苦手な飲み会を得意にする方法とおすすめの本|忘年会・新年会・歓迎会
更新日:2019/8/8
忘年会に新年会、懇親会に歓送迎会。大人になると気心の知れた友人以外ともお酒を交わす機会が増えますよね。
あまり得意じゃない、好きじゃなくても何かしら機会がある飲み会の席。
しかし、ノウハウを身につければあなたの好感度もアップするかもしれません。苦手意識を克服するための、飲み会でのちょっとしたノウハウと、おすすめの本をご紹介します。
あなたは何かに当てはまる?飲み会嫌いな人の理由
以下の中に、あなたと当てはまる項目はありますか?
- 面倒くさい、つまらない
- 話すのが苦手
- 仕事の話ばかりだから
- お酒が飲めない
- 気を使って疲れる
- 目上の人(上司)の愚痴の聞き役になるから
- 幹事をやるのが憂鬱
- 会費が高い
- 時間が長い
- 会話についていけない
- 若い人(部下)とのジェネレーションギャップ
1~3に当てはまったあなたに
会話力アップのススメ
1~3の中に当てはまる項目があった方は、会話力を身につけてみましょう!
話すのが苦手だったり、話の話題が浮かばなかったりして盛り上がらない。それどころか自分の場所だけ沈黙に……。そんな経験があると次回の飲み会も憂鬱になってしまいますよね。
しかし無理に話題を絞り出しても会話が続かず一方的な質問のオンパレードに。それでは相手も疲れてしまいますね。
そんなとき、話すのが苦手な方は会話の輪にうまく溶け込むのが賢明です。相槌を打ったり、「それで?」など話題に興味を示すと会話も続きますよ。
会話力アップにおすすめの本
『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』
野口敏(著)、すばる舎
話ベタな人はもちろんのこと、相手の気持ちを汲み取る技術も学べます!
『すごい飲み会!』
ビジネスコミュニケーションコンサルティング(著)、西東社
飲み会が役に立つ? 飲み会での人との接し方や会話術などを学べば、出世も夢じゃないかもしれません。
4に当てはまったあなたに
料理と会話を楽しもう!
お酒に弱い、または全く飲めない人はお酒が楽しめない分、雰囲気を楽しみたいですよね。
大人数での飲み会では料理がたくさん残ってしまうことが多々。遠慮せずにお酒の分、料理と会話を楽しんじゃいましょう♪
しかし、人によってはお酒を勧めてきたり、目上の人に勧められると断りづらいといった場面も……。
「早めに帰らなくてはならない」「車で来た」などの理由を何かしらつけると断りやすいかもしれません。
場の空気を悪くさせたくなかったら、お酒と同じグラスにストローなしでウーロン茶を入れてもらうように店員さんに直接伝えるのもいいですね。
どうしても断りにくいときは飲むフリをして口をつけたり、その後グラスを持ったまま他の人と話しに行くタイミングでグラスを置いてきてしまうのも一つの手です!
5~6に当てはまったあなたに
目指せ聞き上手!
目上の人との会話は緊張や気疲れしたりしますよね。苦手な人は聞き手にまわってみましょう。
ちょっと苦手な目上の人が隣の席になったときは他の人にお酌をしにいくついでなど故意に見えないように、しれっと席を移ってしまってもいいかもしれません。そういった雰囲気ではない場合は、とことん話を聞いちゃいましょう!
自分が何か話さなくちゃいけない場面より断然聞く方がラクだと思いますよ。
聞き上手になれる本
『話すより10倍ラク!聞く会話術』
西任暁子(著)、ディスカヴァー・トゥエンティワン
初めて会う人にも! 会話するのがたのしくなる方法を教えてくれます。
『図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術』
平木典子(著)、PHP研究所
会話がギクシャクするのは“聞き方”に問題があるのかもしれません……!
7~9に当てはまったあなたに
幹事になって好感度アップ!
大人数の飲み会では必須の幹事役。会社やママ友など集まるグループによってその内容も大きく変わってきますが、ここで成功すればあなたのスキルも大幅にアップします!
「会費が高い」や「時間が長い」などを感じる人も一度幹事を経験すると勝手が分かるかと思います。
また、話すのが苦手な人も幹事をしたほうがバタバタと時間が過ぎていき、ゆっくり話している暇もないので向いているかもしれません。
一度経験してみてはいかがですか?
幹事になったら読みたい本
『宴会を制する幹事は仕事も制す。』
篠原あかね(著)、スタジオタッククリエイティブ
某芸能人をも満足させた幹事の極意を学びましょう!
『パーティーゲーム幹事の達人』
土屋書店編集部(著)、滋慶出版
ゲームが必要ならコレ! どどーんと127種類のゲームを紹介しています。
『乾杯・献杯・締めのあいさつ』
主婦の友社(著)、主婦の友社
さまざまなシーンですぐに使える! 短くて心に響く、そして心に残る話し方とマナーを学びたいならこちら。
10~11に当てはまったあなたに
それぞれの世代を知ろう!
「ゆとり世代」「さとり世代」とよく耳にするようになりました。
「ゆとり世代」とは、1980年代後半~2004年生まれくらいの人たちを指します。(もちろんこの頃に生まれたすべての人に当てはまるわけではありません)
この世代には、競争意識が低い、ストレス耐性が低い、プライベートを重要視しているなどの特徴があります。
一方の「さとり世代」とは1990年前後に生まれた人を指します。(もちろんこちらもすべての人に当てはまるわけではありません)
何事にも興味関心が薄く合理的、現実を悟っているようにみえるということが由来のようです。
今の若い年代の人たちの中には、お酒を飲まない、飲みの誘いをためらいなく断ったりする人が多く、飲んで飲んで飲まれて飲んで人生を生き抜いてきたバブル世代や団塊ジュニア世代の人たちには、なかなか理解しがたいジェネレーションギャップがあるようです。
しかし自分の考えだけを押しつけると煙たがられてしまいますよね。
自分たちの社会的常識を作った歴史的背景があるように、各世代にもある常識やその背景に興味を持って話すともっと会話が楽しくなるかもしれませんよ。
それぞれの世代を知るならこの本
『力を引き出す「ゆとり世代」の伸ばし方』
原晋、原田曜平(著)、講談社
ゆとり世代だからと、最初からあきらめていませんか? 「なぜ若い人と上手くいかないのだろう?」という思いに答えてくれる本です。
『さとり世代のトリセツ』
喜多野正之(著)、秀和システム
さとり世代のトリセツ、ありました。まずは理解することから始めてみませんか?
飲み会はチャンスの場!
億劫な飲み会、忘年会、歓迎会には、実はチャンスが潜んでいることがあります。苦手意識をなくして、まずは年に1回でも、ぜひ参加してみましょう!
「飲み会に行く気が重い……。」そんな気持ちを吹き飛ばす、飲み会の場での有効活用術が身につく本をご紹介しています。