世界中でメガヒット! ヒーローが活躍するマーベル作品の魅力とは?
更新日:2019/4/3
超人的なパワーや頭脳を武器に敵を倒すヒーローが登場するマーベル作品。
その活躍はコミックだけに留まらず、映画は歴史的なメガヒットを飛ばし続けています。
今回は、大人から子供まで夢中になる、マーベル作品の魅力に迫ってみましょう!
マーベル とは?
マーベルの前身は、アメリカに本社をおく漫画出版社として1939年に発足された「タイムリー・コミックス」です。
その後、「マーベル・コミックス」と改名され、世界中で愛されるアメコミヒーローを輩出し続けています。
その中でも人気なのが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。ヒーローたちが同じ世界を共有するクロスオーバー作品シリーズです。
映像作品では2008年のアイアンマンをはじめ、キャプテン・アメリカやマイティ・ソーなど人気ヒーローたちを映画化。映画は次々と大ヒットを記録し、世界歴代興行収入のランキングを塗り替えています。
ここでは、マーベルのおすすめ映像作品をご紹介しましょう。
『アイアンマン』
『アイアンマン』
巨大軍需産業「スターク・インダストリーズ」の若き社長トニー・スタークは、天才発明家でプレイボーイ。
トニーは超人的な力は持ちませんが、天才的な頭脳でパワード・スーツを製作するという現実的なヒーローです。
アフガニスタンでテロリストに襲撃され、自身の作った兵器が使用されているのを見たことで、生業である兵器製造を中止。
自らがアイアンマンとなり、世界平和に尽力しようと考えるのです。
トニーには繊細なところがあり、作中ではそんな彼の苦悩する姿が度々見られます。
しかし決してシリアスになりすぎず、コミカルな言動の多いトニーの性格が作品の1つの魅力といえるでしょう。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
宇宙からの襲来を受けたことで、アイアンマンことトニー・スタークは、自分たちは力の限界を感じていました。そこで人工知能による平和維持計画を画策しますが、出来上がったのは人類を抹消しようとするウルトロンで……。
MCUのキャラクターが一堂に集結する映画『アベンジャーズ』の2作目。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなど、人気ヒーローてんこ盛りです。
人工知能から生まれ見た目はロボットのようなウルトロンですが、ユーモアを交えたり死を恐れたり人間臭い部分もあります。
このように、「悪」という型には収まらない魅力の詰まったヴィラン(悪役)が登場するのも、マーベル作品が人気の秘訣でしょう。
本作では超能力を持つ双子のワンダとピエトロ、心優しい人造人間ヴィジョンといった新しい仲間も登場します。今後のMCU作品にも関わってくるので見逃せませんよ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
宇宙のならず者たちがひょんな事からチームを組み、宇宙の平和を守る『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。
「シリアスなシーンなのにここまで笑いを入れるの!?」と突っ込みたくなるほど終始ギャグが満載な作品です。
リーダーで地球人のピーター・クイルは「スター・ロード」と名乗り、トレジャーハンターとして銀河を駆け巡るアウトローです。パワー・ストーンを盗んだことで追われる身となり、刑務所で出会った仲間と宇宙滅亡を救うために奮闘します。
また、本作で注目していただきたいのがBGM。
70~80年代の音楽が随所に使われており、ストーリーをさらに盛り上げる重要な役目を果たしています。
マーベル映画特有のイースター・エッグもたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のその後を描いた本作では、ヒーローが大集結!
アベンジャーズの中心的人物であるアイアンマンとキャプテン・アメリカ。この2人の意見の相違によって、ヒーローたちは分断されます。
ヒーローであり続け、戦いによって人々を守るだけじゃなく危険にさらしていることへの葛藤。カッコイイだけでは済まされない、現実的な問題がアベンジャーズをシビルウォー(内戦)へと導くのです。
感情をむき出しにした人間味溢れるヒーローたちの姿に親近感が湧いてくること間違いなし!
さらに本作では、今までアベンジャーズに関わっていなかったヒーローたちも登場します。今後のMCUを観ていく上で重要な作品と言えるでしょう。
『スパイダーマン:ホームカミング』
新シリーズとして再登場したスパイダーマン。
スパイダーマンことピーター・パーカーは、蜘蛛のような能力を持つ頭脳明晰な高校生。その能力を活かし、“親愛なる隣人”として自警活動に取り組みます。
しかしそこはまだまだ心身ともに未熟な青年。
父親のように見守るトニー・スタークに認められようと躍起になったり、好きな女の子にドキドキしたりと、男の子の青春を垣間見ているようでもあります。
トニーが造った機能が多すぎて使いにくいスパイダーマンのハイテクスーツや、人工知能とのやりとりも絶妙で面白い作品ですよ!
エンドロール後も必見! 細部まで見逃せないマーベル映画
細部まで抜かりなく作り込まれているマーベル映画。観るたびに新しい発見をし、沼のようにハマってしまう魅力に溢れています。
「作品が多すぎてどれから観ればいいの?」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回紹介したマーベル作品
『アイアンマン』
(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメントほか
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
『スパイダーマン:ホームカミング』
(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント