もう迷わない! 自分好みの本の探し方
世の中には多くの本があふれています。「何か面白い本が読みたい」と思った時、一般的な探し方としては、やはりジャンル、そして作家名などから探すものだと思います。
でも実際、その中から、自分が本当に読みたいものや、興味がある本を探すことは難しいですよね。今回は私なりの好きな本に出会う方法を紹介します。
自分がどういうものに興味があるのか
何かを調べるという目的でもなく、ただ漠然と何か面白いものが読みたいと思った時、私はまず古本屋の文庫本コーナーに行きます。
古本屋の文庫本コーナーは、大まかな分類ではありますが、国内の作家、海外の作家、そして雑学やハウツー本、その他の本などに分かれています。
これらのタイトルの一つ一つを、適当なところから順々に眺めていきます。もしタイトルに惹かれるものがあったら、カバーの裏面などにある簡単なあらすじ、内容を読みます。
私は、長期間に渡り興味を持っている分野もあるのですが、その時々で「あ、読んでみたい」という別のジャンルも出て来ます。
それが何なのかを明確にする際、これらの雑多なタイトルやあらすじなどから推測し、そのキーワードを読み取ることができます。自分が今、何に惹かれているのかをこうして探るのです。
何となく、自分の趣向がわかったら
タイトルを見て、気になった文庫本があったらあらすじをざっと眺めていく、ということをしばらく繰り返していると、「読みたい」という衝動が徐々に湧き出てきます。
ここで試しにそれらの本を買うのもいいのですが、もし読む時間が限られていたり、読む本はしっかりと厳選したいという時は、一度自宅に戻ります。そして気になった作品名や作家名、キーワードなどをインターネットで検索して調べるのです。
すると古本屋では見つけられなかった関連本や、その作者の別の作品などが出て来るかと思います。
インターネット上でのあらすじ紹介などは、スペースが限られている文庫本そのものよりも、詳しく、そして魅力的に書かれていることが多いように思います。
こうして気になったワードを調べていくうちに、やがて「この本が読みたい」という本に出会うことができます。
それがベストな本になるかはわかりませんが、少なくとも、興味を持って楽しく読み進められるようになりますよ。
まとめ
好きな本を探して様々な書店を巡るのも楽しいですが、インターネットを使えば、より少ない労力でお探しの本を見つけることができるかと思います。
電子書籍もそうですが、オークションや各ネットショップも購入候補先として考えると、マイナーなものも含めて、数多くの本が見つかるのではないでしょうか。
一冊の本を読んで、その作者やジャンルが肌に合っているとわかると、次々に関連する本を手に取って、次第に理解を深めていくことができます。
人にオススメしたくなるくらい、自分が好きになる本を見つけるのは簡単ではないと思います。
ですが、そういうことを繰り返し、様々な本と触れ合っていくうちに、より多くの良本・良作に出会えるかもしれませんね。