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読書ノートの作り方・書き方【実例紹介】


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日々たくさんの本を読んでいる方のなかには、ときどき「このあいだ読んだ本、どんな話だったっけ」「前に読んだ本に書いてあったけど、その本はどれだったっけ」と思うことがある方もいるかと思います。

せっかく読んだ本なのに、自分の身につかなかったらもったいないですよね。

一度読んだ本の内容を忘れないように、以前、このコラムでは、日々読んだ本の記録を「読書ノート」につけることをおすすめする記事を公開しました。
(詳しくは⇒「読書ノート」が読書効果を倍増させるワケ

でも、「読書ノートといっても、どうやって書いたらいいの?」「何を書いたらいいの?」と戸惑ってしまう…という方のために、今回は「読書ノート」の実例をご紹介します。

 

何に書く?読書ノートの作り方

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「読書ノート」というからには、「アナログのノート」に「手書きで」つけると考える方もいるかもしれません。でも、読書の記録をつけられるなら、決してアナログのノートにこだわる必要はありません。

スマートフォンのアプリを利用したり、読書の記録がつけられるWEBサービスを利用したりするのもOKですし、パソコンのExcelなどを使って記録をつけていくのでも構いません。

 

私は、コンビニエンスストアで売っているA5サイズの糸綴じの薄めのノートを使っています。これなら小さくて軽いので、本と一緒に持ち歩いてもかさばりません。また、180度にパタンと開くので、書きやすいのです。そして、ノートがいっぱいになったら、残しておきたいものはスキャンをしてPCに保存をしておきます。

ノートをつけるときに使う筆記具には、「こすって消せるボールペン」を使っています。これなら書き直しも簡単にできます。色をつけたいところには、普通のマーカーで線を引いたりしています。

また、読書ノートをつけるときは、付箋も用意しておくと役に立ちます。私は本の表紙裏などに一枚ずつペタペタ貼っておいて、読みながら気になる部分が出てきたらちょこちょこ貼っていっています。付箋を貼ったページを中心に読み返していくと、読書ノートがつけやすくなりますよ。
(詳しくは⇒読書のお供に。読書効果が倍増する“付箋”のススメ

 

何を書く?読書ノートの書き方

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■本の情報を書く

まずは、

  1. 本のタイトル
  2. 著者名
  3. 出版社名

などの本の情報を書きます。

そのほかに書いておくといい情報として、初版の発行年月日があります。
実用書や専門書は、時代の移り変わりによって内容が古くなってしまう場合がありますので、いつごろ出版された本なのかということは大事な情報です。

また、小説や漫画であっても、その当時の時代背景を反映していたりするものがありますので、発行年月日は参考になることでしょう。

初版の発行年月日を調べるには、本の一番後ろの方にある、奥付を見てください。「奥付」はその本の情報が書かれているページで、「初版発行」や「第一刷発行」の年月日が書いてあるかと思います。

また、自分自身の記録のために、その本の読了日(読み終わった日)を書いておくと良いでしょう。

 

■本の内容の要約を書く

実用書などの場合は、本を読みながら内容を頭の中でまとめ、ノートに要約を書いていきます。

書き方は人それぞれ、書きやすいように書いていって良いのですが、以下のポイントを押さえると、後から見て読みやすいノートになると思います。

  1. 箇条書きにしてみる
  2. 因果関係の矢印→、対立関係の矢印⇔、等号=、不等号<などを書き入れる
  3. 図にしてみる
  4. イラストを書いてみる
  5. 大事な部分に線を引いたり、マーカーを引いてみたりする

自分が見るためのものですから、綺麗に書く必要はありません。自分がわかりやすいように、いろいろ工夫をしてみましょう。

 

■心に残った文章を書き写す

本の中で、心に残るセリフや、覚えておきたい文章があったら、書き写しておくのもおすすめです。

後から参照しやすいように、その文章が載っていたページのページ番号も一緒にメモしておきましょう。

合わせて、「どうしてこの文章が心に残ったのか」ということも書き加えておくと良いかと思います。これは私の個人的な経験なのですが、本に付箋を貼りすぎて、後から見返したときに「なんでここが大事だと思ったんだっけ?」と思うことがよくあります。そういったことが起こらないように、読んだそのときの自分の「気持ち」を書き残しておくようにしましょう。

 

■自分の「感想」「意見」を書く

その本を読んで感じたことや、本を読んだうえでの自分の意見などを書いておきます。「読書感想文」のような、しっかりした文章でなくても構いません。「面白かった」「つまらなかった」のようなひとことだけでも、長文を書いても構いません。

できれば、自分の感想は、読み終わってすぐ書いておくと良いでしょう。時間が経つと気持ちが薄まってきてしまうことがあります。

 

■「次に読みたい本」「もっと深く知りたいこと」を書く

1冊の本を読んでいると、ある事柄について、もっとよく知りたい、と思うことが出てくると思います。

そういった時には、そのことも読書ノートにつけておくと良いでしょう。

読書中に出てきた疑問点や、興味を持った参考文献などが出てきたら、忘れずにメモをしておきます。

意外とこういった部分というのは、読み終わった後にはすっかり忘れてしまっていることも多いものです。書き残しておけば、後で自分の知識を広げるのにも役立ちます。

 

読書ノートをつけるタイミング

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それでは、読書ノートはいつつければ良いのでしょうか。読んだ後でしょうか、それとも読みながらでしょうか。

人によってスタイルは様々ですが、私の場合、小説やノンフィクション、エッセイなどは付箋を貼りながら読んでいき、読み終わってからまとめて感想をつけるようにしています。
小説を読んでいる途中で読書ノートを書いてしまうと、妙に冷静になってしまう、というのがその理由です。

反対に、実用書・ビジネス書・専門書などは、読書ノートをつけながら読んでいきます。同時に、重要だと思った箇所には、付箋を貼っていくようにしています。

こまめにノートをつけていく時もありますが、1章分くらいずつ、読み終わったら書く、読み終わったら書く、の繰り返しをしている時もあります。

読書ノートを書くことで、頭の中が整理され、先を読み進める時にも楽になります。

 

まとめ

読書ノートをつけるようになると、本の内容をより意識して読むようになっていきます。

ただ読み流すだけではなく、自分の手を動かすことで、より頭に強くインプットできますし、もちろん後から読み返して参考にすることもできるようになります。

ぜひみなさんも読書ノートの習慣を始めてみませんか?

 

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ライター

ラッテ
3度の飯より本が好き。興味のおもむくままに、いろいろな分野の本を読んでいます。特によく読むジャンルは、IT、美術、語学、旅行、インテリア、漫画など。本好きが高じて、書店員をしていたこともあります。