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他にもあった!食費節約術、最大の決め手は“値段設定”!?


食費を節約したいと考えている方はもちろんのこと、すでに節約を意識して、外食をしないようにしたり、食材を冷凍保存したりしているけど、「思うように節約できない!」「もっと食費を減らしたい!」という方も必見の食費節約術をご紹介します。
この節約術をしっかり実践すれば、絶対食費が減らせるハズです!

 

なぜ減らない?まずは食費の把握が大切

家計に悩む主婦

食費を節約するためには、まず“いま現在かかっている食費”をある程度把握することが大切です。

現在、夫婦2人暮らしの家庭の平均食費は1ヶ月約3~4万円。子供2人の4人家族では1ヶ月約6~7万円が平均だそうです。(こちらはあくまで平均であり、年収や子供の年齢などにより変わります。)

ご自身の家庭の食費はいかがでしょうか?平均以下であれば、すでに贅沢を控えていたり、節約を意識されているかと思いますし、反対に平均以上であれば、これから十分に節約の余地ありです。

 

最大の決め手は“値段設定”

主婦

現在かかっている食費を把握したら、目標とする金額を決めましょう!
例えば、食費が1ヶ月7万円かかっている4人家族のご家庭でしたら、「月に6万円にしよう!」と設定します。
「いやいや、もっと減らしたい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は食費6万円生活に慣れて、問題なさそうでしたら5千円ずつ減らすなど設定を変えていくとよいかと思います。

目標の金額を決めたら、それを日割りします。

例:4人家族 目標金額:6万円の場合
60,000(円)÷30(日)=2,000(円)

日割りを、さらに朝昼晩に分けます。

2,000(円)=朝300(円)+昼500(円)+夜1,000(円)+αお菓子など200(円)

(*金額の設定と振分けはそれぞれのご家庭によって決めてください。)

細かい金額が決まったら、あとはそれに沿ってご飯を作るだけです!

例えば、4人分の朝の値段設定は300円なので朝食の献立は……

・トースト4枚…50円
・目玉焼き4つ…70円
・ハム8枚…80円
・ヨーグルト4コパック…100円

50円+70円+80円+100円=300円

など、上記のように使った分を頭で計算しながら作ると、設定金額通りに抑えられ、目標通りの節約が実現できます。

ちょっと面倒かもしれませんが、慣れてしまえば簡単に計算できるようになりますし、また、意外と材料費のかかるメニュー、安上がりなメニューも分かるようになり、献立の組み合わせ方も上手くなりますよ。

 

買い物時にも“値段設定”が大事

野菜を選ぶ主婦

この節約法で重要なのは、月の食費の値段設定だけでなく、買い物時にも“値段設定”をすることです。

買い物時の“値段設定”は、単に「一週間分の買い物をするときは、2,000円(1日)×7日間=14,000円以内に抑える」というわけではなく、食材ごとに“これは、この値段まで買ってOK”と買い値を設定することです。

買い物時に、設定した目標食費のみを意識すると、おのずと質素な食卓になってしまいます。
地域によって差はありますが、お住まいの地域の食材の最安値を知り、また、そこから“この値段までは買ってOK”という許容範囲の値段設定をしておくと、安く食材を手に入れられ、献立にもひびきにくくなります。

 

注意点

ストイックに実践すれば確実に食費を減らせますが、あまりに目標が大きいと栄養が偏ってしまいます。特に子供のいるご家庭は注意してください。
平均食費を参考にしながら、それぞれのご家庭にあった目標を立てましょう!

また、時間がある方は節約創作料理を研究してみたり、週のどこかで簡単で安く済むカレーや丼ぶりにして週末はそのぶん豪華にするなど、料理や食事がたのしめるように工夫しながら賢く節約をしましょう。

 

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