夜中に読まないで! 背筋が凍る、おすすめの怖い本
更新日:2019/10/24
趣味はもちろん読書! 本大好きサカモトです。
みなさんは、ホラー小説ってお好きですか?
背筋がゾ~ッとするような感じがたまらない! ……ですよね?
ブックオフオンラインでは「こわい本100冊特集」なるものがあります。さまざまなこわ~い本を、ジャンル別に100冊並んでいます。
ここでは、そんな特集で紹介されている本や、個人的におすすめしたい作品をご紹介します。
おすすめの怖い本1
『うわさの神仏 日本闇世界めぐり』
『うわさの神仏 日本闇世界めぐり』
加門七海(著)、集英社
表紙だけ見ると「すっごい怖そう!」な感じではないですが、中身も同じ。怖いんですが、ついつい笑ってしまうエッセイです。
オカルトや寺社仏閣を愛する加門七海さんが、全国各地にある怪しい場所に自ら赴いて様子をレポートをしてくれます。
加門さんの独特な切り口が面白く、「これ本当は怖い話なはずなんだけどな……」と思わずにはいられません。
おすすめの怖い本2
『ふちなしのかがみ』
『ふちなしのかがみ』
辻村深月(著)、角川書店
直木賞や本屋大賞を受賞した辻村深月さんの、現代版「学校の怪談」的な作品。
夏に読みたい、どろっとした人間の欲望にまみれた短編集です。ホラーミステリーのジャンルが好きな方におすすめですよ。
怖さは控えめではありますが、日常と非日常が入り交じり、不思議な世界に入り込めます。
おすすめの怖い本3
『墓地を見おろす家』
『墓地を見おろす家』
小池真理子(著)、角川書店
新築の格安マンションの一室を購入した哲平は、妻と娘とともにそこに移り住みます。
そこからさまざまな恐怖が家族を襲うのですが……、いやー、もう、怖かった! これから引越しというものが出来なくなりそうです……。
かなりリアリティがあるので、夜中に1人で読むのはやめましょう。
おすすめの怖い本4
『谷崎潤一郎 犯罪小説集』
『谷崎潤一郎 犯罪小説集』
谷崎潤一郎(著)、集英社
文豪、谷崎潤一郎の短編集で、「柳湯の事件」「途上」「私」「白昼鬼語」の4作が収録されています。
ホラーというよりはミステリーのジャンルですが、これがなかなか怖いんです。狂気に満ちています。
『春琴抄』『細雪』などの作品しか読んだことがないのであればぜひ。
おすすめの怖い本5
『残穢』
『残穢』
小野不由美(著)、新潮社
竹内結子さん主演の映画も話題となった『残穢』。
東京のとあるマンションで起こる怪現象に主人公たちが迫っていくホラー作品。ドキュメンタリーのように物語が語られます。
一人暮らしの方にはおすすめしません。誰かがあなたのことをじっと見つめているかもしれませんから……。
ホラーに挑戦してみては?
今回ご紹介した作品以外にも、こわい本はこの世にたくさん存在します。ぜひ自分にあった作品を探してみてくださいね。
【おすすめ記事】閲覧注意 実話を元にした怪談集
ご紹介しきれなかったこわい本はこちらの特集で。小説以外に、漫画や児童書もご用意しています。