ティム・バートンのおすすめ映画10作品|不思議な世界がみえる
更新日:2015/10/6
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をはじめ、『チャーリーとチョコレート工場』、『シザーハンズ』、『アリス・イン・ワンダーランド』など、数多くの映画を製作しているティム・バートンさん。
ちょっと不思議なその独特の世界は、観ているとグッと引き込まれる魅力がありますよね。
ここではそんな彼がてがけた映像作品をご紹介します。
スリーピー・ホロウ
『スリーピー・ホロウ』
(株)ポニーキャニオン
NY郊外の村・スリーピー・ホロウで起こった連続殺人事件解決のために派遣されたイカボッド捜査官。首なし騎士の殺人場面を目の当たりにしたイカボッドが怪奇事件の真相を追う――。
不気味な世界も、物語も文句なしのミステリーホラー。幻想的な映像美は、何度観ても飽きがきません。ティム・バートンさん特有のダーク&ファンタジー要素もしっかりあり、ストーリー展開とともに楽しめる作品です。
シザーハンズ
『シザーハンズ』
(株)ポニーキャニオンほか
発明家の老人が“人造人間エドワード”を作っていたが、完成目前で発明家の老人は死んでしまう。
手がハサミのまま取り残されてしまったエドワードは、たまたまセールスで訪れたペグに助けられる。そして、ペグの娘・キムに恋をする――。
触れるものすべてを傷付けてしまうハサミの手によって愛するキムに近づけない、心優しい人造人間のエドワードの甘くて切ないファンタジー映画。エドワードの表情がなんとも言えません!
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
ハロウィンタウンのパンプキン王であるジャックは、毎年、人を驚かせるだけのハロウィンに飽き飽き。
ある日、奇妙な扉の先に見たクリスマス・タウンに魅せられたジャックは、ハロウィンタウンでもクリスマスを計画するが――。
ティム・バートンさん原案・原作による、ミュージカルアニメーション映画。ストップモーション・アニメーションにより作られたファンタジー×ホラーのバートンさんらしいこちらの作品はいつ観ても色褪せません。
チャーリーとチョコレート工場
『チャーリーとチョコレート工場』
ワーナーエンターテイメントジャパン(株)
世界中で大人気のお菓子メーカー“ウィリー・ウォンカ”。
ある日、工場を見学する権利を得た少年・チャーリーたちは、工場の中で夢のような不思議な体験をするが、しだいに様々なハプニングに巻き込まれていく――。
道徳的なメッセージも見えるダーク・コミカルファンタジー! 世界一“オカシ”な工場見学は、ウォンカチョコをかじりながら観たいですね。あのチョコ買いました……。
アリス・イン・ワンダーランド
『アリス・イン・ワンダーランド』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
ティム・バートン×ジョニー・デップ×ディズニーという至高かつ絶類のタッグで贈る、今までにないまったく新しい“アリス”。
物語は19歳になった“アリス”の後日談。うさぎの穴から迷い込んだアンダーランドでは、奇妙な住人たちがアリスの帰りを待ちわびていた――。
衣装やメイクはもちろん、CGでバートンさんのパートナーであったヘレナ・ボナム=カーターさん演じる、赤の女王の頭は約4倍に。ジョニー・デップさん演じるマッドハッターの目は約3倍に加工するなど、キャラクターの細やかな設定もグッド!
個人的には、綺麗なのにちょっとぶっ飛んでいるアン・ハサウェイさんの白の女王が好きです。
エド・ウッド
『エド・ウッド』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
「史上最低の映画監督」と呼ばれた実在の映画監督エド・ウッドさんをテーマにした作品。
映画業界で使いっ走りをしながら映画監督を夢見る青年・エド・ウッドは、かつて往年のドラキュラ俳優だったベラ・ルゴシと出会い、映画「グレンとグレンダ」で監督デビューを果たすが――。
「安い、早い、面白くない」の三拍子揃った定評を持つ映画監督エド・ウッドさんのファンであったというティム・バートンさん。映画では、女装癖もあったエド・ウッドをジョニー・デップさんが見事に演じきっている、ファン必見の一作です。
ティム・バートンのコープスブライド
『ティム・バートンのコープスブライド』
ワーナーエンターテイメントジャパン(株)
気の弱いヴィクターは、夜の森で結婚式の誓いのセリフを練習していると、コープスブライド(死体の花嫁)に誓いをしたと勘違いされ、死者の世界へと連れ去られる――。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』から12年の時を経て、ストップモーション・アニメーションで贈る、気弱な人間・ヴィクターと死体の花嫁・エミリーのダークなラブストーリー。
ビートルジュース
『ビートルジュース』
ワーナーエンターテイメントジャパン(株)
ある日、結婚したばかりのアダムとバーバラの夫婦は交通事故を起こし死んでしまう。
幽霊となった2人は、自分たちの新居に引っ越してきたリディアの一家を追い払おうと、“こいつだけは頼んではいけない”という、人間退治のバイオエクソシスト・ビートルジュースを呼び出すが――キテレツなブラックコメディー!
汚いおじさんビートルジュースの日本語吹替えを担当したのが「オレたちひょうきん族」で有名な西川のりおさんと聞けば、どんなキャラクターかお察しがつきますよね。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのショーにも、ビートルジュースが取り上げられています♪
フランケンウィニー
『フランケンウィニー』
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
愛犬・スパーキーを交通事故で失った少年・ヴィクター。科学好きだったヴィクターは、禁断の実験をし、スパーキーをツギハギだらけの“フラン犬”として蘇らせた。しかし、それがクラスメートにバレてしまって――。
1984年にモノクロの実写で公開、2012年にリメイク版が3D・モノクロ・ストップモーション・アニメーションで公開。ウィニー とヴィクターの絆と切なさに感動です……。
ビッグ・フィッシュ
『ビッグ・フィッシュ』
(株)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ジャーナリストのウィル・ブルームは、父が倒れたと母から知らせを聞き、妻とともに見舞いへ行く。ウィルは父がいつも話す奇想天外な作り話が嫌いで、父とは疎遠になっていた。
実家で父の荷物を整理していると古い証書を見つけ、そこに記されたジェニファーという女性に会いにいくことで、真実を知る――。
ウィルの父・エドワード・ブルームを演じたのは、ユアン・マクレガーさん。観る前は「おとぎ話にユアン?」とミスマッチなイメージがありましたが、観はじめるとばっちりハマっていました。
不思議な物語を楽しもう!
ティム・バートンさんの手掛けた映像作品をご紹介しました。
もしも観たことがない作品があれば、ぜひ観てみてくださいね。何度見ても新しい発見に出会えますよ。
映画好きならおさえておきたい! 有名な映画監督が手掛けた作品を一挙ご紹介します。