80年代懐かしアニメの原作少女漫画|絶対読んでほしいおすすめ作品
更新日:2018/12/3
1980年代。女性の皆さんは、青春もの、ファンタジー、ギャグなど、どんなアニメを見ていたでしょうか?
ここでは、1980年代にアニメ化された少女漫画の中から、「これだけは読んでおきたい」おすすめの作品をご紹介します。
どの作品も長く愛されており、何度読んでも違った魅力に出会うことができる名作ばかりです。
アニメと漫画では、展開やキャラクター設定が異なる作品もあります。ぜひチェックしてみてくださいね。
1981年~1982年にかけてアニメ放送
『おはよう!スパンク』
『おはよう!スパンク』
たかなししずえ(著)、雪室俊一(原作)
講談社
父親がいない愛子は、愛犬のパピーを大切にしていた。ところがある日、パピーが事故で死んでしまう。そんな愛子の前に現れたへんてこな犬・スパンクは、騒動を起こしながらも愛子の心を癒やしてくれて……。
『おはよう!スパンク』は、犬のスパンクと、飼い主である愛子の日常が描かれた爽やかなストーリーです。愛子や周囲の人を和ませてくれるスパンクの愛らしさは、いつ読んでも心が温かく、ほっこりとします。
アニメと原作ではキャラクターの設定が異なる点が多くありますので、アニメにしか触れていない方は是非この機会に読んでみてくださいね。
1982年~1983年にかけてアニメ放送
『パタリロ!』
『パタリロ!』
魔夜峰央(著)、白泉社
架空の島国・マリネラ王国を舞台に、国王であるパタリロ・ド・マリネール8世(通称パタリロ)が、従者や敵国を巻き込んで騒動を起こすギャグ漫画。
「花とゆめ」で連載を開始し、掲載誌を変更しながら2018年に連載40周年を迎えた長編作品です。
イギリス情報局秘密情報部(MI6)の敏腕エージェントであるバンコランや、元暗殺者の美少年マライヒなど、薔薇の花がよく似合う美しいキャラクターは全員個性的!
予想の斜め上を行く展開とギリギリのギャグで、少女漫画の枠を超えて男性にも支持されている人気作です。
随所に下ネタがありますので、苦手でなければ読んでみてくださいね。
1982年~1983年にかけてアニメ放送
『あさりちゃん』
『あさりちゃん』
室山まゆみ(著)、小学館
子供はもちろん大人にも愛されるギャグ漫画。勉強が苦手な小学4年生の浜野あさりを主人公に、あさりの姉で秀才のタタミやお母さん、そして友人たちとの日常が描かれています。
基本的にほのぼのとしていますが、ツッコミどころが多い姉妹のやり取りには思わず笑顔になってしまうでしょう。
全100巻という大作ですが、1話は8ページほど。1話完結の読み切りで、ちょっとした空き時間に少しずつ読み進めてはいかがでしょうか。
1982年~1983年にかけてアニメ放送
『ときめきトゥナイト』
『ときめきトゥナイト』
池野恋(著)、集英社
「りぼん」に掲載されていた本作は、恋愛はもちろん、吸血鬼や超能力、魔法などがぎゅっと詰まったファンタジーラブストーリー。
物語は3部構成になっており、江藤蘭世・市橋なるみ・真壁愛良と、それぞれ主人公が異なります。
特殊能力を持っている3人の主人公が、己の能力に振り回されながらも困難に立ち向かっていく様子に、勇気づけられた方も多いのではないでしょうか?
吸血鬼・王子様といった、女の子なら一度は憧れる胸キュンワードやシーンが満載。「可愛くて強い女の子」の姿が描かれた、少女漫画の王道といえる作品です。
1984年にアニメ放送
『ガラスの仮面』
『ガラスの仮面』
美内すずえ(著)、白泉社
生まれながらに女優としての才能を持ちながらも、努力を怠らないマヤ。大女優である月影千草からその才能を見出され、女優の道を志すことになるが……。
マヤがライバルである姫川亜弓と競いながら、「紅天女」を演じるためにオーディションや舞台を通して成長していく姿が描かれた演劇漫画。
劇中劇が多く、「椿姫」「若草物語」などの名作だけではなく、オリジナルの劇も多く登場しています。
演劇漫画ではありますが、マヤが成長していく過程や、友情、恋愛といった人間模様が丁寧に描かれており、ヒューマンドラマとしても楽しむことができる不朽の名作です。
1983年~1984年にかけてアニメ放送
『伊賀野カバ丸』
『伊賀野カバ丸』
亜月裕(著)、集英社
山奥で忍術と野球の修行をしていた影丸(通称:カバ丸)は、亡くなった祖父の紹介で、金玉学院を経営する蘭のお世話になることに。
勉強が全くできないカバ丸だが、蘭の孫娘である麻衣に一目惚れをし……。
一般的な少女漫画は可憐な女の子が主人公なことが多いですが、『伊賀野カバ丸』は、野生児のカバ丸が主人公の痛快学園コメディ作品です。
マイペースながらも、一流の忍者でもあるカバ丸の思わぬギャップに思わずキュンとしてしまうでしょう!
大笑い必至、電車の中で読むのはキケンなのでご注意を。
1984年、1985年にアニメ放送
『オヨネコぶーにゃん』
『オヨネコぶーにゃん』
市川みさこ(著)、小学館
『オヨネコぶーにゃん』は、人と話すことができるオヨヨネコ(通称:ぶーにゃん)が主人公のギャグ漫画です。
賢いけれどナルシストで、とにかく図々しいぶーにゃんですが、疲れたときにこの漫画を読むと、なぜだか癒やされてしまいます。
喧嘩をしつつも何かあるとすぐにぶーにゃんを心配する飼い主・たまごの優しさにもほっこり。不思議な魅力を体感できる、異色の動物漫画ですよ。
1987年~1988年にかけてアニメ放送
『陽あたり良好!』
『陽あたり良好!』
あだち充(著)、小学館
おばが営む下宿屋に居候することになったかすみだが、そこには同じ高校に通う男子4人が住んでいた。自分にはボーイフレンドの克彦がいると分かっているものの、かすみは下宿人である勇作がなぜか気になり……。
本作は、野球部が甲子園を目指す第1部、その後の日常が描かれた第2部に分かれています。かすみと克彦、そして勇作の三角関係が軸になっているので、野球について知らなくても楽しめるはず。
淡い恋の行方が気になるスポーツラブコメディー。爽やかな気分になりたいときには、ぜひ読んでみてくださいね!
懐かしのあの作品、もう一度読んでみては?
80年代にアニメ化された原作少女漫画をご紹介しました。
どれも懐かしい作品ばかりですが、改めて読み返すと新たな発見があります。当時を振り返りつつ、懐かしい気分に浸りながら読んでみてはいかがでしょうか。
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