ブックオフオンラインコラム

ブックオフオンライントップへ

ブックオフオンラインコラム > 本に出会う > 小説(テーマ別) > 活字中毒とは? 活字中毒の意味と中毒者におすすめの本5選!

活字中毒とは? 活字中毒の意味と中毒者におすすめの本5選!


本、読んでますかー!

本を読むと「頭がよくなる」「スレトス軽減の効果がある」など、読書にはさまざまな良い効果があるといわれていますが、そんな効果の有無に限らず読書が好きな活字中毒者。

ここでは、活字中毒とは?という疑問から、我こそは活字中毒者だという方におすすめな隙間時間に読める本をご紹介します。

 

活字中毒(活字病)とは?

「活字中毒(活字病)」とは、活字(文字や文章)を読むことが過度に好きであったり、執着がある様子を指します。

読書家として有名な女優の芦田愛菜さんも自他ともに認める活字中毒者の一人で、活字が読みたくてキッチンにある調味料の原材料表示を読んでしまうこともあるのだとか。

芦田愛菜さんだからそんなエピソードも可愛いですが、ここまでいくとかなり筋金入りな感じですね!

 

あなたも活字中毒? 簡単セルフチェック

さっそく、活字中毒度をチェックしてみよう! 項目は全部で9つ。当てはまった項目が多いほど、活字中毒レベルが高いです。


□ 本、または電子書籍を持ち歩いている
□ 旅行にも本を持っていく
□ 本屋があれば、旅行中でも入る
□ 本屋で1日を過ごせる
□ 調味料の原材料表示など、興味のない文字をつい読んでしまう
□「あと5分だけ」でやめられたたしめがない
□ 優先順位の一番が読書
□ 生活に支障が出てる
□ 活字を読まないとワナワナしてくる


あなたはいくつ当てはまりましたか?

↓↓↓

・1~2個 → まだまだ大丈夫!
・3~5個 → 初期症状は通り過ぎています。
・6~8個 → もう引き返せないです。むしろ極めましょう。
・9個 → 完全に活字中毒です。自称しても文句なし!

すべて当てはまったらなかなかの重度(褒め言葉)だと思いますが、漢字の多いページを見るだけで拒絶反応を起こす私にとっては羨ましくも思えます。

 

わずかな隙間時間でも読める! おすすめ本5

上記のセルフチェックでもわかる通り、とにかく活字を読むことが好きな活字中毒のみなさんにとって、わずかな隙間時間も大事な読書タイムになります。

「人との待ち合わせ」「電車一駅分」「カップラーメンができるまで」「デパートのエレベーター待ち」(←カップラーメンよりも長いかも!?)など、いかなる時でもサクッと読めるおすすめ本をご紹介します。

 

ショートショートの神・星新一の
『ボッコちゃん』

ボッコちゃん
星新一(著)、新潮社

ショートショート(短編よりも短い小説)と言えば、星新一さんの作品は絶対あげるべきでしょう。
短い物語の中にしっかりとした構成がたてられ、見事な伏線の回収が特徴的な作家さんです。はじめて星さんの作品を読む人もきっと気に入るはず。

『ボッコちゃん』では、ブラックユーモアや風刺の効いた50の物語が楽しめます。お湯を沸かしているあいだの隙間時間にどうぞ。

 

25,420編の中から選ばれた58編
『ショートショートの広場』

ショートショートの広場
星新一(編集)、講談社

ショートショート・コンテストの応募作品25,420編の中から、星新一さんが選りすぐった作品が収録されています。

プロ!?と驚くような作品も多数収録されていて、さまざまな作風が楽しめる満足な1冊。電車の乗り換え待ちのときにいかがでしょうか。

 

名作文学がだいたい10ページ!
『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』

有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
ドリヤス工場 (著)、リイド社

太宰治の『人間失格』から始まり、フランツ・カフカの『変身』や夢野久作の『ドグラ・マグラ』など、有名すぎる文学作品がドリヤス工場氏の漫画となって収録されています。

作品ごとに著者のプロフィールも載っていて、「作家ってやっぱ変人だなぁ」「自殺多い!」など興味津々になるエピソードも多々あります。本作はシリーズ化されていて、累計20万部も売れているそうです。たしかにこれは集めたくなるのも分かります。

 

海外作品を超短編で読むなら…!
『SUDDEN FICTION』

SUDDEN FICTION
アンソロジー、文藝春秋

アメリカのショートショートが576ページ、70編も収録されており、さらに翻訳を手がけたのが村上春樹さん、小川高義さんという豪華な1冊。

1編ごとに作風が変わるので隙間時間にぴったり! めまぐるしく展開していくので、せっかちさんにおすすめです。

 

有名作家が贈る、とっておきの短編
『短編工場』

短編工場
集英社文庫編集部 (編集)、集英社

伊坂幸太郎さん、石田衣良さん、村山由佳さんなど12人の作家の短編を収めたアンソロジー。

有名な作家さんが多いのでお得感もいっぱい、面白さは保証付きです。新たなお気に入り作家をぜひ見つけてみてください。シリーズに『短編復活』もあるようです。

 

「あと一話」とならないようにご注意を(笑)

どれもサクサク読めるので、ついつい「あと一話」とならないようにご注意をくださいね。

以下の特集では、「ぜったい面白い」「とにかく読んで!」と担当者がイチオシの短編小説をご紹介しています。ぜひ、お好きなジャンルから読んでみてください♪

おすすめ関連記事
本の虫=読書好き? 本の虫の意味と1日の平均読書量