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夜眠れなくなる!一気読みしたい小説おすすめ5選


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展開が気になって途中で止められず、時間を忘れて読み続けてしまうような小説に出会った体験が一度はあるのではないでしょうか。今回は、ファンタジーからミステリー、歴史ものまで幅広く、読む手が止まらず夜更かししてしまうような小説をご紹介します。

 

最初から最後まで目が離せないミステリー!宮部みゆき『火車

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いくつもベストセラーを出している宮部みゆきさんの中でも、「スピード感がありのめり込んでしまう」ということで人気が高い作品が『火車』です。
失踪した女性を刑事が探っていきます。小説のカテゴリーとしてはミステリーに入りますが、「借金」「多重債権」といった内容を扱っていて社会的な側面も強く出ています。何度でも読み返したくなる名作です。

■『火車』宮部みゆき(新潮社)

 

「暦」に人生をかける人々を描く熱い作品!冲方丁『天地明察

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『天地明察』の舞台は江戸時代。自分の仕事に打ち込めず、今でいう数学にあたる「算術」にのめりこんでいる侍が主人公です。
当時の「算術」は学者だけのものではなく、身分を問わず多くの人が熱中していました。

主人公の渋川春海は、その算術の能を買われて「暦」を改めるという国家的な計画に関わることとなります。主人公を取り囲む人物は、「算術」のライバルや、「暦」に人生をかける先輩たち、違う暦を採用させようとする勢力などと、時に主人公と対立し、はげまし、希望をくれる魅力的なキャラクター揃いです。コンピューターのない時代に、足で観測した情報と自分の頭だけで国家を動かす「暦」に挑戦する姿は心が熱くなります。

■『天地明察』冲方丁(角川書店)上下巻セット

 

学生から大人まで魅了する壮大なファンタジー!小野不由美『十二国記

中高生のころに、この『十二国記』シリーズに出会って、翌日学校があるのについ夜更かししてしまったという人も少なくないはず。
「月の影 影の海」から始まる『十二国記』シリーズは、鮮やかに描き出される異世界、決してきれいごとでは終わらない物語、愛すべきキャラクター達によってたくさんの人々を魅了してきました。

人物がしっかりと描かれているので、感情移入しながら読むこともできます。シリーズで何冊も出ているので、ハマってしまうとしばらく戻って来られなくなるかもしれません。

■『十二国記』小野不由美(新潮社)セットシリーズ

 

世界に衝撃を与えた作品!スティーグ・ラーソン『ミレニアム

『ミレニアム』は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソン氏によって書かれたミステリーです。世界各国でベストセラーになり、日本でも人気を博しました。かつて月刊誌の発行責任者を務めていた主人公に、失踪事件の依頼が舞い込むところからストーリーが始まります。

スウェーデン人の登場人物たちの名前を覚えるのに少し苦労するかもしれませんが、だんだん覚えてきたころには続きが気になって仕方なくなるでしょう。第3巻の「眠れる女と狂卓の騎士」まで各上下巻というボリュームですが、ぐいぐいと読めます。作者が亡くなったことにより、4巻からは構想をもとに別の方が書いています。

■『ミレニアム』スティーグ・ラーソン(早川書房)文庫版セット

 

青春を一緒に駆け抜ける!佐藤多佳子『一瞬の風になれ

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さわやかな気分になりたいならこの『一瞬の風になれ』をおすすめします。高校生を主人公としたこの小説は、陸上を通して一度しかない青春を描く作品です。サッカーに挫折した主人公が陸上を始め、打ち込んでいく姿はつい同じ気持ちになってのめりこんでしまいます。文字を読んでいるだけなのに一緒に走っているような疾走感。全3巻を読み切れば、彼らの青春を一緒に過ごしたような気分になるでしょう。

■『一瞬の風になれ』佐藤多佳子(講談社)文庫版全巻セット

 

まとめ

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一気読みにおすすめの作品を5作品ご紹介しました。一気読みできる作品を読み終わったときの、何物にも代えがたい満足感は読書ならではの体験です。作品の世界に入り込んで、主人公たちと一緒に過ごすぜいたくな時間をぜひ味わってみてください。

 


【もっと夜ふかししたい方はこちら】

 

ライター

ワカシマ
ワカシマ
ミステリー小説、マンガ好きな30代主婦です。一度読みだすと、結末が早く知りたくて、一気に読んでしまいます。本を読んでいる時の集中力はハンパないです。