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読書が10倍楽しくなる!お気に入りの作家との出会い方


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「私はこの作家さんが好きです!」と、胸を張って言える作家さんはいますか?本はたくさん読むけど、好きな作家とかは特にないなぁという方、これから本を読みだそうかなという方々!自分のお気に入りの作家さんを見つけて、もう一歩先の読書生活を楽しんでみませんか?

 

 1.お気に入りの作家さんがいるといいこと

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◆自己紹介から、お友達に……あるいは恋愛関係に!?

新たな季節を迎えると、別れも然り、出会いもたくさんありますよね。
新たな出会いに付き物なのが自己紹介ですが、自己紹介の際のお決まりの質問、「趣味は何ですか?」という質問で、あなたは何と答えますか?

「趣味は読書です」と答える方は、「どんな本を読むのですか?」などという質問に出会うことは多いのではないでしょうか。こういうとき、無難なのはおそらくジャンルでの解答ですが、もしも相手の方がかなりの読書家であった場合、「誰が好きですか?」に繋がりやすいですよね。つまり、こういう場面で、ジャンルに加えてお気に入りの作家さんの名前をあげることができると、この人はきっとたくさん本を読む人だなという印象に加え、話題を掘り下げて自分の印象を相手に残しやすくするという良い効果が満載だと言えるのです。

また、お気に入りの作家さんとして挙げた名前がまさかの一致!ということになると、友情がいつか恋愛感情へ発展する……?なんてことも期待することができてしまう!良いことずくめなのです。

 

◆本選びに困らない

お店によっては本がジャンルごとにまとめられているところもありますが、ほとんどの書店が出版社ごと・著者ごとの陳列になっていますね。本のあらすじを読んで買いたい本を見つけられる方もいるかもしれませんが、なんせ量が多い!

あの中から、自分がいま読みたいと欲している本を見つけるのはちょっと大変ですよね。

せっかく意気込んで買いに来たのに、どれにするか悩みつかれて今日はいったん帰宅……なんていうのは悲しいことだし、悔しいことです。こんなとき、お気に入りの作家さんがいると選ぶ対象の幅がぐぐっと狭まり選びやすくなり、且つ自分のお気に入りの作家さんだから失敗がないという、一枚も手札がない状態で挑むよりも勝率が何倍にも上がるというわけなのです。

 

◆新しいジャンルにも踏み出しやすくなる

ご自身の好みのジャンルがわかっているという方はたくさんいるでしょう。恋愛系が好き、ミステリーが好き、歴史ものが好き!十人十色です。

ジャンルの好みは十人十色のように、作家さんの描くそれぞれの世界も十人十色、いやいや百人百色といった具合にそれぞれ味は異なりますよね。この作家さんの描くお話はなんだかしょっぱいなとか、あの作家さんが描く話は辛いなあとか……。
「この人の描く話は好きだけど、あの人の作品はちょっとニガテ」などが見つかってくると、ほかのジャンルへ踏み出す時も自分の好みに合った作家さんに出会うのが簡単になったり、比較することで未発見だった持ち味を発見することができたりと自分の読書体験の質を向上することにもつながるのです。

 

2.作家さんを知るには?

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書店へ出向けば、たくさんの本とお名前が並んでいますが、お気に入りの作家さんと出会うには、どんな作家さんがいるのかをまず知らなくてはなりません。さっそく、気になるお名前を探してみましょう。

 

◆芥川賞・直木賞受賞作品から知る

最近は、お笑い芸人・ピースの又吉さんが芥川賞を受賞するなどかなり大きな話題となった芥川賞・直木賞でしたが、とても名誉ある賞なのです。芥川賞は純文学の無名・新人作家に贈られる賞、直木賞は無名・新人作家に加え、中堅作家の大衆小説作品を対象とした賞であり、いずれも著名な作家となるための登竜門というような賞です。文藝春秋のホームページからは各賞の歴代受賞作家を調べることができますので、一度目を通してみることをおすすめします。

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◆本屋大賞受賞作品から知る

本屋大賞とは、全国の書店員さんによって選ばれる賞のことで、もっとも読者の意見を反映している賞といっても過言ではないでしょう。本を売ることをお仕事にしている人が選んでいる本なので、「こんなひと知らなかった!」というような作家さんに出会えることもしばしばです。こちらも歴代受賞作家・エントリー作家が公式サイトより確認することができます。

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◆映像化作品から知る

小説が原作となった映画やドラマから作家さんを知ることもできます。何らかの映画やドラマを見て、この雰囲気好きだなと思うものがあったら、ぜひとも原作である小説を書いた作家さんの名前を調べてみてください。

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◆近代文学作家から

夏目漱石をはじめ、近代で活躍した作家さんたちのお名前は、学校で学んだりして頭に残っている人も多いのではないでしょうか?学生時代、暗記のためにつくったへんてこりんな語呂合わせでなんとなく印象に残っている作家さんはいませんか?ちょっと昔の記憶を掘り起こしてみると案外知っている作家さんが多いかもしれません。

 

3.作品を読んでみよう

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気になる作家さんを見つけることができたら、さっそく作品を探してみましょう。

 

◆一番最初の作品を読んでみる

処女作には、その作家のすべてがあるという言葉を耳にしたことはありませんか?処女作・デビュー作を読んでみて、このひとのこういうところが好きだなぁという点を見つけることができたなら、同じ作家さんの本を続けて読んでみることをおすすめします。

 

◆この人を読むならこれ!を読んでみる

最近、書店に足を運ぶとこんなポップカードあるいはチラシを見つけることがよくあります。「○○を読むならこれから!」つまりは、「夏目漱石を読むなら『坊ちゃん』から」のようなものですね。書店員さん、あるいは出版社の方からのメッセージであるならば面白いはず。もしも書店にてこういったカードあるいはチラシを、自分が目を付けた作家さんのところに置いてあったのならば、この指示に従ってみてもいいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。なんとなく選んでいた本たちも、お気に入りの作家さんの作品となると今までより愛着がわいてきたり、新刊が出るのが楽しみになったりしてきませんか?お気に入りの作家さんが見つかると、そこから自分の好きな作家さんの色が見えてくるのでそこからすこしずつ幅をひろげて行くことも簡単になります。ぜひとも、お気に入りの作家さんと出会って、より豊かな読書生活を送ってください。

ライター

BENCHAMIN
好きな作家さんは、江國香織さん、よしもとばななさん、梨木果歩さん。ジャンルは問わず雑食です。古書店街付近に生きる文学少女の端くれです。どうぞよろしくお願いします。