『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』から学ぶ人材育成メソッド
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』
福島文二郎(著)
中経出版
発売日:2010/11/26
あらすじ・本内容
人材育成は、会社や組織の重要テーマの1つです。個人レベルにおいても、上司として後輩をどう教育すればいいのかと悩む人が多いでしょう。
本書では、ディズニーの人材育成メソッドを全5章でわかりやすくご紹介します。
ディズニーの元社員が紹介する人材教育メソッドとは?
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』は、東京ディズニーランドオープン時に第1期正社員として入社した福島文二郎さんの著書です。2010年に出版され、累計100万部のベストセラーとなりました。
ディズニーランドのキャストによる、ゲストへの徹底したサービスの質の高さは有名です。実際にパークに足を運び、ディズニーのサービスの良さを経験した人であれば、本書タイトルの「9割がバイト」の文字に一層興味を引かれるのではないでしょうか。
なぜ、バイトの割合が高いのに「あの」雰囲気が保たれているのだろう……。そんな読者の疑問に対し、著者が丁寧に答えを明かしていきます。
ディズニーの育成レベルの高さは、採用の仕方からも推し量ることができます。
一般的に「人を選んで採用」することは、人材の質を保つために有効です。しかし、ディズニーでは基本的にウェルカムの姿勢で、応募した人を全員採用する方向の対応がとられています。これは、教育プログラムがしっかりしている自信があるからこそ、できることと言えるでしょう。
ディズニーで育成に携わっていた著者ならではのわかりやすい人材育成メソッドの紹介内容は、規模や業種に関係なく、さまざまな会社や組織で役立ちます。どんな上司でありたいのか、後輩をどう指導したらいいのかなどの指導方法に迷う人にも、おすすめです。
今回ご紹介した書籍
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』
⇒図解版はこちら
福島文二郎(著)、中経出版
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