「読書ノート」が読書効果を倍増させるワケ
更新日:2015/8/26
読んだ本から学んだことや内容・概要は時間が経つと忘れてしまいますが、読書ノートに記録、読み返すことで、生涯自分の役に立ち、読んだ本すべてがあなたの財産になります。
そんな読書効果が倍増する「読書ノート」について調べました。
「読書ノート」とは
【読書ノートとは】
読んだ本の要点や感想を記録するためのノート
本を読んで、「あ~面白かった」「ほうほう、勉強になった」と思っても、そのまま終わってしまっていませんか?
そのときは“為になった”と満足しても、本から学んだことを日々の中に活かすのって案外難しいですよね。
筆者は、時間が経つと学んだこと以前に本の内容すら忘れてしまったりします……。
つまり、読書ノートとは実にもったいないこの『読んだら終わり』から卒業し、自分のスキルアップに活用しようという役目を担うアイテムなのですね!
「読書ノート」のメリット
読書ノートのメリットは?
・本から学んだことを、いつでも再確認できる。
・読み返し、日々意識することで、ただ本を読むよりアウトプットに繋がる
*アウトプット…自身の体験・学習し得た知識を成果や実績にする
こんな方には、特におすすめ!
・読んだ本の内容を忘れてしまう
・読んだときは、“なるほど”と感じても活かせない
・本から得た情報をいつでもすぐ見返せられるようにしたい
・難しい本をしっかり理解したい
・読書ノートのメリットを読んで、書かないのはもったいないと感じた
これはビジネス書などに限らず、小説からは単語、文章や言い回し、その登場人物の人生スタイルまで、実に様々なことを学ぶことができるそうです。
本のジャンルに関係なく役立つのならば、誰でも作れますね!
「読書ノート」の作り方と書き方
読書ノートも、人によって様々!
普通のノートや手帳を使う方もいれば、パソコンのExcelやスマホのアプリを使う方もいます。自分の生活スタイルから、読書ノートにするものをチョイスしましょう!
読書ノートに記録しておきたい項目
・本の基本情報(タイトル、著者名など)
・読み始めた日、読み終えた日
・本の重要な部分(この部分は自分の言葉に変換せず、そのまま書き写すことが大切)
・自分の感想を書く(本の要点とは違い、自分の考えをまとめる)
記録が苦手な方は、読書ノートのフォーマットに決まりをつけず、継続させることを優先に。
逆に、きっちりと記録したい方は、上記のほかにも、出版社、価格、購入先、評価ランク(1~5など)をつけると、より濃い読書ノートになります。
ジャンルによってノートを分けたい方もいらっしゃるかと思いますが、いつでも読み書きができる機動性を考え、一冊にまとめるのがベストだそうです。
さっそく実践してみよう
同じ量だけ本を読んでいても、学んだことを活かせる人と活かせない人のあいだに生まれる差は、こういったところからなんですかね……。
「せっかく本を読んでいるのに、もったいない」と感じた方は、さっそく読書ノートを試してみませんか?
筆者は書きたい派なので、ノートか手帳タイプのものを調べていたら、すでに記録する項目が載っている子ども向けの可愛い柄や大人向けのシンプルな読書ノートも販売されていましたよ。
ノートに記録する際は、記録内容の重要さでペンの色を変えたり、下線を引いたり工夫して、自分だけの読書ノートをぜひ作ってみてください。
あわせてこちらの記事も参考にしてくださいね。