木内鶴彦『生き方は星空が教えてくれる』内容・感想
更新日:2019/10/31
『生き方は星空が教えてくれる』
木内鶴彦(著)、サンマーク出版
『生き方は星空が教えてくれる』本内容
本書では、彗星捜索家である木内鶴彦さんの生き方や、彗星に向けた情熱、地球の未来に対する思いなどが綴られています。
また、木内さんの生き方に大きな影響を与えることになった、臨死体験の話題は衝撃的であり感動的です。
臨死体験がテーマ!?
『生き方は星空が教えてくれる』とは
『生き方は星空が教えてくれる』は、彗星捜索家として知られる木内鶴彦さんのロングセラーです。
本書のページをめくると、木内さんがいかに星を愛し、そしていかに私たちの住む星、地球を愛しているかが伝わってきます。
木内さんが釣りと結びつけて考え出した軌道計算法、顔も知らないメンバーたちが自然に集ってできた星空観測会など、星好きな人にはたまらないエピソードも満載です。
「臨死体験」が生き方に影響を与える
本書にはもう一つ別な側面があります。
それは木内さんの生き方に大きな影響を与えることになった、「臨死体験」をテーマにしているということです。
木内さんは22歳のときに、原因不明の激痛で倒れ、医師の死亡宣告を受けます。
そして死亡から蘇生後までの30分の間に、驚くべき体験をすることに。これがいわゆる臨死体験です。
臨死体験というテーマは、多くの人にとって、最初は突拍子もない話に聞こえるのではないでしょうか。
しかし本書を読み進めていくと、驚きを覚えながらも、次第に木内さんの体験に納得してしまいます。
自分の生き方が変わる一冊を…
『生き方は星空が教えてくれる』は、木内さんの彗星探索家としての活動や臨死体験に興味がある人はもちろんですが、生き方や将来に悩んでいる若い人たちにもおすすめしたい一冊です。
「その人にしかできないことがあるので迷わずやってみてほしい」「生きていることがどんなに素晴らしいことか実感してほしい」というメッセージを感じられますよ。
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今回ご紹介した書籍
『生き方は星空が教えてくれる』
木内鶴彦(著)
サンマーク出版