もベテランも一生使える50の指針

こんな方にも読まれています。

・後輩、部下指導を行う方 ・新人研修を行う方 ・転職、異動1年目の方 ・親御さんからお子さんへのプレゼントにも(帯)

 

新人研修用の書籍としてベストセラーになった作品。仕事に取り組む姿勢と、実際にどう動けばいいのかを教えてくれる一冊です。

本書はどうしてこんなにも売れているのでしょうか?私が思うに、こんなに「新人に役立つ」本はないからだと思います。

仕事のやり方が変わると、見える世界が変わること。前向きに仕事へ取り組む気持ちの作り方。苦手な人への対応のしかた……。これらは、仕事をしていくなかで、少しずつ気づくことです。ですが、本書を読んですでに知っていたら?ワンランク上の状態から新人生活を始めることができるのです。ベストセラーになったのも納得ですね。

持ち歩いて確認できる「仕事の原則チェックシート」が収録されているのも嬉しいポイントとなっています。

 

自分は何を求められているの?

『あなたが上司から求められているシンプルな50のこと』
濱田秀彦(著)、実務教育出版

なぜ、あなたの評価はなかなか上がらないのか?

5000人の管理職の期待を集約した、仕事がスムーズに行くヒント!(帯)

 

「あなたは、上司が自分に何を期待しているか、正確に把握していますか?」

作者の濱田さんは、若手社員向け・リーダー層向け・マネジャー向けに研修を行う講師。研修の一貫で「部下に期待すること」「上司に期待されていると思うこと」を書いてもらった時、あまりにも不一致が多いことに驚いたのだそうです。1000組以上の上司・部下の組み合わせのうち、一致していると感じたのは30件程度、約3%だったのだとか。

自分は「課長には全部終わってからまとめて報告しよう」と思っている。だが一方で、上司は「そろそろ、中間報告をしてくれないかなぁ」と思っている。このような状態では、自分の評価が上がらないのは当たり前。自分の行動は無意味なものとなってしまいます。

本書は、上司と部下の間に存在する大きな溝を埋めるために書かれました。会社に属する限り評価からは逃れられません。上司から期待されていることを知る第一歩にいかがでしょう。『あなたが部下から求められているシリアスな50のこと』と読み比べてみると、いろいろ考えさせられるはずですよ。

 

「伝説の新人」って、一体どんな人?

『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い』
紫垣樹郎(著)、集英社

伝説の新人、と呼ばれる人は・・・

1.スタートが違う。2.チャンスのつかみ方が違う。3.当事者意識が違う。4.目標設定力が違う。5.時間の使い方が違う。6.解釈力が違う。7.好かれ方が違う。8.伝え方が違う。9.スキルの盗み方が違う。10.読書力が違う。この10項目をマスターして20代で一気に突き抜けよう!(帯)

 

「この本を手に取ったあなたには、伝説を生み出すようなビジネスパーソンになる可能性が十分にある」。

私は本書の冒頭部分を読んだ時、心が躍ったことを今も覚えています。

若くして突き抜ける法則とはいったい何なのか? 本書では『10の違い』が書かれていますが、どれも実用的です。

たとえば、「シンプルなストーリーで論理展開せよ」。「自分の手を離れても伝えたいことが伝わって行く提案書」の作成方法が書かれているのですが、これは大変役立ちました。書かれている内容を一つ一つ言語化していくだけで、複雑でわかりにくい自分の考えがシンプルになっていくのです。

新人の間に可能性を伸ばすためにも、ぜひ本書に載っているメソッド(その数、約90個!)を試してみてください。きっと自らの成長を実感できるはずです。

 

読書で、ビジネスパーソンとしての自分の「基準」を作る

このコラムでは、社会人1年目だからこそ読んで欲しい本をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

 

今回ご紹介した書籍

社会人1年目からのとりあえず日経新聞が読める本
山本博幸(著)、ディスカヴァー・トゥエンティワン

入社1年目の教科書
岩瀬大輔(著)、ダイヤモンド社

あなたが上司から求められているシンプルな50のこと
濱田秀彦(著)、実務教育出版

伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い
紫垣樹郎(著)、集英社

 

難しいビジネス書を読む前に、入門書となる本を読んでみよう!

 

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。