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『考えない台所』を実践して家事をラクにする!


 

習慣とルールが決まれば、台所しごとは劇的にラクになる。

一日中、ずっと料理のことを考えていませんか?

・毎日、時間に追われている。

・台所に立つのが憂うつ。

・余裕ある生活へのあこがれ。(帯)

 

帯に惹かれて本書を手にとった私。何を隠そう私はこのタイプでした。そして本書を読みはじめたのですが……まさに目から鱗の連続だったのです。

この帯を見て「私だ!」と思った方。大変参考になる一冊なので、本書を読むことを強くおすすめします。

 

『考えない台所』とは……

『考えない台所』
高木ゑみ(著)

 

一度、人気の飲食店の台所を想像してみてください。何百人・何千人ものお客様が来店する人気店。料理人たちは、かぎられた時間のなかで、何十人の料理を並行して作りつつ、結果的に最高の料理を提供しています。

なぜこのようなことが可能なのでしょう?それは、ルールが習慣となり、料理人たちは考えるまでもなく手を動かすことに専念できるからなんですね。

もし家庭でも同じように、ルールを作り習慣とすれば、人気店のように効率的に美味しい料理を作ることができるのです。

 

『考えない台所』を一言で言うと

「今日の献立は何にしようかなあ……」「あれはどこに置いたかなあ……」など考える作業をなくすことを目的とした、『正しいルールを知って、効率的に台所しごとをこなすための本』です。

台所しごとを上手く行うことは、人生を大きく変える秘訣でもあります。

 

また、本書は、以下の7章にて構成されています。

・マインド編

・準備編

・調理編

・冷蔵庫編

・収納・片付け編

・道具編

・(付録)仕込み&栄養満点レシピ

 

10万部を超えたベストセラーとなっているこの作品。どのようなノウハウが書かれた本なのでしょうか?私は本書を読んで取り入れたルールはたくさんあるのですが、そのうちのひとつをご紹介したいと思います。

 

<冷凍庫のルール>冷凍庫の賞味期限を、カレンダーで「見える化」する

『つくおき』という言葉が流行したことからも分かるように、『冷凍保存』は、忙しい主夫・主婦の味方ですよね。

特売品のお肉、使わなかった野菜、作り過ぎてしまった料理、余ったごはんなど、なんでも冷凍保存するという方は多いと思います。

冷凍保存でよくありがちなのが、冷凍庫に入れっぱなしの結果、ゴミになってしまうパターン。または、解凍しても美味しくなくゴミになってしまうパターンです。

特に、作者の高木さんは、料理教室を主宰していらっしゃるので、試作品や下ごしらえの冷凍、日々の食事の冷凍など、大量に冷凍を活用されるのだそう。でも、いくら暗記力があっても全部覚えておくのは無理だと悟り、「冷凍カレンダー」をつけることにしたのだとか。

 

冷凍カレンダーとは、作って冷凍した日から、1週間もしくは2週間と期限を決め、カレンダーに賞味期限の日を書き込むもの。冷凍庫の在庫と賞味期限の「見える化」です。

手作り惣菜でも、冷凍すればある程度日持ちしますが、期限は自分で設定しましょうね。p128でもお伝えした通り、2週間がおいしく食べられる目安です。

たとえば今日が4月1日なら、2週間後の4月14日のカレンダーの欄に「白いごはん2人分」と書き込み、使い終わったら次々と消していきます。この消す作業が、快感でたまらないのです。(p137)

 

こちらを見て、読者のみなさまはやってみたいと思ったでしょうか?もしくは、面倒だと思ったでしょうか?たしかにルール化→習慣化するまでは面倒かもしれません。

 

ですが、冷凍カレンダーのメリットは


・「冷凍品をうまく使いこなしている自分!」「時短できている自分!」「もう1品、食卓に出せている自分!」とモチベーションが上がります。

・すでに調理や下ごしらえが終わっているだけの料理が1品でもあれば、気持ちが楽になります。

・冷凍保存していた料理を、美味しいままで食べることができます。(冷凍保存の目安は2週間)

・冷凍庫を「じょうずに回せる冷凍庫」へと変えることができます。


とたくさんあります。

 

私自身、本書を読んで冷凍カレンダーをつけるようになりましたが、冷凍品を美味しく効率よく賢く活用できている自分を嬉しく思うようになりましたし、始めてよかったと心から思っています。

ぜひ騙されたと思って一度やってみてくださいね。

 

『考えない台所』を読んで家事をラクにする

いかがでしたでしょうか?『考えない台所』は、これから先ずっと続く家事を劇的にラクにしてくれるルールがたくさん詰まっています。

ぜひ参考にしてみてください。

 


今回ご紹介した書籍

考えない台所』高木ゑみ(著)、サンクチュアリ出版


 

毎日の暮らしをよりよく過ごすため、思わず「なるほど!」と頷いてしまう本を集めました。

家事の知恵、ていねいに暮らすには……?

 

ライター

飯田 萌
フリーランスのライター。一児のママ。出産前まではリクルートで結婚情報誌を担当。現在はWeb媒体にて書籍、音楽、育児など幅広く執筆中。影響を受けた作家は白石一文。趣味はスイーツを愉しむこととドラマ鑑賞。