【ディズニー・ヴィランズ】意外と知らない悪役たちの雑学
更新日:2019/12/13
ディズニーアニメは世界的にも有名ですが、実は意外と知られていない設定やストーリーもあるんです。
今回は、注目されているディズニーの悪役“ヴィランズ”に関するものをいくつかご紹介します。
※ネタバレにはご注意ください。
『シンデレラ』
意地悪な姉が王子の結婚相手に!
『シンデレラ』のヴィランズ紹介
トレメイン夫人……シンデレラの継母。とにかく冷酷な人間で、シンデレラをこき使う。
アナスタシア、ドリゼラ……トレメイン夫人の娘たち。母親同様、シンデレラをこき使っている。
ルシファー……トレメイン夫人が飼っているいじわるな猫。
衝撃の復讐劇が始まる!
シンデレラがいなくなってから、アナスタシアとドリゼラは家事に追われる毎日。そんな娘たちの姿を見たトレメイン夫人は、シンデレラに逆恨みをします。
偶然アナスタシアが魔法の杖を手に入れたことで事態は一変。トレメイン夫人は魔法の杖で時間を戻し、アナスタシアと王子が結婚できるように魔法をかけてしまいます!
なんと、シンデレラと王子の結婚後、夫人による復讐劇が繰り広げられます。
この後、シンデレラが魔法を解こうと奮闘していくのですが……ちょっと予想外な展開でした。自分で幸せを掴もうと、積極的に行動するシンデレラの姿は新鮮です。
シンデレラの愛の力で魔法が解けるのか? それとも、このままアナスタシアが結婚してしまうのか……?
ちなみに、『シンデレラⅡ』ではアナスタシアを主役にしたその後のストーリーがあり、パン屋の主人との恋が描かれていますよ。
『ピーター・パン』
20年前のフック船長は給仕係!?
『ピーター・パン』のヴィランズ紹介
フック船長……海賊船ジョリー・ロジャー号の船長。左手がフック。左手がなくなる原因となったピーター・パンに復讐しようとしている。
ミスター・スミー……フック船長の手下で、まぬけな水夫長。
船長になる前のフック船長!
青年時代のフック船長が登場するのは、今から20年前を舞台にした『ティンカーベルとネバーランドの海賊船』。
海賊船の船長をしている妖精のザリーナと、唯一意思疎通ができる給仕係として登場します。
この時はまだ左手もなくなっておらず、風貌も優しそうな青年といった感じですね。
名前もフックではなく、“ジェームズ”と名乗っているので、はじめは気が付かなかった人も多いのではないでしょうか?
この作品では他にも、チクタクワニの赤ちゃん姿や、フック船長とスミ-の出会いも描かれており、ファンは思わずニヤリとしてしまいます。
■妖精たちが主役のストーリー
『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』
『101匹わんちゃん』
クルエラが愛犬家になる!?
『101匹わんちゃん』のヴィランズ紹介
クルエラ・ド・ヴィル……毛皮をこよなく愛する愛好家。自分の求める毛皮のためであれば、動物にも容赦ない。
クルエラが優しい女性に!
ダルメシアンの子犬で毛皮を作ろうとしたクルエラ。
子犬たちを盗んだ罪で逮捕された彼女は、服役中にパヴロフ博士の治療を受け、心優しい女性へと生まれ変わります。
模範囚として出獄した後は、恵まれない犬たちを保護する「セカンドチャンス」を支援するなど、動物愛護運動に熱心にとりくみ、一躍シンボル的な存在に。
名前も“クルエル(残酷)”をイメージするクルエラではなく、エラ・ド・ヴィルとして善良な愛犬家生活を送ります。
以前と全く正反対、すっかりいい人になったクルエラ。大好きだった毛皮も倉庫に封印し、アニメや前作『101』の彼女からは想像できない変わりっぷりです。
残念ながら、時計塔の鐘の音とブチ模様のない子犬オッド・ボールをキッカケに、また元の毛皮マニアなクルエラに戻ってしまうのですが……。
■『101』から4年後。クルエラは……
『102(実写版)』
その他にもこんな設定が
ヴィランズには、本編では語られなかったあまり知られていない設定がたくさんあります。
『リトルマーメイド』
アースラには魔法が苦手な妹がいる
『リトル・マーメイドII』にて登場する、アースラの妹モルガナ。
アースラと違いほっそりとした体で、アンダートゥというサメの手下がついています。もちろん、足の部分はアースラと同じく黒いタコです。
『白雪姫』
女王の呼び名が4種類ある
公式ではウィックド・クイーンと呼ばれていますが、この他にエヴィル・クイーン、クイーン・グリムヒルドとも呼ばれています。
ちなみに、原作の童話では彼女に名前はつけられていません。
『ピーター・パン』
フック船長はタコにも追いかけられる
チクタクワニにが苦手なフック船長。
『ピーター・パン2』ではオオダコに襲われてしまいます。もともとはウェンディの娘ジェーンを食べさせるためにおびき出したのですが……逆に彼がエサだと思われてしまったようです。
『わんわん物語』
猫のサムとアムの名前を合せるとタイの古称になる
セーラおばさんと共にレディの家にやってくる、双子のシャム猫のサム(Si)と、アム(Am)。
実は2匹の名前を合わせると“シャム(Siam)”=タイの昔の国名になります。タイ原産のシャム猫らしい名前ですね。
ディズニー映画をより楽しめる!
いかがでしたか?
今回はヴィランズに絞ってご紹介しましたが、この他のキャラクターたちにも過去やその後のストーリー、制作秘話などがあったりします。
続編が出ている作品も結構あるので、探してみるのもいいかもしれませんね。
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